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[『フィギュア17』12話 思い出はのこります]（2002/05/06(Mon.) ）
「ひかるちゃんがいなくても、ちゃんとやらなくちゃ」
一週遅れで見たフィギュア。ラス前に相応しく、つばさが一人立ちの状況を余儀なくされ、一歩前に進もうとする姿が描かれました。元からつばさの自立であり成長物語の作品だと思っているので、この展開は当然だし、良質な構成だと評価しています。
いつかは別れることになるのを考慮してつばさを避けるひかるにとまどい、そしてついにそのことに気付くつばさ。そのつばさの動揺、衝撃の表現が非常に秀逸で引きこまれました。「私もつばさちゃんと別れたくない」と二人が泣きながら抱き合うシーンが涙を誘います。
そして、次回予告の感慨深い作りに「やってくれる…」と身震いしました。これだから高橋ナオヒト作品は目が話せません。次回の最終回、どんな結末だろうと受け入れる覚悟をしつつ、楽しみにしようと思います。
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