悲しみの向こうにはばたく勇気ください




2003/8/19
 今日の日記は旅行日記編です。
 

・2003/8/14 到着編
 
末 莉  「ぱぱっ、ぱぱっ、おきてよ〜」
HAL  「むにゃむにゃ……」
末 莉  「んもう、飛行機に間に合わなくなっちゃうよ〜」
HAL  「だいじょうぶ、だいじょうぶぅ〜……」
末 莉  「大丈夫じゃないんだってば!
 もう、おこったからね! たいらんっ、れ〜いぶ!!(どかーん)」
HAL  「(ぱたり)」
末 莉  「ほら、ぱぱあさだよ!」
HAL  「あつい……いたい……(/_;)」
末 莉  「はやくおきてっ、列車の時間まであと30分しかないよっ!!」
HAL  「うそっ!? ……マジだ急げー!!」
末 莉  「夜更かししてチャットなんかするからだよ」
HAL  「めんぼくない……でも、寝る前に着替えも準備しておいたからすぐに終わるぞっ!」
末 莉  「パンくわえながらズボンはいてる人がえばっちゃダメだよ」
HAL  「あうぅ……(/_;)」
末 莉  「先にいってゴミ捨ててるね」
HAL  「おう!すぐ追いつくから」
末 莉  「それじゃ、いってきま〜す♪」

 なんというか、初日から寝坊気味の出発……この先なんか不安です(^^;)
 でも、余裕を持って出発時間を設定して助かった感じですわ

HAL  「やっと羽田についたか。それじゃ、さっさと搭乗手続きすませてきますか」
末 莉  「うわ〜ひこうじょうってこんな風になってるんだぁ」
HAL  「おろ? 末莉って飛行場初めてだったっけ?」
末 莉  「うん、初めてだよ」
HAL  「そっか。なら、さっさと登場口までいって飛行機でも見ますか」
末 莉  「うんっ♪ ところで、みるくままやここあぱぱたちも飛行機さんにのれるの?」
HAL  「鞄ごとコンテナ詰めされるけどな(--)y=〜」
末 莉  「……(^^;)」
HAL  「昨日のうちに睡眠薬入りのエサ食べさせといたから、猫たちは起きたら福岡さ♪」
末 莉  「だいじょうぶかなぁ(^^A;)」
HAL  「おっけーおっけー、猫たちを飛行機で運ぶ方法なんて知らないし、この方法が一番楽なんだって! あとは、手荷物を預ける時のセキュリティチェックに引っかからない事を祈っててくれればいいよ」
末 莉  「あいかわらず、いいかげんだね……」
HAL  「『あいかわらず』とか言わないでくれよ(/_;)」

 そんなこんなで飛行機に搭乗。帰省次期とは微妙にずれているのかガラガラです。

末 莉  「ねぇぱぱっ、あそこに翼が見えるっ大きいね〜」
HAL  「そりゃ見えるように後ろの窓側選んだからね」
末 莉  「これでエンジンから火が出てもすぐに覚悟できるね」
HAL  「覚悟っておまえ……(^^;)」
末 莉  「あ、これなあに?」
HAL  「なあにって機内放送用のイヤホンだけど?」
末 莉  「なんかお医者さんのちょうしんきみたいだね。ぱぱはなに聞くの?」
HAL  「俺はいつも寄席だね。んっと……(機内誌を開く) おお、今回は三枝師匠じゃん♪」
末 莉  「ぱぱってそんな趣味してたっけ?」
HAL  「悪いか?」
末 莉  「わるくなんてないけど……なんか意外だなって思う」
HAL  「なんだよ意外って」
末 莉  「だって、ぱぱのことだからアニメ系だと思ったんだもん」
HAL  「そりゃ、アニメ系も好きだけどね。そればっかりじゃないさ」
末 莉  「なんか嘘くさ〜い」
HAL  「こんなことで娘にうそ臭いといわれる俺っていったい……(/_;)」

 ということで、いつもどおり寄席を途中から聞き始めます。毎度まいど思うけど、離陸後に最初から流すくらいのサービスしてくれないものなのかね? 聞き始めたらいきなりオチな寄席って最悪なんだけど(^^;)

末 莉  「ぱぱっ、ぱぱっ、もう福岡だよっ! 着陸始まっちゃうよっ!!」
HAL  「はえ?」
末 莉  「『はえ?』じゃなくて! ちゃんと起きてよ〜はずかしいなぁ」
HAL  「ん? ああ……もう着くのか?」
末 莉  「うん。もうすく着陸態勢に入るんだって」
HAL  「ふあぁぁぁぁ。よく寝た」
末 莉  「ぐっすり寝てたもんね。よせってちゃんと聞いたの?」
HAL  「とりあえず1周分は聞いた記憶あるんだけど……いつ寝たのかぜんぜん記憶にねぇ(^^;)」
末 莉  「スチュワーデスさんも無視してたもんね」
HAL  「無視って言い方もないんじゃないか? ってそれより、スチュワーデスって言い方もないもんだぞ?」
末 莉  「そうなの?」
HAL  「そうなの。ちゃんと『客室乗務員』って呼ばなきゃダメだよ。といっても何がどうダメなのかわかってはいないんだけどね(^^A;) おそらく性差別かなんかじゃないかな?」
末 莉  「きゃくしつじょうむいん? 言いにくくない?」
HAL  「言いにくいけど仕方ないんじゃないかな? 看護士だって慣れてないから言いにくくてしょうがないし
 やっぱりこう、白衣の天使とかナースとかって言葉で育ってきたオヤジな俺としては、呼び方を変えるのはなんか違和感が強くていけないね」
末 莉  「あ、飛行場が見えてきた♪」
HAL  「とりあえず無事到着だね」
末 莉  「うん」

  ・
  ・
  ・
 荷物受け取り口へ移動

HAL  「さって、荷物はどれかな〜?」
末 莉  「ぱぱ……」
HAL  「なんだい?」
末 莉  「あのごそごそ動いてるのってぱぱのかばんじゃない?」
HAL  「っ!?」
末 莉  「きっと、みんな起きちゃったんだよ」
HAL  「はあっ、はあっ……ばれるところだった……えっと……(ごそごそ)」
みるく  「がぶっ」
ここあ  「がりっ」
れてぃ  「かぷっ」
HAL  「ぅぁぉぇあ"?」
末 莉  「な、なに!?」
HAL  「あうぅ……手が痛いですぅ(T_T)」
末 莉  「噛むだけで鳴かないなんて、みんなさっすが〜」
HAL  「感心するのはそっちかいっ!」
末 莉  「だって、ぱぱは自業自得でしょ?」
HAL  「まったく……それじゃ、行きますか」
末 莉  「うんっ」
HAL  「……ふふふっ、そうか、そうだったよな。くっくっくっく」
末 莉  「ぱ……ぱぱ怖い(^^;)」
HAL  「そうそう、こっちだよこっち」
末 莉  「あ、ぱぱ待ってよ〜」
HAL  「この辺でアレがあったんだよな〜ふっふっふ……」
末 莉  「ぱぱ? ねえ、ぱぱったら!」
HAL  「ん? ああ末莉か。なんだい?」
末 莉  「ぜんぜん迷わなかったけど、来たことあるの?」
HAL  「ああ。ちょっと前に旅行でな」
末 莉  「旅行?」
HAL  「おそらく、俺の人生で一番楽しくて、一番悲しくて、一番辛い旅行だったよ」
末 莉  「たのしくてかなしくてつらい?」
HAL  「まあ、いろいろあったのよ」
末 莉  「?」
HAL  「今、一段とダメな俺がいるのはあの旅行とその後のアレがあったからさ……不意にいろいろ思い出したのよ」
末 莉  「涙目だけど大丈夫?」
HAL  「大丈夫だって。んなことより早くホテルに行こう。鞄が重くてしょうがねぇや」
末 莉  「うん……」

 ホント、飛行場から出るまですっかり忘れてましたわ、あの旅行の事は。
 この後、昼飯食べてホテルにチェックイン。そして観光に行きましたがとりあえず明日以降にまわします

 

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