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−−− 25日目(7/9) −−− |
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積算距離:2991.3km 最高速度:42.1km/h 走行距離:131.20km/day 6時出発、6時半に83番へ到着。 6時50分頃から住職の奥さんらしき人が掃き掃除やら水撒きやらを始めました。 最初無視されたので、こちらも無視していたのですが…。 7時5分。なかなか開かない納経所の前で目が合ったのでふたたび挨拶。 すると、「どうぞ」との奥さんの声。 なんだ、中にいるのかと、納経所の呼び鈴を鳴らすも、出てきません。 奥さんが奥に消え、数十秒後に出て来たのはその奥さんでした。 さては住職、寝坊でもしたか? 84番の有料道路は自転車不可でした。アテが外れた私は、ケーブルカーを利用しようかと向いましたが、運転開始が8時50分。 試運転の8時35分になら乗せてあげると言われましたが、時刻はまだ8時前。 諦めて徒歩道を行けるところまで行って、あとは歩くことにしました。 自転車を置いたところから地元のおじさんと歩くことになり、話しながら登上。 何故か、サッチー騒動について(笑)。まだ続いてるんですね。 登る途中、地元のおばさんとすれ違ったのですが、上でジュースでも飲みなさいと130円くれました。 話ながらだったお陰か、何時の間にか山頂に到着。 寺に着くと納経してくださる方が行方不明。トイレに行っていたようで数分後に戻ってこられました。 下りも地元のおじさんと一緒におり、途中で別れました。 85番も自転車で行けるところまで徒歩道を使い、途中から歩道。 納経をしてくださった方はよかったのですが、奥にいた若い坊主たちは酷かった。なにかをくちゃくちゃと噛みながらだべっていて。 86番では多少迷いかけましたが無事に到着。おばあさんからジュースでも、と120円いただき、さっそく購入。んー、美味い! 87番では住職自ら書いてくださり、納経代は接待するとおっしゃられ、さらに200円と飴2個をくださいました。嬉しい限りです。 そして最後の88。入り口で干し柿らしきものを戴いて、さっそく境内へ。大師堂で私は泣いてしまいました。 まさか自分に感動してなくなんて思ってもみませんでした。驚きです。 境内から降りるとくず湯を戴きました。 こうして無事にお遍路を終えました。後は九州へ、帰りがけに高野山へ。のんびりと帰れることを祈りつつ。 88番から琴平に行こうと思っていたのですが、やることをやったことに感動した私は思い残すことは無しにしようと、進路を変更して徳島へ。 真っ先に交番へ入って、 「銭湯ありません?」 「あるよ、きれいなところが」 「きれいで安くて、できたらタダだったらいいんですけどね」 などと話しつつ的確に教えられたところに行ってみたら本当にタダでした。 お遍路さんの御接待だそうです。 このあとコインランドリー、散髪、夕食を済まし、未練がなくなった徳島をあとにして、吉野川堤防で就寝。 |
....つづく |
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