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−−− 5日目(6/19) −−− |
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積算距離:678.04km 最高速度:40.5km/h 距離:70.57km/day 朝起きて、ラジオで聞いたところ5時の段階で低気圧が九州、四国の中ほどにあって東海地方は雷を伴う強い雨が1日降り続けるとか…。 梅雨だからね、今までが良すぎただけでこれが本当なんでしょう。 その後、6時の段階で東海地方は午前中は雷&強い雨、午後は夕方やむだとか。 今日はここにステイかと地図やらを見ていたら、地図が破けてしまいました。旅が終わったら捨てるつもりではいるけど、よりにもよって裏表ともこれから向う先のページ。旅が終わる前にぼろぼろになったら困るんだけどなぁ。 結局我慢できずに10時半に小雨の中を強引に出発。 初日から気になっていたのですが、今回の旅では閉店セールの文字がやけに目立つ。そういう時期なんでしょうか。 そんな看板の間に、マックの看板を発見。口の中がフィレオフィッシュの体制になりました。が、着いたところは時間が12時ということもあり混雑状態。 諦めて足を進めることにしました。と、少し行ったところにもマックを発見。しかも空いてる。 ラッキー。 余談ながら、隣に座った親子3人のオヤジ。振興券で釣りを渡せだの、注文したものと違うだのと大騒ぎ。うるさいオヤジだなと思って見ていたら、ハンバーガーを両手で持って、両手首をテーブルに付けてまるで犬のようにして食い出した。うわー、サイテーオヤジ。 そこから更に1号線を西に向い、鈴鹿峠へ。 ここでは雨除けのポイントがなく、土砂降りの中での峠越え。ずぶぬれのまま道の駅「あいの土山」に入りました。 まさか、レストランぐらいあるだろうと思いつつ向ったらだだっ広い駐車場の奥にぽつんとたたずむトイレの小屋…ウソ、サイテー。と思いつつふと前を見たら、ちゃんとした道の駅がありました。 ほっとして中へ。ここでは無料の茶が飲めます。が、何か食べたいと思った私はレストランへ。品書き見ている間に店員がどこかに行ってしまったし、高いんで止めました。 で、売店に戻って再度お茶。ふと見ると小さい6個入りのモチを300円で売っているのを発見。 さっそく、お茶を飲みながら購入。 「この餅はアンコとか入ってませんよ」 どうやら私がすぐに食べると分かったようです。 「ええ、いいですよ」 「袋いりますよね」 「いえ、ここで食べきっちゃいますから」 そして休憩所に座って茶をすすりつつ、餅をパクリ。2つめに突入したところでおばちゃんが砂糖を持ってきました。 「砂糖付けて食べた方がおいしいよ」 え?と思いつつも素直に受けて食べてみると確かにおいしい。 すると、駅長がやってきて、「醤油はないのか?」 砂糖醤油で食べるとおいしいそうです。で、確かにおいしかった。 そこでは駅長さんは話好きで、近辺のいろいろなことを教えてくれました。 名古屋からその町を経由した高速が出来るとか、その他諸々、為になる話。 そして滋賀県の観光スポット付きの地図をくれました。これは非常に助かります。 さらに、雨でびしょびしょの私のためにしまってあったストーブを出してくれ、 「雨が降っているから野宿は無理だ。宿をどうしようかと思ってる」 と話したら「まるさ」という宿がいいと教えてくれました。 また、駅長さんの知り合いらしいオジサンに福岡まで連れてってやろうかと言ってもらえ(さすがに断わりましたが)、塩の善し悪しについて面白い話を聞かせてもらい、オジサンが新しく始めようとしている塩販売の事業に関する話でサンプルを貰えました。 自転車旅行は少しの重さが辛いんだと最初は断りましたが、良い塩は疲れを取ってくれる、旅の合間に舐めればいい、と20グラムのサンプルを1袋くれました。 そして結局道の駅が閉まるまでいた私はその足で雨の中を旅館「まるさ」を探して暗やみを走行。 見つけて中に入り、声を掛けるが誰も出て来ない。 飯を食べている人に聞いたら奥にいるよと教えられ、入っていくとオバサンとお婆さんがいました。 「道の駅でここがいいと言われたんですが、素泊まり宜しいでしょうか?」 快く受けてくれ、82才というお婆さんは元気に急な階段を上り下りして部屋と、風呂とトイレを案内してくれました。 部屋は個室。旅館並みにお茶付きで、浴衣も出してくれました。 料金説明などはないけど、まぁトラック野郎向けの旅館らしいので馬鹿高くはないでしょう。 ということで、小1時間ほど日記を打ち込んで就寝しました。 |
....つづく |
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