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−−−  第10章  −−−

 闇市はいつも面白いものが売っている。
 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。
 俺が買ったこのカメラもある日まではガラクタと一緒だと思っていた。
 何しろ、使い道が全く分からなかったのだから。

 先日、女子高生を相手にしてこのカメラの使い方はほぼ覚えられた。
 そう、このカメラを構えることで構えた者はいっぱしのプロカメラマンのようになり、被写体はいっぱしのプロモデルのようになり、その間には主従関係のようなものが発生するのだ。
 主従関係は絶対で、試した限りではかなり無茶なことも出来るようだ。
 今までの闇市の品物は人命に問題があるときは効果が解除されることがあったが、ひょっとするとこれはそんなことはないのかもしれないと思うほど何でも出来てしまう。
 そして、その影響は周りで見ている第三者にも現れる。
 どんなにすごいことをしていても、それでとがめられることがないのだ。ともすれば、傍観者を撮影の輪に引き込むことも可能なのである。
 ただ、このカメラにはフィルムを装てんすることが出来ず、記録を残せないのが難点か。

 このカメラの初めての餌食となった女子高生は、それがきっかけとなり操られる快感を覚えて奴隷に成り下がった。
 その奴隷を引き連れて俺は街に繰り出すことにした。
 人通りの激しい、にぎやかな通りでふと立ち止まった俺に奴隷は少し興奮した面持ちで不安そうに俺の袖をつまんだ。
「こ、ここでやるんですか…?」
 ざっと見ても老若男女を問わずさまざまな人がいる。こんなところではじめたら多くの人にいろいろなところを見られてしまうと奴隷は思ったようだ。
 それはそれで面白いが、やるにしてもこの奴隷を相手にするつもりのない俺はあたりを見回して再び歩き始めた。
 確かに老若男女揃ってはいるのだが、時間と場所が悪いせいか、生物学的に女と分類できる者は子供か、年寄り。よくてせいぜい太った中年女性しか見当たらない。
 俺的に女と分類できる範ちゅうの女が見当たらずにそのまま通りを抜けてしまった。
「はぁ〜。違ったんですね」
 てっきりそこで何かされると期待していた奴隷はため息をついた。
 俺はそれを気にせず場所を変えて女性と呼べる女を捜した。
 それでも見つけられず、歩き続けるととある市立中学校の真正面に出た。
 グラウンドではブルマー姿の生徒たちが元気に駆けずり回っている。
 その姿を見てクスリと笑った俺を見て奴隷はどう思ったことだろう。
「ちょっと買い物に行ってきてくれないか」
 わざと丁寧な口調で奴隷に頼む。奴隷はその意図を感じ取ったようで、少し考えてからうなずいた。
 その場で走り書きしたメモを渡すと奴隷はざっと見て今来た道を小走りに戻っていった。
 俺はカメラを取り出して堂々と正門から入り、まっすぐ運動場に向かった。
 何人かの生徒がいぶかしげに俺を見る。それに気付いた体育教諭が俺のそばに近づいてきた。
 女性教諭だったらターゲットの1人に加えても良かったのだが、残念なことにいかにも的な体育会系のおっさんなどに用はない。
「君!関係者以外は立ち入り禁止なんだ!学校に用があるのならまず受付に行ってくれないか!」
 だが、それを無視して俺はカメラを構えた。
「何か、問題でも?」
「…いや、これは失敬…」
「女子生徒を数名借りますよ」
「ええ、何人でも構いませんよ」
「じゃ、授業終了まで全員を貸してもらいましょうか」
「ええ。終了まで…40分。どうぞ」
 簡単なものだ。
 顔からカメラを放してじかに女生徒たちを見る。普通ならクラスに数人は可愛い娘がいるものだが、このクラスはなかなかの粒ぞろいだ。
「君と、君と…それに君がいいな。前に出てきて」
 粒ぞろいの中でも特に可愛い、というか俺好みの3人を選んた。
 体育座りをしていたので、体型の程は未確認だったが、歩いてくる姿を見る限り3人とも出ているところはそこそこ出ている。
「ブルマーを膝ぐらいにまで下ろそうか、クラスメイトたちの目の前で」
 カメラを構えていなかったので、そこにいる全員が驚きの表情を見せた。
 しかしそれもカメラを構えた途端に、それが当たり前だと受け止める体制が出来あがった。
 3人とも、いや、そこにいる全ての生徒たちが内心ではおかしいと思っているはずだが、それを否定するものは誰1人としていない。
 カメラを向けられた途端に3人はわずかにかがんでブルマーに手を添えた。
 親指がブルマーの中に入り、ぐいっと少し後ろよりに広げながらブルマーを下ろしてしまった。
 ピンク地に無数の白いはん点、純白で正面上部に小さなリボン、妙に薄く白い生地の脇に何かのキャラクターの絵。3人3様だがいかにも年頃らしいパンティーが顕わになる。
 3つのブルマーはいずれも3人の膝でくしゃくしゃに丸まってとまった。
「おい、座っている君ら。そのままじゃ後ろのほうが良く見えないだろう。彼女たちを中心にして円を組んだらどうだ?」
 どうせなら、知り合いに恥ずかしいところを見られていることで羞恥を感じる彼女らを見てみたいと思ったのだ。
「ついでにパンティ見せてくれている3人。恥ずかしいだろ?感情を声に出してほしいな。首から上は意思通りに動かしてごらん」
 このカメラを使うと、感情があるのに覆い隠されてしまうと言う何とももったいない状況になってしまう。
 それを打破すべく思いついたのがこの言葉だ。
「や、やだ。そんなに見ないで」
 立っている3人はそれまで何の反応もしていなかったが、座っていた生徒たちが正面もしくは真後ろに集中して座りなおすと1人が声を発した。
「やだなんて言わないで、せっかくみんなが見てくれてるんだ、その場でゆっくりと回って」
 伸縮性の高いブルマーは膝にあっても動きを邪魔にすることはないようで、3人はその場でゆっくりと回り始めた。
 ピンク地のパンティは丈が短く上のほうからお尻がはみ出ている。白地のパンティはお尻全体を丸々包んでいる。薄い白地のパンティは少しハイレグ気味だろうか。
 これもまた3人3様だが、3人ともキュッとしまった可愛いお尻をしていることに変わりはない。
 正面に向き直った3人は顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「下向いてたら可愛い顔が見られないじゃないか。顔を上げてパンティを下ろしてみようか」
 3人ともピクリと身体が震える。
 今買い物に行かせている奴隷に使ったときはそんなことはなかったはずだが、一部を自由にすると全体に影響が出てくるようだ。
 羞恥心を表に出しつつも拒絶はしない3人の指はパンティに掛けられた。
 軽くかがんでブルマーのすぐ上までパンティを下ろすとその場に直立しなおす。
 数十人のクラスメイトたちの視線が集中する3人の股間にはそれぞれの濃さ、形をして生える陰毛があらわになった。
 一番内気そうな娘が隠したいのに隠せないつらい状態の中で今にも泣き出しそうに顔を歪めている。
 それに気が付いた俺はその娘の股間にレンズを近づけた。
「ああ、だめぇっ。そんなに近づいちゃ!!」
 俺の接近に気付いた娘は拒絶したが、やっぱり身体はそのまま動く様子はない。
「プッシーキャットとはよく言ったもんだ。君の大事なところは仔猫の顔そのものだよ」
 その言葉を聞いて娘は目をぎゅっと瞑った。
 娘の陰毛は恥丘の辺りにうっすらと生えている程度で、スリットを含む少女の大陰唇はまるで幼女のそれのようにはっきりと見て取れる。
 幼女の股間のように見えるのは、形のせいもあるだろう。小陰唇は少しもはみ出しておらず大陰唇もまだ硬いという感じで膨らみが感じられない。
 そこだけを見れば肌の色や質感も生まれたばかりの赤ちゃんのようだ。
 スリットを広げてくまなく探したとしても小陰唇の発達など見られないのかもしれない、娘の股間をじっと見つづけた俺は、いったん下がって別の娘の股間の正面へ移動した。
 なんとなく委員長が似合いそうな雰囲気で、やさしそうな顔立ちをしていたから選んだ娘だ。
 こちらの股間はさっきの内気そうな幼女娘とは打って変わって、大人顔負けの剛毛がびっしりと覆い尽くしている。
「すごいな。奥どころか地肌すら見えないじゃないか」
 この娘は泣きそうな素振りはまったく見せず、真っ赤になった顔をそむけることで絶えているように見うけられる。
 陰毛は見られても肝心なところそのものが見られているわけではないとでも思っているのだろうか。
 この娘は後回しにしようと決めて最後の1人の前に移動した。
 最後の娘は可愛いことは可愛いのだが、それを自覚していて少し鼻にかけていると言った雰囲気を持っている。
 股間の具合は…周りを剃って逆三角形に形を整えているように見うけられる。水着対策だろうか。
 この歳でこれほどまでも?と驚いてしまうほど溢れた小陰唇が股間から垂れ下がっている。
 肉ヒダとか、鶏のトサカだとかで表現されることがあるが、これほどのものはそうそう見られないのではないだろうか。
「何なんだ、このはみ出し方は。いったい何人のイチモツを咥えたらこんなになるんだか」
 直感的に3人のうちこいつだけは処女じゃないと判断した俺は遠慮なく直接聞いた。
 手を後ろで組んで、恥ずかしさなどかけらも見せずにつんとそっぽを向いていた娘はそのままの姿勢で口を開いた。
「覚えてないもん、そんなの」
 この歳で覚えていないほど相手にしたとは…。よくそれだけ相手を見つけられたものだ。相手はいったいどんなやつらなんだろうかと何気なく考えたとき、ピンときた。
「クラスの男子…だけじゃないな、学校中のほとんどの男子、男性教師陣までもがご兄弟ってか」
 円陣を組んで座っていたものたちの何人かが反応する。ビンゴらしい。
「じゃ、君はいろいろなことが出来そうだな。体操着とブラジャーを取って上半身裸になってくれ」
 股間に近づけていたレンズを離し、数歩下がって娘の全景を見る。
 と、少しも躊躇せずに体操着をばっと脱ぐとピンク地のパンティとお揃いのピンク色のブラジャーがあらわになる。
 そしてそのブラジャーも躊躇せずに外すと、娘は見せつけるように胸を張って両手を腰に置いた。
 Bカップぐらいだろう、ここだけは歳相応なのかなと思いきや、ブラジャーが外された途端、これまた大人顔負けの真っ黒な乳首が現れた。
 濃い赤やこげ茶などでは決してない、真っ黒だ。
 無論、使いこむと黒くなるなんて俗説を信じているわけではないし、アジア系人種は大人になると色素が沈着して黒っぽくなりやすいと言うことは知っているが、それでは説明が出来ない。
 正直なところ、ロリータと言っても過言ではない年端の娘の身体がここまで変化をきたしているのは尋常とは思えない。
 俺があっけに取られていると、校門のほうから俺を呼ぶ声が聞こえた。
 振り向くと声の主:奴隷はいくつかのビニール袋を下げてかけてくる真っ最中だった。
「遅いぞ。…あと30分しかないじゃないか」
 奴隷が買ってきたものは、子供用自転車のタイヤチューブ、サラダオイル、それにイチジク浣腸だけだ。
「きみ、四つん這いになって…いや、馬飛びの馬の格好が良いな、全てが見えるように向こうを向いて」
 やはり躊躇することなく淫乱娘は体制を整えた。
 他の2人は下半身丸出しのまま事の成り行きを見守っている。
「おい、この淫乱娘の2つの穴に油を塗ってほぐしておいてくれ。そうだな、君がおネエさま役で3人をいじめるってのがいいな」
 奴隷に命令する。
 奴隷は買ってきたばかりのサラダオイルの蓋を開けて、淫乱娘のお尻の谷間に向けてツーッと垂らした。
 すべりの良いサラダオイルは娘の肛門で一度止まりかけたが、ある程度の限度を超えるとさらに下へ垂れ始める。
 肛門のすぐ下はスリットだ。サラダオイルはスリットにまんべんなく行き渡り、余分が腹部へ流れ始めた。
 それを確認した奴隷は垂らすのをやめ、今度は自分の手にサラダオイルを塗りたくった。
 そして合図も何もしないで2穴同時に指を挿し入れる。
 ずぶりっ!!
 ビク、ビクウッ!!!
 声こそは出なかったが、淫乱娘の身体は大きく震えた。
「い、痛いじゃない!もっと優しくやってよ!」
 震えが収まってから怒鳴り声を上げてきた。
「優しくやるなら端っからこんなことやってるわけないでしょ、おバカさん」
 これがこの奴隷の資質なのか、カメラの影響で役になりきっているだけなのか、妖しい笑みを浮かべて奴隷は淫乱娘の2つの穴に挿した指を出し入れし始めた。
「肛門の中はどうだ?便秘ってことはないだろうな?」
「指が届く範囲には何もないみたいです」
 指を動かしながら奴隷が答える。
「ふむ、一応浣腸して中をすっきりさせておこうか」
 浣腸と言う言葉を聞いても動じない。
「ついでに他の2人にもやっておこう」
 娘の動じない反応がつまらなく思えた俺は、立ち尽くしている2人にレンズを向けて言い放った。
 が、浣腸そのものに嫌悪感がないのか、2人の反応もいまいちだ。
 このとき俺は気付かなかったが、幼女娘は浣腸が何であるかを知らず、委員長娘は浣腸なら少なくともこの場を離れられるものと思いこんでいた。
 俺の言う浣腸がどれほど恥ずかしいことか理解している奴隷は3人に同時に浣腸すると聞いて嬉しそうに準備をはじめた。
「いくつ、挿しますか?」
 さすがによく分かっている。メモに個数は書いていなかったが、そこそこの個数は買ってきてあるようだ。
「どうせお前のことだ、大人用を用意してあるんだろう?1つずつでも十分だろう。が、今お前が触っている娘にだけは2ついっとけ」
 袋から出された箱はやはり普通のイチジク浣腸よりも大きい。何気に見ると150mlと書かれている。
(あれが浣腸なんだ…)
 そう思ったのは幼女娘だ。
(あれ?あんなに大きいものだった!?)
 大きさをいぶかしく感じたのは委員長娘だ。それが自分の肛門にこれから挿されるという事実はそれなりの衝撃だったのか、身体がわずかに震える。
 相変わらず動じないのは淫乱娘だ。
 幼女娘と委員長娘は奴隷に促されて淫乱娘の両隣に移動して同様に馬飛びの馬のような格好になってお尻を突き出した。
 3人ともお尻の奥のスリットと肛門がよく見える。
 嬉しそうにいそいそを準備を終えた奴隷はまず1つ目を幼女娘に、2つ目を委員長娘に挿した。
「ひゃああっ」
「ううっ、は、恥ずかしい」
 が、まだ薬液は注入しない。
 電車の中で浣腸器を突き刺したまま放って置かれたことがよっぽど記憶に残っているのだろう。
 ピンクの球体がウサギの尻尾のように2人のお尻から生えている。
 そんな状態のまま、奴隷は淫乱娘の油だらけの肛門に3つ目の浣腸器を挿した。
(ま、まさかこのままさらし者…?)
 委員長娘は自分がいかに恥ずかしい格好をしているか理解しているようだ。
「おい、時間があまりないんだ早いところ入れちゃってくれないか」
 もう20分しか残っていない。
 奴隷は少し考えて、淫乱娘に挿した浣腸器をぎゅっと握った。
 途端に今まで無反応だった淫乱娘の身体がピクリと震え、内股に鳥肌がうっすらと立った。
「うっ、ふう…っ」
 羞恥による衝撃ではなく、勢いよく薬液が注入されたせいだろう。
 空になった浣腸器を抜いた奴隷は、立て続けに淫乱娘に2本目の薬液を注入した。
 2本目の空になった浣腸器は抜かない。やはり電車での記憶が影響しているようだ。
 そのまま委員長娘のそばに行って、同様に浣腸器をぎゅっと握る。
「ひあっ、は、入ったあっ」
 さらに幼女娘のそばに行って、ぎゅっと一掴み。
「くあああんっ」
 3人のお尻には潰れた浣腸器がそのまま残された。
「私がいいって言うまで出しちゃだめよ」
「えっ?おトイレには行かせてくれないんですか?」
 3人が驚く。
「当たり前でしょ。せっかくこんなにギャラリーがいるんだし。ねえ、ご主人様」
 俺は答える代わりに笑みを返した。
「さて、時間がないんですよね、どうします?」
「持って5分だろう。それまでに次の準備をしておいてくれ。タイヤチューブだ」
 タイヤチューブは中の空気を完全に抜かれた状態で2つ折りにし、巻かれた状態で売られている。
 広げると、バルブが真ん中に来るように折られていた。
「これで縛るんですか」
「いや、挿すんだ。サラダオイルをたっぷり塗っておいてやってくれ」
 それを聞いて奴隷はぞくりと身体を震わして自分のお尻に手を回した。
 16インチのタイヤチューブは半分に折られていると60センチほどもある。そして今は浣腸の真っ最中。こんなものが自分のお尻に入れられたら…と考えてしまったようだ。
「チューブは2本用意してくれ。1本は淫乱女に、もう1本は2人に使ってもらうから」
 俺の言葉に、使い方が分からない奴隷は考えながらもサラダオイルを2本のタイヤチューブにすり込み始めた。
「うっ、くっ」
「く、苦しい…っ!」
 1分もしないうちに3人とも苦しそうにうめき始める。
 が、出すなと命令した奴隷はその様子を見て笑うだけでどうにかしようとすらしない。
 それぞれのお尻が時折ぴくぴくと痙攣する。
 座っている生徒たちはそのお尻の動きに集中しているが、目の前を陣取っている者は逃げないと大変なことになると分かっているのだろうか。
「くっ、はあっ、はあ…っ」
 それまで無反応だった淫乱娘も薬には逆らえなかったようで、苦しそうにもだえている。
「おい、そろそろ2分、次に進んでくれないか」
 時間が短いことを少しつまらなそうにしながらも奴隷はうなずき、3人に排便の許可をした。
「う、うそ、本当に…?ここで…?」
「い、いやーっ、だめーっ」
「み、みないで、みないでーっ」
 ブバババッ!!!
 爆音と3人の声が校庭中に響き渡った。
 勢いは我慢していた分だけあり、一番前に座っていた男子生徒を含む数名に汚物が直接振りかかった。
「うわっ、き、汚ねぇ!!」
「きゃーっ」
「わーっ」
 生徒たちが一時的なパニックに陥った。が、3人とも全てを出しきった頃にはそれも収まる。
 3人とも校庭で、みんなの前でこんなことをさせられるとは思ってもみなかったのか、泣き出してしまった。
「あら、泣いた顔も可愛い。可愛いとこれだから得よねぇ」
 油まみれの手で淫乱娘の頬を撫でながら奴隷が言った。
「さ、お楽しみはこれから」
 その背後に回った奴隷は淫乱娘の肛門に指を突き刺した。
「ふああっ」
 浣腸のせいで少し敏感になっているようだ。
「具合は良いようです。チューブを入れればよろしいんですよね」
 奴隷はバルブの位置が端に来るように折り直したそれの、バルブとは反対側の端を淫乱娘のお尻にあてがおうとした。
「いや違う。バルブが真ん中に来るようにして、チューブの半分だけを肛門に、残り半分は前に入れるんだ」
 それを聞いてなるほどと感心した奴隷はチューブを折りなおし、チューブの先端を丸めて指が簡単に入ってしまう肛門に押し込み始めた。
「う、くぅ…」
 最初は結構抵抗があったが、ある程度入って先端が直腸にたどり着くとあとは簡単に入っていく。
 ズブ、ズブブブ…。
 押しこむたびに少し塗りすぎたサラダオイルが肛門でせき止められて下のほうへ流れていく。
 30センチほどがあっさりと淫乱娘の肛門に納まった。
 さらに膣めがけてもう半分を入れていく。こちらは丸める必要もなく、抵抗などまったくなく入ってしまった。
「さ、今度はあなたたちの番」
 もう1本のチューブを手にとってまず委員長娘の背後に近づいた。
「いや、やめてッ。私まだ経験がないのッ、そんなものが初めてだなんていやッ」
 初体験の相手は子供用自転車のタイヤチューブですなんてまさか言うことも出来ないだろう。俺もそんなことを言わせるつもりはない。
「君が処女だってのは分かってるさ。奪うつもりはない。おい、さっきみたいにして半分をそいつの肛門に挿してやれ」
「い、いやーっ、だめ、やめて、だめーっ」
 しかし奴隷はチューブの先端を丸め、委員長娘のお尻に手を添えた。
 ぐにっ。
「い、いたいっ」
 委員長娘の肛門は自力で締めることは出来ないし、浣腸の影響もあってゆるゆるだが、初めて異物を挿入させられるという精神的ショックもあってか、かなり痛がっている。
「いたいっ、やめ、やめてっ、はっ、はふっ、くうっ」
 なまじ首から上だけが普通に動かせる分、被虐感がいっそう高まる。
 先端が直腸に入ると委員長娘の叫びに変化が現れた。肛門を傷つけるような直接的な痛みではなく、直腸全体を押し上げるような鈍痛に変わった影響だ。
「お、おおう、あおっ」
 口が自然に開いてしまうせいでまるでオットセイの鳴き声のようだ。
 そうやって委員長娘が痛さを表現すればするほど奴隷は嬉しそうに笑みをこぼす。
 半分の30センチが入り終えた頃、委員長娘の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっていた。
「さ、あとはあなただけ。いらっしゃい」
 次にどうすべきか理解した奴隷は幼女娘を手招きで呼び寄せた。
「こっちにお尻を向けて」
 言いながら奴隷はまだ残っているチューブの先端を丸め始めた。
 そして幼女娘の肛門に指を挿し入れる。
「ふ、ふああぁ…」
 外見が幼いせいで、同じ事をしてしまっても良いものかと不安があったが、肛門の開き具合は十分だ。
 そう判断した奴隷は迷いを捨てて幼女娘の肛門にチューブの先端をあてがった。
「ああ…っ」
 くずぐったそうにしていたのはそのときまでだった。奴隷の手に力が咥えられたとき、幼女娘の形相が変わったのだ。
「ぎ、ぎゃーっ、が、がっ…」
 甲高い叫びが響き渡る。
 幼女のごとき娘のお尻に黒いチューブが押しこまれていく様は滅多に見られるものではない。
 チューブが入れば入るほど幼女娘と委員長娘のお尻は接近していく。そうなると奴隷はやりづらくなるのだが、幼女娘の股下から手を回して押しこみつづけた。
 そして2人のお尻が密着して奴隷が手を離すとやっと絶叫が納まった。
「ひどい、ひどいよぉ…」
 幼女娘もまた涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして泣きじゃくっている。
「このままだと、2人が歩いたときに抜けるかもしれないな。そこらへんのやつらからハチマキを取って足を縛ってくれ」
 リレーをするつもりだったのか、カラフルなハチマキを持ったものが数人いるのだ。
 奴隷は4本のハチマキを取り上げて背中合わせに密着している互いの足を太ももと足首で縛ってしまった。
「ふふ、二人二脚…。歩くのもままならないわね。そうそう、もう1人もこのままだと抜けちゃうわね。あなたにパンティは要らないわ。ブルマーだけを元のようにはいて」
 もう1人とは淫乱娘のことだ。2つの穴にチューブを挿しこまれ、銀色のバルブが飛び出している股間は無惨とも言える。
 そんな淫乱娘は言われた通りにパンティを脱ぎ捨て、ブルマーだけを元のようにはき直した。
 はき直したと言っても、バルブが股下から突き出ていてきちんとはくことが出来ない。
 と、奴隷はどこから出したのか、カッターを取り出してバルブが突き上げている布の部分に切込みを入れてしまった。
 途端にバルブがブルマーの股下部から突き出し、ブルマーは身体のラインに沿って落ち着いた。
 紺色のブルマーの真下から突き出る銀色のバルブは卑猥だが妙に浮いている。
 それを見て満足げに笑った奴隷は袋の中から空気入れを2本出した。
 1本目のノズルを淫乱娘の股下から出ているバルブに付け、もう1本のノズルは合体している2人の間から下に伸びているバルブに付ける。
「これからどうなるか、分かるわよねぇ?」
 奴隷が3人に問うが、2人は泣いていて答えられそうもない。
 代りと言うわけではないだろうが淫乱娘が口を開いた。
「まさか…空気を入れるつもり…?」
「ピンポーン!では正解したご褒美に、その作業はあなたにやってもらいましょう」
 空気入れは地面に立てて、T字型の取っ手を上げ下げすることで空気を流し込むタイプだから、2つを並べれば同時に空気を流し込めるのだ。
(なによ、タイヤの太さぐらい)
 淫乱娘はその程度ならいくらでも咥えてきたんだと言いたげに俺を睨んで、奴隷から空気入れを奪った。
 そしてひと押し目。
 しゅこっ!
「!?」
 3人が同時に異様な感覚に頭を上げた。
 ふた押し目。
 しゅこっ!
「ふあ!?」
 3人とも鼻に掛かった声を漏らした。
 異物が中から膨らんでいく感覚が3人に襲い掛かる。
 しゅこっ!
「おおう!?」
 ググッ、ググッと少しずつだが滅多にいじることのない肛門を広げられていく感覚はおぞましい限りだ。
 最初のうちは異様な感覚で済んでいたが、休まることのない淫乱娘の作業はチューブを徐々に膨らましていった。
 しゅこっ!
「あ、ああ…うああ…」
 タイヤチューブはタイヤの普通の状態を見ている限り、細いと考えてしまいがちだが、チューブ単体で空気を入れると直径5〜6センチも軽く超えるのだ。
 しかも彼女たちの穴には折って入れられているので2本分。異様な感覚が痛みに変わるにはさして時間も掛からなかった。
 肛門に入っている部分は直腸いっぱいに広がり、肛門までもぐいぐいと広げ続けている。
 淫乱娘の膣に入っている部分は膣だけではなく子宮にまで到達していて外性器から内性器に至る全てを広げ続けている。
 その太さは淫乱娘のブルマーの股下部分でも膨らみつづけているチューブの盛り上がり具合からも想像が容易だ。
 まるでパンツの中にウンチをもらしてしまったかのように盛りあがる淫乱娘の股下…通常ではありえない形状を目の当たりにして男子生徒のみならず他の女子生徒たちも目が離せなくなっている。
 しゅこっ!
「ヒグッ!?」
 しゅこっ!
「フグッ!?」
 しゅこっ!
「グアッ!?」
 チューブが空気でいっぱいになったときの気圧は4〜5気圧程度だろう。つまりそれほどの圧力で肛門と膣が押し広げられているわけだ。
 淫乱娘は無意識に痛みを逃がそうとしているのか、爪先立ちになり膝を折って股を広げている。後ろから見るとこっけいな姿だ。
 空気が流し込まれると淫乱娘の背筋が緊張し、爪先立ちをより強くする。
 流し込まれるのが止まると背筋は緊張を解かれ、かかとが少し下がるのだが、またすぐに流し込まれて同じことを繰り返すのだ。
 ブルマーだけを身に着けた半裸の娘が自らの穴を拡張する空気を送り込むために空気入れを押している。
「も、もうやめへ(もうやめて)…」
 汗だくになった委員長娘が淫乱娘に言う。
「ほ、ほめられないんよ(止められないのよ)」
 口を動かすだけで肛門が震え、痛みとおぞましさが全身を襲う。そのせいで口を利くこともままならない様子だ。
 キーンコーンカーンコーン…
 そんな折、とうとう授業終了の鐘がなってしまった。
 まだ終わっていないのに…。
「空気入れはこれで終わりだ。休み時間中に着替えないといけないんだろう?」
 奴隷はバルブから空気入れのノズルを外してバルブをしっかりと締めると空気入れをしまった。
 これでこれ以上膨らまされる心配はなくなったわけだが、全てを広げようとする圧力が常に掛かっていることに変わりはない。
 その苦しさゆえに3人は歩こうにも上手く動けないでいる。
「はふっ、はふっ、ち、ちぎれるぅ〜」
 見た目より頑丈な人の身体がそう簡単にちぎれるはずもない。俺はカメラを男子生徒たちに向けた。
「おい、男子たち。このままじゃ彼女たちは着替えもままならないだろう。手伝ってやってくれ、ここで脱がすだけでいいから」
 目の前でクラスメイトの中でも得に可愛い3人の卑猥な姿を見せつけられて悶々としていた男子たちはそれを聞いていっせいに3人に駆け寄った。
「や、やら、みんな、やめれ!」
 無数の手が彼女たちの身体へ伸びる。
 幼女娘と委員長娘の体操着は脱がされると言うよりも剥かれるという感じでどこかにいった。
 本来なら外す必要のないブラジャーまでが消えうせる。
 靴を脱がされ、靴下も脱がされ、膝に絡まってたはずのブルマーとパンティも足首のハチマキを解かれて脱がされた。
 だが全裸と言うわけではなく、2人が離れないように太ももを縛り付けているハチマキだけは残っている。
 淫乱娘のほうも寄っていった人数は少ないながらもブルマーを脱がされ、靴下も靴も脱がされた。こちらは完全な全裸だ。
「よし、他のみんなは先に教室に帰っていいよ。彼女たちの汗だくの衣服は教室の目立つところに干してあげてくれ」
 そして3人以外の生徒たちは一斉に走って校舎に消えた。
 残ったのは裸の女子生徒3人と俺と奴隷。
 3人はゆっくりとだが校舎に向かって歩き始めた。
「ご主人様、あれ、すごいですね。痛くないんでしょうか」
 空気入れが終わった途端にのけ者にされた奴隷が俺の脇に立ってつぶやいた。
「パンパンに膨れたタイヤチューブのことか?痛いに決まってるだろう。例えて言うなら、お前がこのまえ便秘だったろう。あの便が直腸から肛門を経て外にまでつながっている状態だ」
「う…。ちぎれたりしないんですか?」
「ちぎれるかもな。だが、ちぎれて流れた血も撮影の一環だ」
 奴隷は自分の肛門がちぎれることを想像してまたも手をお尻に回した。
 今の3人の状態は例えで話した奴隷の便秘のそれとは実はまったく違う。太い異物が太いまま入るのとはわけが違うのだ。
 太すぎるのであれば肛門の表面が痛いだけで済む。まかり間違って入ってしまったとしても、少なくともそれは出し入れが不可能ではない太さと言うことになるのだ。
 しかし今は細い状態のものを入れただけで痛がっていたのにそれを内側から膨らませて限界以上に広げて、さらに空気圧によって広げつづけている。
 回数をこなせば慣れてくるかもしれないが、初めてということを考えればやりすぎ以外の何物でもない。
 しかもそんな状態の肛門をそのままに男子たちに乱暴に衣服を脱がされたのだ、それなりの衝撃があってもおかしくはない。
「はあっ、はあっ」
「ふうっ、はあっ」
 やっと歩き出したがその歩みは亀よりも遅い。
「早くしないと休み時間が終わるぞ」
「早く、動けるわけがないでしょ。動くたびに中でよれるんだからっ」
 淫乱娘が怒鳴る。
 なるほど、だからあまりよれないように大またを開いてそろりそろりと歩いているのか。
 だとすると、幼女娘と委員長娘はもっと酷いのかもしれない。なにしろ、互いが安心して歩くにはカニのように横向きに歩くしかないのだ。
 横向きに歩くには1歩出すたびに股を広げて閉じてを繰り返さなければならないのだ。そのたびに中のチューブを締めつける状態になってしまう。
 どうりで1歩進むごとに苦しそうにしているわけだ。
 たっぷり5分もかけて3人は校舎に入った。
 校舎内に入ると他クラスの生徒たちが大勢廊下などで遊びや雑談、一休みをしていた。
「うう、みんな、みないでぇ…」
 全員一度は必ず彼女たちを見る。しかしカメラの影響か、ごく普通の風景として捕らえて見続けたりはしないでいる。
 3人は強烈な視線を感じないでいられることを内心感謝して素足のまま上履きをはくと再び歩き始めた。
 彼女たちの教室はよりにもよって一番奥。強烈な視線は感じないまでも、多くの生徒たちに見られ続けた。
 そんな羞恥に絶えながらやっと教室についたとき、始業のベルが鳴ってしまった。
 汗だくの全裸のまま教室に入った3人のあとについて俺も教室に入ると、全員きちんと座って次の授業の準備を完了させていた。
 教室に入って真っ先に目に入った彼女たちの体操着は着るときの状態のようにつなげられ、その上に下着をつけられて天井から吊るされている電灯のカサに引っ掛けられていた。
 下着を外側につける辺りがいかにも子供っぽくて笑える。
 自分の体操着の状態に気付いた3人は顔をそむけて自席に向かって歩き出した。
「あ、ちょっと待てよ。自分だけじゃ着替えられないだろう?男子たち、手伝ってやってくれないか」
 途端に数人の男子が立ちあがり、制服を持って駆け寄ってくる。
 そしてばっと広げたブラウスを着せようとした。
「おいおい。そのまま着せるのかい?体育の後なんだ、汗を拭いて上げなくちゃ。ついでに筋肉痛にならないように全身くまなく揉んであげるってのも良いんじゃないかな」
 その言葉を聞いた男子たちは着せ掛けていたブラウスを剥ぎ取ってタオルで彼女たちの全身をふき始めた。
「いやーっ、やめてぇーっ」
 タオルを持っていないものは彼女たちのここそこを揉んでいる。
 特に委員長娘はクラスの中でも人気らしく、彼女の胸やお尻、股間には多くの手やタオルが集中している。
 俺は淫乱娘や幼女娘を無視して委員長娘だけを見つづけた。
 よく見るとスリットに突っ込んでいる指が何本か見え隠れしている。
 どうやらカメラの影響だけではなく自分の意思で触っている男子生徒がいるようだ。
「ご主人様、あれ、すごいですね」
 奴隷がさっきと同じ事を口にした。だがさっきとは違う内容だ。
「クラスメイトたちの無数の手で自由にならない身体を隅々まで触られる…、気持ち良さそうとでも言いたいのか?」
「はい…ちょっと。でも、あれじゃ胸は痛いだけだと思います」
 胸…注目して見ると数本の手がそこで重なり合っていて、握っているものもいれば撫でているものもいる、乳首をつまんでいるものもいるようだ。
「あの頃の膨らみ初めの胸って言うのはちょっと触るだけでも痛いんです。歩く振動ですら痛みに感じるくらいに敏感で、デリケートなんです。あんな風に握られたら…ほら、痛そうにしてる…」
 確かにさっきからずっと顔を歪めたままでいるが、それが胸の痛みのせいなのかは分からない。
「お前も痛いのか?」
 なんとなく聞いてみる。
「私は。膨らみ始めなんてわけはないですから痛いなんてことはないです。でもあんな風にぎゅっと握られたら痛いだけです」
 話をしながらレンズを淫乱娘に向けると、こちらは委員長娘たちとは違って男子生徒たちを牛耳っていた。
「抵抗できないからって変に触ったら承知しないわよっ。タオル越しに触れるんだからそれで満足しなさいよ」
 可愛さを鼻にかけているわけではなく、美貌で男をひれ伏させているタイプだったようだ。
 がに股で股間を広げている姿に威厳のようなものはかけらもないが、取り巻く男子たちは素直に言うことを聞いている。
「ほら、拭くのはもういいからブラウスを着せて。スカートは…足を閉じられないから上からかぶせてちょうだい」
 同じクラスなのにどうしてこうも違うものだろう。委員長娘は泣きじゃくるばかりで裸のまま好き放題に触られている。幼女娘も似たようなもので、収拾がつかなくなっている。
「おいおい、もう先生が来てもおかしくない時間。いい加減、服を着せてやれよ」
 俺の言葉に壁掛け時計を見て男子たちが慌てた。
 素肌に直接ブラウスを着せ、上からスカートをかぶせ、形だけ整えるとそのまま自席に戻っていったのだ。
 あっという間に着替えを済ませられた、と言ってもブラウスとスカートをつけただけだが…、委員長娘と幼女娘は相変わらず背中合わせのままで座ることも出来ずに立ち尽くしている。
 淫乱娘はバルブを横に倒しながら股下で膨らんでいるチューブに刺激を与えないようにゆっくりと座ることで何とかなったようだ。
「そのままじゃ次の授業が受けられないか。そのまま教壇の上でスカートをまくってごらん」
 委員長娘と幼女娘は黙ったまま自分でスカートをまくった。
 おいしそうなお尻が2つ、ぴったりと密着している。そして上から見ると黒いチューブが見える。
「じゃ、君はバルブをしっかり持ってここでじっとしてるんだ」
 幼女娘に指示すると、幼女娘は股下から手を回してバルブを手に持った。
 俺は2人を拘束しているハチマキを解き、委員長娘の横に立った。
「よし、それじゃ、ゆっくりと前へ進むんだ」
 これからどういうことになるか、実際には見えていなくても容易に想像できたはずだ。
 だが委員長娘は何も語らず、生唾をごくりと飲むとゆっくりと1歩目を踏み出した。
 1歩目だけでは何も変化がなかった。しかし2歩目。幼女娘のお尻から委員長娘のお尻が離れ、ズルッという感じで黒光りするチューブの一部が引きずり出された。
「ううっ」
 1歩進むごとにチューブはズルリズルリと委員長のお尻から出てくる。
「はあっ、はあっ、はあっ…」
 時折チューブとチューブの隙間に茶色いものが見えるがどろりとしたものばかりで固形物はまだない。ひょっとしたら出てくる直前にチューブを締めつける役目を果たしている肛門で綺麗に拭い取られているのかもしれない。
 委員長娘の1歩は非常に狭い。大きな1歩を出せない状況だからだろうが、おかげで異様に時間が掛かる。
 やっと20センチも出たであろう頃にとうとう教諭が入ってきてしまった。
 一応女性ではあるが、少々歳のいっている、いわゆるおばさんだ。
 まだカメラの影響を受けていない状態で、電灯のカサからぶら下がる3着の体操着とブルマーを見、教壇の上でお尻を丸出しにしている女子生徒を見、教諭は思わず一歩引いてしまった。
 よろめきかけつつも人を指導する立場にある教諭はその誇りで気を取り直して教室に入ってきた。
「これはいったい何事です?そ、それは!?」
 教壇に立ち、俺と委員長娘と幼女娘を見る。と、お尻に突き刺さっている黒く太い物体が視界に飛びこんだのだ。
 教諭は再びよろめいた。
「せ、先生ッ!見ないでください!!」
 さすがは委員長娘、教諭がまともだと分かったのだろう。
 が、おれはカメラのレンズをその教諭に向けて問いかけた。
「どうです?すごいでしょう。この2人はこんなに太いものを平気で咥えられるんですよ」
「へ、平気じゃありません。痛いんです!先生、助けてください!!」
 委員長娘は教諭に助けを求めたが、時すでに遅し。
「助けてだなんてあなたらしくもない。最後までがんばるのがあなたの良いところでしょう?」
 教諭はカメラの影響を受けてしまった。
「せん、せい…?人でなし!!先生にも何かしたのね!?」
 助けを求めることが無駄であると知った途端、委員長娘は俺を睨んで怒鳴った。
「何かしたなんて人聞きの悪い。何かするひまなんかあったかい?何かしたところを見たとでも言うのかい?クラスのみんなは、全校生徒は、この学校にいる全ての人は、君たちのそんな姿を撮影することに快く協力してくれているだけだよ」
 すこし精神異常者のような笑みを浮かべてやると委員長娘は黙った。俺に何を言っても無駄だと判断したのかもしれない。
「さ、お尻の穴をめいっぱい広げたそんな格好で凄んでもしょうがないじゃないか。早く抜いちゃおう」
 言った途端にいつのまにかに止まっていた委員長娘の歩みが再開された。
「うう…くぅっ」
 相変わらずズルリという擬音が似合う出かたをするチューブはあともう少しで抜けるはず。
 委員長娘は涙を流しながら歩きつづけた。
 出てきたチューブを見る限り、よくこんなものが入っていたなと思うほど太く膨らんでいる。もっとも内部では締めつけられてもう少し細くなってはいたのだろうが、それでもそれなりの圧力が掛かっていたはずだ。
 感心していると、ついに委員長娘のお尻からチューブが抜けた。
「はあ、はあ、はあ、ふう」
 両手を膝に置いて肩で息をしている。俺はそのお尻をじっと見ていた。チューブが抜けてからもぽっかりと開いたままの肛門がいつしまるのか待っていたのだ。
 が、しまる様子がない。それはそうだ。意思で自由に動かせないのだから俺が命令しなければ締められるはずがないのだ。
「一息ついたらこっちの肛門から抜くのを手伝ってあげてくれないか。半分が開放されたことで今はそれほど苦しくはないはずだけど」
 言うと委員長娘はすぐに向きを変えて黒光りするチューブのバルブ付近を持った。
「よし、それじゃ今度は君が前進するんだ」
 不安そうにしていたがやがて目を瞑って幼女娘は1歩目を踏み出した。
「ふあああっ」
 こちらは1歩目から体重移動が大きく、チューブが少し出てきた。
「おああおぅっ」
 2歩目でもずるりと出てくる。
「くあああんっ」
 3歩目、4歩目と歩くたびに出てくるチューブに合わせて発せられる声はどうにも色っぽい。幼女娘の顔も色よく紅潮しているのだ。
 まさか感じている?
 激痛だけだった限界以上に広げられていたときよりも少し細くなったことで程よくなったチューブが自分の歩みで引きずり出されていくと言う背徳感で幼女娘の心はいっぱいになってしまったのだ。
「くうううぅんっ」
 両手で自分の肩を抱きしめ、少し鼻に掛かった声を発しつつ歩く姿はSMに出てくる奴隷のようだ。
 ズルッ!!
「くおおああんっっ!!」
 チューブが抜けたと同時に今まで以上の声を発して幼女娘はその場に倒れた。
 その顔は少し満足げに見える。股間を覗きこむと半開きの肛門の下のスリットからは愛液が滴っていた。
 処女が肛門プレイでイクなんて思ってもみなかった。
 倒れてからもぴくぴくと痙攣している幼女娘を抱き上げると俺は委員長娘に預けた。
「保健室で休ませてやってくれ」
 その言葉が以外だったのか、委員長娘は少し驚いた表情をしたが、すぐに教室を出ていった。
「さて、残るはきみ1人だ。きみぐらいならそのままで抜くなんて朝飯前なんだろうね。それじゃつまらないから…」
 言いながら立たせた淫乱娘の脇にしゃがみ、スカートをめくった。
 ノーパンの股下に不気味に膨らむチューブがある。そのチューブから真下に伸びるバルブをいじって中の空気を一気に抜いた。
 ばしゅうっ!!
「ふあああぁぁ……」
 チューブ特有のにおいが辺りに漂い、今まで引き千切らんばかりに膨れていた股間の中の異物が元の細い状態に戻った。
「それはくれてやる。俺がいなくなってからに抜くも良し、そのまま入れっぱなしにしておくも良し、空気入れでまた空気を入れるも良し、好きにしてくれ。じゃあな」
 それだけ言うと俺は教室をあとにした。にこやかや笑顔で見送る教諭をあとに、俺と奴隷は玄関を目指して廊下を歩いた。
「あ、言うのを忘れてた」
「何をです?」
「抜くときは回りにだれもいないときにしたほうが良いってな。細いままだとくさいクソがいっぱいくっついて出てくるだろうからな」
 しかし時すでに遅かったらしい。背後の教室からくさいくさいという騒ぎと一緒に窓を開けていく音が聞こえてきた。
「ふっ、バカだな。新しい獲物でも探しにいくか」
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