末 莉 | 「ぱぱ、何やってるの?」 |
HAL | 「何やってるって、ハードディスクの整理だけど。どうかしたかい?」 |
末 莉 | 「夕ごはんまだぁ?」 |
HAL | 「おっと、もうそんな時間だったか。それじゃ作りますか。」 |
末 莉 | 「今日は何?」 |
HAL | 「先週の100円市で買ってきたホッケの開きだよ。」 |
末 莉 | 「え〜またお魚〜?」 |
HAL | 「文句をいわない。お肉よりも安いし美味しいんだから。」 |
末 莉 | 「でも〜」 |
HAL | 「文句言ってないで、グリルの空焼きやっといて。」 |
末 莉 | 「は〜い。」 |
HAL | 「さて、味噌汁は何にしようかな? ・ ・ ・ し、しまった。冷蔵庫にホッケと大根の欠片以外の食材がねぇ(^^A;」 |
末 莉 | 「ぱぱ、どーしたの?」 |
HAL | 「あ、えっと……う、うん。なんでもないよ、なんでも。 〔さて、どうする俺? この大きさの大根じゃ味噌汁の具は無理だ。〕 〔かといって、ホッケだけで末莉が満足してくれるわけがねぇ(^^;〕 」 |
末 莉 | 「ぱぱ、ついでにホッケ焼いちゃうね♪」 |
HAL | 「あ、ああ。 〔しかたねぇ。アレにするか。〕 末莉、焼く前にちょっと塩ふっといて。今日は新茶も買ってきたことだし、お茶漬けにするから。」 |
末 莉 | 「今日はお茶漬けなんだ♪ いっしょにタクアンと塩辛も出すね。」 |
HAL | 「頼む。お湯は沸かしておくから。 〔ふぅ……なんとか誤魔化せたか。〕 」 |
末 莉 | 「手を抜いたんだから、明日は外食だね♪」 |
HAL | 「ほえ?」 |
末 莉 | 「約束だよっ♪」 |
HAL | 「ええと……(^^;」 |
末 莉 | 「約束だよね?」 |
HAL | 「はい(/_;)」 |
末 莉 | 「やった♪」 |