食事介護ガイドブック

摂食体操



 障害や加齢のために筋肉の働きが悪くなっているときに、急に食事をすると咀嚼嚥下運動がうまくできません。そのような場合には、食事前に筋肉の動きを促す体操が効果的です。

まず、ゆっくり腰掛けて深呼吸しましょう。


深呼吸しながら、
首をゆっくり回します。


次に、両肩をすぼめるようにした後に、力を抜きます。


両手を上に挙げて背筋を伸ばし、左右に振ります。


口を閉じたまま、頬を膨らませたり、口をとがらせて頬を引っ込めたりします。
口を大きく開けて、舌を出したり引っ込めたりします。
舌を左右に大きく動かします。
ぱっぱっぱ、らっらっらちゆっくり発音します。