1月9日(水) | キャラクターに命を Pia3の橋本タカシ氏 |
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・橋本タカシ氏というと、数年前の18禁ゲーム『Withyou 〜みつめていたい』を思い浮かべる人が多いだろう。この作品で橋本氏はキャラデ&原画を担当したわけだがが、当時、私は『Withyou』の絵に「媚び」のようなものを感じ、どこか抵抗があった。
ところが去年、同人サークルSJV-SCの「VIRGIN SNOW」というアルバムのジャケットの橋本氏の絵を見て、そこに以前抵抗を感じた要素がないのに驚き、逆にとても魅力を感じたのだ。
それがあったのでなんとなく橋本氏のことが気にかかっていたので、昨日から氏が手がけた『Piaキャロットへようこそ!3』をプレイしてみた。
このゲームも前述の絵と同じ印象であり、なんら余計なものを感じない、実に「大人の絵」という印象で非常に気に入った。どうも私は「萌え」とか「媚び」を感じる絵は苦手のようで、こうした落ち着きのある大人の絵が好きなようだ。
「萌え」や「媚び」のある絵というのは、ようは「瞬間」的な絵ではないかと思う。そのため、同じ人物でも絵によってまるで別人のように見えてしまうことがままある気がし、それが自分にはマイナス要因に感じられる。このPia3では鈴平ひろ氏の絵がこれにあてはまるのだが、氏が担当した貴子が、CGによって顔がまちまちに感じられたのはかなり気になった。
それに対し、橋本氏が担当した一人であるヒロインのさやかは、どのCGでもぶれることがなく、さやか自身だと感じられるもので安心感があり、同時にキャラへの感情移入に多いに役だっていたと思う。
特に気に入ったのが、海岸シーンでのさやかの横顔と正面のアップのCGで、横顔からは彼女のまっすぐな意思を、自分を見る表情には確かな親しみを感じることができ、彼女が生身の人間であるかのような錯覚を覚えたほどだ。
また、顔だけではなく体に関しても同様で、印象的なポーズというのはないものの、あくまでも自然に、現実的にリアルにと描かれている。特に手や腕の肉付きがリアルであり、今にも動き出しそうな感さえある。絵としての誇張はないが、繰り返し述べるようにそれがキャラに「現実的な生気」を与えるのに多いに役だっていると思うのだ。
そうか、私は落ち着きのある大人の絵というよりも、本当にキャラクターがそこで「生きている」と感じられる絵が好きなのだろう。
昔の橋本氏の方がいいという声が多いようだが、私はこの画風の氏にこれからも期待したい。
ちなみに橋本氏はGMが大好きな方なそうで、余計に親近感と興味がわくのである(笑)。
12月30日(日) | 冬コミ二日目 |
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・ほとんど同人誌を買わない私にとってのメインは、今日の西館の同人音楽CDです。
西に行くといったところ、「六道神士のとこ買ってきて」と身内に頼まれたので、自分が最初に行くところの隣りだからいいかと了承する。今回の一番目当ては、SJV-SCの君望アレンジCDが委託される「うさぎ倶楽部」で、ここが「あ−19」、六道館が「あ−20」だったわけです。
9時過ぎに西に到着し、目当てのところをチェックしておきます。9時30分頃に外周目当ての外に出る列ができたのでそれに並び、45分頃にスタッフが列の整理を始めました。まず「あ−18に行く人」と訪ねると誰もいません。次に「あ−19のうさぎ倶楽部の人」と呼ぶと、15人くらいしか出てきません。この時点で「こりゃ、先に六道館を済ますべきだな」と判断。次に、「あ−20の六道館の人」と声がかかると、なんとその場にいた100人ぐらいの人間がほぼ全て手をあげたので、むしょうにおかしかったです。やっぱりこっちが先で正解だなと思いつつ、列を作りながら外に出ました。前から30番目ぐらいですかね。ただ、西館ってすぐ隣りが海なので、並んでいる間風が冷たくてすごく寒かったです。
そして開場。始まってから数分もしないうちに、シャッターから強い海風が入ったらしく、六道館のスペースに立ててあった大きな看板のボードが、バキバキ!っとすごい音をたてて折れてしまったようで、一瞬騒然となりました。並んで見てる方としては面白かったのですが(笑)。
私は15分ぐらいで購入でき、すぐさま隣りのうさぎ倶楽部へ。こちらは耐えず15人くらいの列しかなく、5分ほどで目当ての君望CDを購入できました。
そして西館の中に入り、トルヴァ、Rolando、K.M.E.、PSG普及委員会といった用事を済ませていきます。始まったばかりで中は人の数が非常に少なく、とてもゆったりとしながら周ったものです。スペースがほとんど固まってたので移動も少なく、ほぼ並ばずに買えたのであっというまに済みました。
40分ほどで西館を後にして東に戻り、自分のスペースへ。いつもは知人にお願いするのですが、今回は行けそうにないということで、私自ら安永航一郎の沖縄体液軍人会へ(笑)。自分のところのすぐそばでしたが、列がそれなりにあったので30分ほどかかりました。
それが済んだら、東1ホールの君望本の本文キャラカットを描いてくださった作家さんに挨拶に行こうとしたのですが、すでにすごい人混みになっていてなかなか辿りつけません。苦労してやっとご挨拶できましたが、本がすでに完売してたのは残念でした。
そうそう。今回、マキノ事務所は不参加だし、希有馬屋、をうぎや、STB-lab(音楽サークルですが)と、自分が毎回楽しみしているところが全て新刊なしで、いいもの買えたという満足感を味わえなかったのはちょっと残念ですね。そっか、落ちてもいいのかと、気が楽になりましたが(爆)。
その後は自分のスペースに戻り、近場に知り合いが多いのでナ〜ヒのあたりをうろついたりしてました。やっぱり昨日の26話〜とは違って、今日は訪ねてきてくれる人は少ないです。どちらかというと、今日は頼んだり頼まれたりしたものの受け渡しばかりでしたね。
で、昨日と同じく3時頃に撤収です。夏と違って、冬は駐車場からすぐに出れるもんだなぁと思うのでした。
12月29日(土) | 冬コミ初日 |
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・いつも通り、早朝7時頃に車でビッグサイトへ。どうも新刊がないといつもと気分が違い、会場に来てもどこか他人事のような気がしないでもない(笑)。
自分のスペースを準備し、開場1時間程前に今日の主目的である企業ブースのある西館へ移動する。と同時に、今日は前から自分が超お気に入りの作家さんに会うのが一番の目的なのです。数年前に知って以来大ファンなのですが、半年程前からメールのやりとりをさせていただいてるので、今日は初めてご挨拶にうかがうというわけです。その方は西館なので、西についたらまずそのスペースへ。スペースの準備中でしたが、無事に挨拶を済まし、新刊二冊をいただきました。もうむっちゃ感激です。ありがとうございました。
そして企業ブースの列に並ぶ。その間、先ほどもらった本を読んでましたが、今回も面白くて一人列で笑ってました。
いざ開場となり、まずはアイボリーに行きます。すでに結構な列で、後からどんどん増えていきました。アイボリー、フェイス、ディスカバリーの列は隣り同士でしたが、どれもかなり人がいましたね。
自分はCDを一通り買うのが目的でしたが、知人二人の分と頼まれた忍シーツを購入したら、いきなり5万円が飛びました(笑)。この際、ラブラブ紙袋ver.2という紙袋に入れてくれたんですが、これが夏コミのソフトバンクの小冊子に載っていた、おそらくVFB2用と思われる、美由希、レン、晶の3年後の絵が使われたもので、とても気に入りました。アイボリーでシーツを買うか、ソフトバンクで買物をするともらえたようです。
で、次にディスカバリーに並びます。SS5が目当てだったのですが、店に飾ってあるDVDのBOXの描き下ろしの絵を見たらいてもたってもいられず、ついDVD4巻を買ってしまいました(笑)。ほら、箱付きは買わないといけないって常日頃フカピーも言ってるし(爆)。だって、愛とゆうひでどっちも可愛いしなぁ…。あれは仕方ないよね。
その後、「パンドラの夢」のCD目当てで埼玉連合に行ってみましたが、とんでもない列になってたので断念しました。というわけで、これにて企業終了。
そうそう、企業ブースのパンフレットで『Lovers
〜恋に落ちたら〜』の発売日が4月26日だと発表されてました。思ってたよりかなり早いし、特になにもない時期なのでありがたいですね。あくまでこの通りならですが(笑)。
さっさと企業ブースを後にし、自分のスペースに戻ります。始まってから1時間ぐらいたってましたか。
その後は、来てくれる人と談笑して過ごしてました。全然関係ないだろうと思ってた方数人から、「君望本ないのは残念」とか言われて「何ぃ〜」とダメージを受けながら(笑)。
後は、秋さんから都築さんが表紙を描いたのも含めた「とらとらとらは!」の既刊をいただいたり。ひゃっほう。
帰り際、ふと思い出して、近くにある酷評編集部さんに挨拶へ。
すると、びっくり。新刊がKanon本じゃないですか!! ひえ〜、ついにstarwindさんもこっちに世界に足を踏み入れたのか〜と、感心とおかしいのでにやけつつ、話をうかがいました。やっぱりstarwindさんも私にいろいろ聞いてみたかったようで。すでに完売してたのに、予備からいただいてありがたいです。
話を聞くと、舞と真琴の麻枝氏のシナリオに惹かれるものがあって本を作ったそうで、それを聞いて安心しました。久弥氏の方を気に入ってたらどうしようかと…(笑)。今後は18禁ゲームの話ができるかと思うと楽しみですね。
で、3時頃に撤収。新刊ないと片づけとかも楽だね(爆)。
12月19日(水) | 君望本、間に合わず… |
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・表題の通り、制作中だった「君望」本が今回の冬コミに落ちてしまいました。
まことにもって、申し訳ありません。
表紙やカットなどで協力していただいた方、また、発行を楽しみにしていただいた方には、本当に申し訳なく思います。
どうもすみませんでした。
間に合わなかったのは、まぁひとえに自分の見通しの甘さでしょうか。自分自身でもここまで思うようにいかなかったことはないですし、落としたことも含めてこんなことは初めてです。最後の方はなんとかしようと無理をし、結局体調を崩して余計予定通りにことが進まずの繰り返しでした。歳なんですかねぇ…。この辺、何を言っても言い訳になってしまいますが。
まぁ全て自分の責任ですし、真摯に受け止めたいと思います。
今回、どんなに薄くてもとりあえず出すべきかとも考えたのですが、やはりあまりにも不本意なまま出すのはよろしくないと判断し、
後日にすることにしました。
制作中だった本に関しては、2月10日の君望オンリーイベントでの発行にしたいと考えていますので、
なにとぞ、それまでお待ちいただけるとありがたいです。
最後に、かえすがえす、今回の事は本当に申し訳ありませんでした。
12月10日(月) | もうすぐ、ときめきメモリアル3 |
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・あと、10日ほどで『ときメモ3』が発売です。
私がほぼ確実に、発売日に買うコンシューマのソフトはFFシリーズとこのときメモシリーズなので、絶対買うことでしょう。
いつも通り音楽に期待しているのはもちろん、今回はいろんなことができて、ゲーム性がどうなってるかも楽しみですしね。
そうそう、ときメモ1のおまけSTG『ツインビータイムアタック』では電撃PSで6位、メモ2のおまけSTG『スペースリングファイター』で3位だった身としては、「今度こそ!!」と思っとります(笑)。今度のおまけSTGも面白くて競うのがアツイといいな。
12月9日(日) | 君望日記-4 表紙入稿 無事完了 |
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・というわけで今日も印刷所へ。早めがいいので、午後早々にでかけます。しかし、昨日行った時は中野で中央線が止まり、今日は新宿についた時点で信号機の故障で山手線内回りが止まっており、2日続けてとはなんたること。東京まで行って外回りに乗ったので被害はありませんでしたが。
すでに昨日の時点で細かい話はしてあるので、今日は裏表紙の印刷見本とデータを渡しただけですぐに用事は済みました。なんとか無事に入稿完了です。
その表紙ですが、今回のはかなりいいんじゃないかと思ってます。なんといってもCGは気合いの入ったのがあがってきましたから、それだけでも十分に売りになるのではと。
ただ、ふと冷静になって見直してみると、「君望本」としてどうかというより、私とCGを描いてくれた方の趣味丸だしのものになったかなという気もしますが(笑)。
あと、裏表紙も思いつきで作った割りになかなかですね。個人的に「バインダーの裏」と呼んでます(笑)。
こちらは会場で見るまでの秘密になりますが、表紙よりもこっちの反応の方が今から楽しみです。
12月8日(土) | 君望日記-3 本日の表紙入稿 ……………………失敗。 |
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・今日は表紙の入稿日でもありますが、「ちよれん祭り」のチケット発売日でもあります。
そんなわけで徹夜で表紙の作業をし、そのまま早朝6時に味庵さんと待ち合わせて中野サンプラザのチケットぴあへ。今日は倉木麻衣のチケット発売日でもあるということで、念のためにとこの時間に来たのです。しかし、特に並んでいる人もなく、結局は入口が開く8時までマックで時間をつぶすことに(笑)。
8時になると中に入れるので、中の所定の場所に座って並びます。前からは7番目でした。座っている間は、味庵さんと冬の企業ブースのCDについての話などを。
販売する30分前になると、記入用紙を渡されたのでそれに記入。で、10時になり購入できたのですが、特に何も書いてなかったにもかかわらず一人二枚までだったので、その後近くのぴあのあるデパートへ。数ヶ所回って、まぁこれで問題ないかなという数を入手しておきました。しかし、最初の12時開場のチケットは始まって15分ぐらいで、13時からのは30分ぐらいでなくなってましたね。
で、帰って表紙入稿の準備をして、とりあえず寝る(笑)。
夕方5時頃起きて、いざ印刷所へ。いつも通り印刷見本をみせたんですが、ここで問題が…。今回、初めてあることをやろうとしたんですが、自分の作ったものをやろうとすると非常に予算がかかってしまうそうなのです。確かに見積もりを聞くと結構なお値段…。しかしそれを前提で考えていたのでなるべくやめたくはないということで、表紙はそれで、裏表紙はとりやめて普通にするということにしました。これでまぁ半分の額になります。そのため、裏表紙を普通のものに変更することになり、変更したのを明日持ってきてくれればいいですということになりました。うう…本当は今日が締切日なのに、ありがたいことです。
変更といっても3ヶ所ほど色を変えるだけなので、それ自体はあっというまに終わります。というわけで明日に持ち越しです。
12月4日(火) | 君望日記-2 とらハと君望 |
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・君望発売前に「君望はリアル版とらハのようなものではないか」といった私ですが、実際にゲームが発売されてプレイしてもその印象は変わりませんでした。確かに重く辛い話が続く君望に対し、とらハは明るい雰囲気が前面に押し出されたゲームですが、その根本にある人間関係や他人への思いやりや愛情を大事にするといった要素は、非常に共通すると思います。
実は、とらハ1&2本「君といつまでも」は、あるキャラの最後の一文を書きたいがために作ったようなものなのですが(笑)、君望の発売日の深夜、プレイ中に遙が同様のセリフを絶叫してくれた瞬間「あぁ、買ってよかった!!」と心の底から思ったし、同時に本の制作を決意したものです。
また、とらハ3本「君を守りたい」の表紙のコピーも、実はもうすぐ発売される君望を意識したものでして(表紙の入稿が7/21で、発売2週前だった)、実際に製品をプレイして自分の予想は間違っていなかったと確信しましたし。
なんて書くと、IDさんや真司さんは反応してくれるかしら(笑)。
12月2日(日) | 君望日記-1 表紙CG完成 |
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・表紙CGを描いてくれた方の家へ、完成データを受け取りに行くことに。せっかく直接会うのだからと、徹夜で表紙レイアウトのほぼ完成形と、明け方頃にチャチャッと裏表紙を作ってプリントアウトして持っていく。
午後2時頃に駅に到着し、友達の方とともにマンションへ。データを画面上で見せてもらった後、データをCDに焼いている間にCGをプリントアウトしたのを見せたところ、綺麗に出てることに感激していました。いや、その方はプリンターを持ってないので出力したらどうなるか不安だったそうな(笑)。
そして表紙のレイアウト案を見せると「うん、いいじゃないですか」とOKしてくれ、続いて裏表紙を見せたところ「おお!これはいい!」とかなり気に入った様子。朝方ちょこっと作っただけなのに…(笑)。 ま、自分でも気に入ってたからよいです。その裏表紙のワンポイントの絵もその方に描いてもらおうかと思ってたんですが、自分が有りものの素材を使ったらものの見事にはまって「こりゃ、私が描くまでもないですね(笑)」ということに。なんか気を持たせて申し訳なかったですが、結果オーライということで。しかし、素材集のどれを選んでも何かしら違和感があると思ってたのに、なぜにこんなどんぴしゃにあうものが。
そのまま表紙裏表紙ともに変更点や改良点などを打ち合わせして、カバーに関しては小一時間で終了。
その後、『トロの休日』や『TLS3』を見せてもらったり(笑)。
そうそう、その場でTLS3を見て、やはりサントラは買わねばならんと確信しました。って、これはGM日記のネタだね(笑)。
えー、今回から冬コミにむけてということで、ここの日記は「君望日記」ということにします。制作中の君望本には本の性質上書けないことや、雑多やバカなことなどを書いていこうと思います。
11月26日(月) | G3起動〜!!(声:久川綾) |
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・あれからなんとか置き場所を作りG3を起動。パフォーマからデータを移し、アプリを起動させてみましたが早い早い。以前だとクォークで作った見開きページ、例えば「君といつまでも」のキャラページとかは見開き全体を表示しようとしたり、その状態で文字をうったりしようとすると10秒ぐらいかかったものである。それがこのG3だと1、2秒で。しかも1回表示させた以後は、また見ようとしても瞬間で表示してくれる。ああ、まさにこの素早さが欲しかったわけで、前から比べればほんと夢のようだ。
メモリはゆずってもらった時点で192M載っていたし、自分で256Mを2枚買ったので、今は700Mぐらいある。フォトショップに400Mだけでなく、クォークとイラストレーターにも100Mぐらいさいてもいいとはなんとまぁ贅沢な状態であろう。まぁ自分にとってはそうなのだが、しかしクォークにメモリさくのは効果あるんだろうか。あるならすごくありがたいのであるが。
起動したのはいいのだが、実は肝心なプリンタの問題があった。自分の使ってるレーザープリンタはシリアルでつないでいたのだが、G3以降のMacはほとんどプリンタはUSB接続なのでそのままでは繋がらない。G3購入直前にともさんに見てもらって接続のためのパーツを購入したのだが、実はこのG3には直接使用はできないものだったのである。そのためプリンタが使えない状態ではまずいということで、先週はまだパフォーマを使っていたほど。で、今日プリンタ接続のパーツを新たに買ってきて、ようやくプリントを使用できるようになった。これで問題なくなったので、今日からG3が現場で活躍するわけである。頑張れ氷川くん。
11月17日(土) | G3がウチにやってくる |
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・私が同人なりの創作活動をする時はずっとMacを使用している。やはり、DTP関係をするならMacの方がいろいろと都合がいいからだ。
しかし、その愛機は5年ほど前に購入したパフォーマ6260(100MHz)という機種で、当時としてもそれほど高スペックというわけでもなく、値段のコストパフォーマンスがよかったというだけでしかない。丁度G3が世に出る少し前のもので、今となってはかなり時代遅れの機種である。
単に遅いというだけでなく、他にもいたらないとこが多々あり、まず内蔵HDDが800Mのみということ。システムやフォントで500M、その他雑多なもので600Mがまずなくなり、残り200Mしか自由に使える容量がない。ちょっとサークルカットなり表紙を作ったりするとあっというまに減っていくので、本作りをはじめるとほとんど他のことには使えなかった。センチJ本やカレカノ本の時など、画像をとりこんであっというまに埋まってしまうので、随時MOや外付けのHDDに移していたものである。
当然、メモリも最大で64M。フォトショップをバリバリに使うなんてことはもちろん無理で、複数のアプリを同時に使うのも注意が必要だった。
また、ディスプレイが800×600だと256色というのも表紙作りの時には結構困ったもの。そういう時は640×480の32000色でなんとかしのいでいたのである。
そういったわけで、なんとかG3以降の早いMacを!とずっと思ってきたのだが、この冬にむけて中古でもと思った矢先に、知り合いの方が「知人がG3を手放すので、手頃な値段で買わないか」と持ちかけてくれた。普通に中古で買うよりも安くなりそうだし、そのMacに詳しい知り合いの方と同じものなので、機種的にも問題なさそうということでOKする。
そして今日、フカピーに車を運転してもらって、その知人の方のところに引き取りに行ったのであった。G3350の後期型で、17インチのディスプレイとSCSIボード付きでまぁまぁの値段なので、自分としてはかなりお特だったと思う。特に、SCSIでMOやHDDを繋ぐ身としてはSCSIボードがありがたい。話を持ちかけてくれた湯島のともさん、どうもありがとうございました。
というわけでついに家にG3がっ!!
これで5年間使ってきたパフォーマともおさらばというわけです。思えば、「26話を絶賛する会」最初のオフセ本であるDEATH&REBIRTH本「幸せは罪の匂い」から使用してきたわけですが…、あの本のセリフ集のページとか、よくあんなめんどくさいものをこんな貧弱なMacで作ったなとかしみじみ思います。以後も思い返すとそんなのばかりですが…。
まぁ、マシンパワーがないとそれを補うために効率よく物事を進めないとならないので、それが身についたのはよいかなと。
とはいえ、まだ置き場所を作ってないので、今だG3は立ち上がっていません(笑)。
10月28日(日) | おしえてとらハのエラい人 |
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・今日はコミックレヴォリューション30。
前回は同ホールに超大手がいたためにもの凄い混み具合になったが、今日も目の前が月姫だからかたまたま通路になりやすいのか、とらハのとこだけかなりの混雑に。
でもまぁ、いつも通りつつがなく終わりまして、その後飲み会へ。今日はこっちがメインである。
すずみやさんは来れないものの、他の初期のとらハ倶楽部の面々と池袋で飲み。1次会は結構な人数だったのであまり喋れなかった。
その後、私を含めて6人で二次会にファミレスへ。私の他にまぐまぐさん、秋さん、ジョージさん、令彦さん、いっしたいらさんの6人である。秋さんはサークル「とらとらとらハ!」の代表で、とらハ3とりりちゃ箱のスタッフロールに名を連ねており、ジョージさんこと神尾丈二さんはとらハ3の小説の執筆者で、いっしさんはこの間出たとらハの4コマアンソロジーに執筆していたという、凄いメンツ。
チャットでの会話から、秋さんがシューティング好きのシューターだと知っていたので、まずは秋さんと延々とゲーム話。そのうちとらハの話になり、「とらハ3ってどうです?」と聞かれたので謙遜しつつ自分の考えを述べてると、突然秋さんが「ちょっと、わかってる人がいるから話を聞きたまえ」とジョージさんを呼び出した。私は内心でかなりびっくりしつつ、それでも悪い気はしないのでお二人に続けていろいろ意見を述べてると、いつのまにか後ろにいた他の方も身を乗り出して聞いているではないか。「こんな初期からのとらハファンの方々に、新参者の私がとらハ話をしていいもんなんだろうか?」と思いながら会話をしておりました。裏話や、昔の話をまじえつついろいろ話ができたのは本当に有意義でありました。ジョージさんと小説の3巻の話なんかもできたしね。
それと、いっしさんがMSXのゲームや曲に詳しいのでかなりびっくり。これはGMフレンドにしなければ。貴重な情報も教えていただいてありがたいです。
しかし、いつのまにやらこうしたとらハ関係での人のつながりができてるというのは、本当にありがたいし運がよかったなと思う。やはり、何事も真面目にやると報われるということで。
10月14日(日) | ときメモ3 情報 |
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・まずは、雑誌その他で声優が発表になったのでそれを。
・神田
朱未 (牧原優紀子) ・川口 宰曜子(相沢ちとせ) ・服部 加奈子(河合理佳) ・橋本 涼子 (御田万里) ・安田 未央 (橘恵美) ・皆川 純子 (神条芹華) |
以上の通りです。もっと詳しいことはこちらで。
ときメモ恒例の無名声優の起用は今回も健在ですが、今までに輪をかけて無名というか、ほとんど実績のない方達ばかりですね。ヒロインである優紀子を演じる神田さんは、プリーティアの真綿役ということで「あぁ、あの声か」と想像つきますが、他の人はさっぱりわかりません。芹華役の皆川さんは『テニスの王子様』の主役ですが、まだ始まったばかりですからね。
さて、今週の12〜14日は東京ゲームショー(TGS)でしたので、その情報を紹介してみましょう。
まずはこちら。限定版にたくさんの特典がつきますが、やはり目についたのはサントラCD。あの羽田健太郎氏がピアノアレンジをするということで「なにー?!」とびっくりするとともにファンなので嬉しいかぎりです。ときメモに羽田さんとは意外すぎる組み合わせですが、主題歌がZARDということと同様、一般大衆を意識した戦略なのでしょう。
しかし、これだけいろいろついて、限定版は1万円以内で収まるんでしょうか?
ネット上でTGSに行った人のレポートをいくつか見ると、おおむね好評のようで、特にトゥームレンダリングによりキャラが動くことが予想以上によかったそうです。キャラデザに魅力がないと不評を言われるメモ3ですが、動くのを見てキャラデの問題はどうでもよくなったという人もいるくらいで。内気なのを恥ずかしがる様で、礼儀正しいのをおじぎをすることで表現したりと、こういった「仕草」でキャラの性格や魅力を表現しているのがとても効果的でよかったらしく、がぜん期待が高まります。
ちょっと粗いですが、ここでプロモのムービーが見れますね。
また、新要素である主人公の「趣味」の存在や、服装のコーディネート、デート時のフリー会話(TLSの下校時みたいなもの?)など、自由度が高くてゲームとしてとても遊べそうという感想が多く、ときメモ1の感覚を感じたという人もいて、これがほんとなら自分としては一番願ったりかなったりなことですね。
今回の部活ですが、TGSでは「演劇部」「科学部」「生徒会」「天文部」「放送部」「野球部」「サッカー部」「テニス部」「陸上部」「合気道部」の10あったそうです。天文部と合気道部が今回新たに増えたものですね。天文部ということは、奥義はメテオみたいなもんでしょうか?(笑) いきなり奥義が気になるのもあれですが、その辺はお約束ということで。
発表があって以後、キャラデザの魅力のなさについて言われ放題といったメモ3ですが、私自身としては確かに言われてしまうのはわかるものの、それで敬遠するということはありません。みな同じ表情、というより「表情がない」といった方が的確なのかもしれませんが、その辺はコナミだってわかっているだろうし、それがトゥームレンダリングによる「動き」のためであるなら、それももって判断すべきだろうと思うのです。それに「表情がない」ということは、これから「付く」ということですし、余計に仕草などの「動き」に負担がかかることになるわけで、それらを全て考慮したことかもしれません。
とある掲示板に興味深い意見があったので、ちょっと引用してみます。
ギャル絵に対する素養の低い一般のユーザーが、今はやりのギャル絵に抵抗を感じる要素を、ひとつひとつ引き算していった結果が、この「3」の絵なのだと思います。もし絵が動かないにしても、「3」がメジャーになろうとするのであれば、こういう選択は正解だと思います。(標準的なアニメ絵と思われる「2」の絵ですら、購買層を広げることに失敗しただけに)
今風の絵だからといって、興味を持ったり気に入ってくれるのは元からのギャルゲーユーザーであり、普通の人も受け入れてくれるとは限りません。むしろ、そういった素養のない人には逆効果であるかもしれず、そういう要素を引いていくことで万人向けにするというのはなるほどと思わせます。「2」の絵が今風のアニメ絵でありながらも、新たなユーザー層を開拓するにいたってないというのには、はっとさせられるとともに説得力がありました。
私自身はときメモシリーズは「ゲーム」として評価してますし、なにより一般よりの絶妙な世界観というかバランスが気に入っているので、いつも通りそういう点においてはコナミを信用してますね。
どうもTGSレポートを見るに「実際にやると印象が変わるゲーム」のようなので、事前に多くの人にプレイしてもらえるように、雑誌の付録などで体験版を出してくれるのを切望します。
9月12日(水) | アメリカが静止する日 |
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・今更説明するまでもないですが、アメリカの連続テロ事件。なんとも壮絶で痛ましい出来事が起こってしまったものです。
アメリカの姿勢が招いた事件なんて声もあるようですが、あくまでも憎むべきはテロであり、テロリストに対してです。
ですから、「言語道断の非道な行為」と言い切った小泉首相には感心しました。
ただ記者会見では、カメラ目線でもっと熱を帯びて発言してほしかったものですが。
この事件により今後いろいろな出来事が予想できますが、日本も他人事ではありません。
それこそ、日本もテロの標的やとばっちりをくらうということもありえるわけです。
「他人事」や「嫌だ」といっても否応なく現実は押し寄せ、それに直面し自ら行動を「選択」しなけれればなりません。
これからは自分も含めて、日本人もそういった気概を持てるようになればよいのですが。
この場を借りて、犠牲者の方々にお悔やみ申し上げます。
P.S この「否応なく押し寄せる現実を直視する」というのは、『FFX』と『君望』の共通する点として書こうと思っていたことでした。
やはり時代性ということかもしれません。
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