簡単!! 旬の日本料理 |
協力 長安倶楽部「日本橋」 高橋陽一
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「食材」や「調味料」の「ちょっと面白い情報」を紹介するこのコーナー。今回は、きゅうりを使った簡単料理を紹介します。
@板摺り(本文)し、縦長に六等分する。
A種を取り水につけ、水分をふく。
きゅうり お好みのソース
(ソースは、マヨネーズ3に、味噌、ケチャップ、カレー粉、梅肉など、お好みのものを1の割合で混ぜる)
@きゅうりは色出しして小口切りする。
A玉葱は半分にしてから薄切りする。
B@Aを薄い塩水の中でもむ。
Cふきんなどの上で、水分をよく絞る。
Dワカメと混ぜ、調味酢をかける。
E器に盛り、上から鰹節をかける。
きゅうり1本 玉葱1個
ワカメ少々 鰹節少々
調味酢(レモン汁1 鰹だし1 醤油0.5)
熟すと全体が黄色に変わるため、黄色い瓜、黄うり、黄瓜となったという説。西域の瓜だから胡瓜となったという説がある。日本には、西にある中国から伝わったため、胡瓜と呼んでいる。
ヒマラヤ山麓。中国やインドからシルクロードを経てヨーロッパに伝わった。世界には約400種以上がある。
ほとんどが細長い白いぼ系のきゅうり。中でも白い粉をふかない品種・ブルームレスが主流。皮が薄く、歯切れがよく、生食に合う。白い粉はきゅうり自身が出すもので、もともとは新鮮さの象徴だった。しかし、農薬と勘違いされたために敬遠されるようになった。
四葉(スーヨー)きゅうりが主流。いぼやしわが多く、30cm以上に成長する。みずみずしいが、皮が堅いため、炒め物などに向いている。生食には適さない。
日本のきゅうりに比べ太くて長い。種やいぼが少なく、水分も少なめ。皮は柔らかく、果肉はしゃりしゃりとした歯触りが楽しめ、生食より調理した方がおいしい。
つるとつながっていた部分には少し苦味がある。そこで先を少し切り、切り口をよくすり合わせると、粘りが出て苦味が取れる。また、調理前に早めに切り、放置しておけば水分と苦味が一緒に流れ出る。
1961年秋田生まれ。自然の中でアユ、きのこ、つくし、くり、山ぶどうなどを採った少年時代から、食材への興味が膨らみ始める。「割烹秋田くらぶ」で修行を始め、「日立社員クラブ」「麻布三越料理長」「セビリア万博日本館料理長」「北京三越料理長」等を経て、現在、長安倶楽部日本料理『日本橋』料理長。