悲しみの向こうにはばたく勇気ください




2003/7/28
 

 内容がちょっと……なので言い訳を最初に書いておきます。
 今日の日記は久々に『末莉(おっきい方)』との会話が元ネタです。このくらいしかネタがないもので……(/_;)

末 莉  「ぱぱ、なんか元気ないね。」
HAL  「彼女とわかれた男に別れる現場に呼ばれた上で、散々罵られたんで(/_;)」
末 莉  「どうしてそんなところに行ったの?」
HAL  「そのカップルって去年から面倒を見てたカップルでさ、『今日(土曜日)、二人で話するからいっしょに来てくれ』って言われたのよ。まぁ、いつもこの物言いで仲裁に呼ばれてたからいつもの奴か……なんて考えてたんだけどね。行ってみたら予想外の修羅場だったわけよ(^^;)」
末 莉  「ぱぱ大変だったんだね(^^A;)」
HAL  「いや、修羅場自体はそんなに大変ではなかったんだよ。修羅場そのものには俺は関係ないからね。
 問題はその後で、振られた男と喫茶店に行ったんだけどそこで言いたい事言われたよ」
末 莉  「それで、どんなこと言われたの?」
HAL  「一番印象に残ってるのはコレかな?」
振られ男 「**(俺のこと)の言うとおりにしたのにこう(別れること)なった。責任取れ!」
HAL  「俺は俺で妙に冷めてて言われた瞬間に『責任って彼氏になれってか?』とか考えてたけど(^^)」
末 莉  「ぱぱってそういう趣味なんだ〜」
HAL  「ちゃうわい!」
末 莉  「なんだつまんないの……あれ? ぱぱって責任とるような言い方するんだっけ?」
HAL  「するわけないじゃん。俺は基本的に『いくつかの道を指し示した上でそれ以外の道も含めて自分で選べ』っていう方法をとるように心がけてるはずなんだけどね」
末 莉  「そうだよね。ぱぱが責任とるなんてさせられるようなことするはずないもんね」
HAL  「それはそれで、凄い言われような気がするな(苦笑)」
末 莉  「だって、ぱぱがいっつもいってるじゃない『取れる責任ととれない責任はちゃんと区別できるようにしろ。そしてとるべき責任はなにがあっても取れ』って」
HAL  「まあね。末莉には、いや、俺とある程度以上かかわる人には、責任から逃げるようになって欲しくないからね。先輩・後輩・友人すべてにそれなりに言ってるつもりだよ。自分が気づけない責任には、ある程度仕方が無いかもって思う事もあるけどね」
末 莉  「それで、ぱぱその人になんていったの?」
HAL  「なんてって訊かれてもなぁ……俺が責任取らなきゃならないような事といえば『自分の主張だけ考えるな彼女の言っている事もしっかり聴いてみろ』とか『自分から彼女をデートに誘ってみたら?』とか何だけどなぁ」
末 莉  「ぱぱが気づいてない話とかあるのかな?」
HAL  「ん〜どうだろ。そもそもこのカップルが別れた原因は『お互いの考えが合わない』っていうありがちな結果だったからね。そもそも面倒見るの嫌ではあったんだよ『振られ女と慰め男』のカップルの面倒なんて……俺が関わったこの手のカップルって長続きしないのばっかりだよ」
末 莉  「……それってぱぱが原因なのでは?」
HAL  「っ……そ、それはないと思いたいけどな〜(^^A;)」
末 莉  「あ、ちょっと自信ないんだ」
HAL  「そりゃ一つも成功させる事ができてないわけだし……でも、俺は最初に『そういうのの扱いは出来ないぞ』って伝えてはあるぞ」
末 莉  「あ、またぱぱらしい言葉だ」
HAL  「うるせえっ!」
末 莉  「ぱぱに頼ったその人が悪いんだよね、結局」
HAL  「俺もそう思いはするんだけどね。さすがに時間単位で文句を言われつづけるとヘコむよ」
末 莉  「そんなに長く言われてたの?」
HAL  「夕方までかかったからなぁ……(遠い目)」
末 莉  「ぱぱ……おつかれさま」
HAL  「あげくの果て、気晴らしにサイトめぐりしたら、【G県廚(りとる・ろまんすより)】を見つけて、そこから2chのログにとんで延々と朝まで読みふけってしままったり(^^;)」
末 莉  「あれ、ぱぱ合宿所しらなかったの?」
HAL  「いままで存在しか知らなかった……」
末 莉  「あたしの問題を対処した時に知ってるんだと思ってた……」
HAL  「ま、知らなくても何とかなったからいいじゃないか」
末 莉  「そうだけど……」
HAL  「末莉だって知らなかったんだろ?」
末 莉  「うん。知ってたらぱぱに相談なんてしないよ」
HAL  「そうですか、そうですか……(いぢいぢ)」
末 莉  「そういう意味じゃなくって、迷惑をかけたくないって言う意味なの!
 だって、ぱぱ優しいから無理しそうだし……結局、無理してくれたんでしょ?」
HAL  「無理なんかしてないって。しかし、末莉に『優しい』と言われるとはね(苦笑)」
末 莉  「あ、『人がいい』って言った方がいいんだっけ」
HAL  「いや、言い直されても嬉しくないし(^^;)
 いつも言ってるように、俺は見返りが目的だったんだから優しさなんかじゃないんだって。
 ああいう人種に対する好奇心と、フリーウェアを使用したプロキシの公開とそのセキュリティを試してみたかっただけなんだからさ。あとは、末莉と今みたいにいろいろ話せる仲にって言うのもあったけどね(^^)」
末 莉  「あっちの末莉ちゃんを狙ってたの!?」
HAL  「まてまてまてまて! そういう意味じゃなくて、女友達って事! なにが哀しゅうてあったことも無い人妻に手を出さなきゃならんのだ」
末 莉  「否定されても悲しんだけど……」
HAL  「でも実際『優しい』って便利な言葉だよね。受け取る側次第でどんな事にでもどんな人間にでも当てはまる言葉だもんな。『優しい』ってなんなんだろ?」
末 莉  「よくわかんない。でも、『あ、優しいなぁ』って思えたらそれが優しいってことなんだと思うよ」
HAL  「……」
末 莉  「ぱぱ?」
HAL  「…………」
末 莉  「ねぇ!」
HAL  「俺って非情なのかな……」
末 莉  「どういうこと?」
HAL  「正直、人が『優しい』って思えた事は無い。考えられはするけど……」
末 莉  「なにそれ?」
HAL  「いや、いいんだ。これ以上の言葉で説明できないから」
末 莉  「よくわかんないよ〜」
HAL  「だからいいって。俺自身も何言ってるんだかわかってない気がするし」
末 莉  「へんなの」
HAL  「いまさらながら、親に『お前はぜんぜん優しくない』って言われた原因がわかったよ(/_;)」
末 莉  「……」
 

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