過去日記(00年7月4日〜00年11月20日)

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11月20日(月)

「Color of GREEN」購入

 

・18禁ゲーム「GREEN」のムック本、「Color of GREEN」を本日購入してまいりました。
阿佐ヶ谷に「ふよう堂」という本屋があるんですが、ここはなんでも1〜2日早く入荷する店で、フカピーが毎月ここでアニメ誌を買う御用足しの店です。早く欲しいなと思ってここで予約したんですが、本当は24日発売なのに今日「入荷しました」との連絡がありました。
さすが、ふよう堂! っていうか、やっぱりこの店です。

 この本は外伝を遊べるおまけCDが売りであり楽しみだったんですが、実物を見ると本の方も結構厚く、しっかりとした内容でした。各キャラごとのCGやアニメシーンの豊富なビジュアルが掲載され、ところどころの設定資料が同人誌の方にも載ってないのがあって貴重です。少々、キャプションの文章が適当っぽいのが玉にキズですが…。
 プロデューサーのbucchi氏と監督の滝美梨香氏のインタビューがあり、お二方とも横顔のみの写真ものってます。内容は同人誌やその他の場所で読んだことがほとんどですが、二人の言い合いが面白くて楽しめるものでした。なぜかラブエスの名前を出さず、「例のやつ」で通していくのが妙に笑えるんですが。
 他に、付録のA2ポスター、カバー裏の書き下ろし、ゲスト陣のイラスト集、GREENに関するギャラリーなんかもあります。ゲスト陣では、本田直樹氏がいるのがよかったですね。木村貴宏氏はちょっと…。(最近、めっきり嫌いになりつつある。アニメーターだかイラストレーターだかはっきりしてほしいもんだ)
 ギャラリーは、同人誌のカバーイラストを載せてもよいんだろうか?と思ったり。これでますます「マキノ事務所」が大手になってしまうな…。
とまぁ色々と盛り沢山で、見るだけのムックとしてはよくできたものだと思います。

 さて、肝心のおまけCD。こちらはヒロイン真琴のお友達、真理子を主役にした外伝ストーリー「greenhorn」がプレイできます。
さっそくやってみましたが、いや、これはすごいです。Hシーンだけが売りのものかと思っていましたが、なかなかどうしていい話で、最後のシーンでは結構ジーンとしてしまいましたよ。プレイ時間的には1時間程度のものですが、GREENの主要キャラがほぼ総登場し、おまけとしてはとても密度の高いものでした。十分に楽しめるもので、GREENファンは絶対にやっておくべきです。
音楽ファンの私としては、これ専用の曲があったことも特筆すべきことですね。もちろん、それ以外は本編のを流用してるわけで、ファンの人はすんなりなじめることでしょう。

とりあえずこれをやって思ったのは、

「やっぱり保健室なのね…」

「中田部長、あいかわらずイカス!!」

この二つにつきます。


10月8日(日)

念願のPCマシン導入!!

 

・苦節数ヵ月、欲しいと欲しいと思っていたマイPCマシンがついに自宅に導入されました。
トップにあったようにいろんな人にパーツをもらうことでマイマシンを組もうとしていたわけですが、
おかげでかなり安上がりに完成させることができました。
もらいものばかりですが、一応こんなスペックです。

 ・CPU…セレロン366MHz
 ・メモリ…64M
 ・HDD…13G
 ・CDD…40倍速
 ・VRAM…8M
 ・モデム…56k
 ・ディスプレイ…17インチ

CPU、メモリ、マザーボードを提供してくれたまるはな3号さん、
CDドライブを提供してくれたはるにーさん、
サウンドカードを提供してくれた味庵さん、
ディスプレイを提供してくれた盆さん、
ケースを提供してくれたフカピー、

みなさんどうもありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

結局、自分で購入したのは、キーボードとマウスとFDDとグラフィックカードとモデムだけ。
しめて、10000円といったとこでした。
そのうちCD−Rも導入して、自分好みのCDをばんばん作りたいところです。その前にまずはHDDの増設ですかね。

こうして完成したマシンですが、今のところ特に問題はありません。GREENのアニメーションも、QOHも、アーケードエミュも問題なく動きます。ためしに「とらは2」を動かしてみたところ、サウンドカードが違うので、フカピーのところでやった時とはまるで違う豪華なBGMが流れ出したので、結構感動しました。これはMIDIがBGMの作品をやり直す楽しみが増えますね。

これで家で18禁ゲームをやりまくりの、音エミュ聴きまくりの生活が送れます。
よかったよかった。


9月8日(金)

AIRインフェルノ

 

(しまった。こんな日記のタイトル、誰がわかるんだ)

・朝の8時頃、再び秋葉の様子を見にいくために盆さん宅を後にする。
8時半頃到着すると、昨日ほどではないものの、すでに300人ぐらいがメッセとソフマップにいた。8時から販売を開始していたらしい。
っていうか並んでいる人のほとんどが、すでになんらかの店の紙袋を持っているんだが(笑)。
ヤマギワも店の入り口にテーブルを構えてAIRを売っていたのだが、タオルの特典が付くというのに誰もよりつかなくて、なんかかわいそうであった。
 10時くらいにメッセの一般販売が完売になり、その頃から人も少なくなりつつある。すると、いつのまにやらヤマギワに人が群がっていたので、一人胸をなでおろしていたりする。(余計なお世話だね)
その頃には一般客もちらほらと訪れてきたし、やはり深夜と早朝からの販売は必要であろう。深夜の現状を見たから余計にそう思うのであり、あれがそのまま昼間に展開されていたら、関係ない客が迷惑極まりないだろうから。

 私は11時ぐらいまでたむろして引き上げたが、ソフマップ以外もヤマギワをはじめあちこちで売ってるし、入手したいだけなら余裕だろうね。ひょっとして余り過ぎるかもしれない。さて、今日だけで何万本売ったことやら。


9月7日(木)

「これが若さか…」(声:池田秀一)

 

・明日は例のAIRの発売日である。予約してあるので急ぐことはないが、この機会にPC大作発売時の秋葉の様子を体感してみたいので、朝早くから並んでみようと思う。そこで、チャット常連の盆さんが秋葉からすぐのところに住んでいるので、そこに泊めてもらうことにした。
夜の9時半に盆さん宅を訪れることになっていたのだが、出かけてから急に思いついて、先に秋葉の様子を覗いてみることに。9時頃に秋葉に到着してみると、すでにメッセには200人ぐらい並んでおり。午前0時から販売するとのことだった。
0時過ぎに買ったとしても、電車の都合で家にも盆さんの所にも行けるかどうか微妙である。どうしたもんかと思いつつ、とりあえずは盆さんのところへ行く。そこでまどろみながら、まぁ、0時は無理として明日の明け方に行けばいいやといった方向に落ち着いたのだが、11時40分頃「ここから秋葉まで自転車なら5分くらいかな」というセリフを皮切りに、今から速攻で自転車で買いに行くという計画が急浮上。結局、数々の不安を抱えながら、11時50分に自転車による出動となったわけである。
元々、私は道や方向にあまり自信がないし、まったく知らない場所を、深夜一人で疾走しているというこの状況はなんともシュールで、「俺はいったい何をやってるんだ?」という軽い倒錯感を味わったり。
予想に反してなかなか目的の場所に出ないので、「ひょっとして通り過ぎてしまったか?」と不安になりながら走っていたのだが、そんなことはなく無事にジョナサンを発見。そこを曲がって三和銀行を曲がっていざ目的地……
!! うわ、凄い人!! 深夜のソフトショップ側の舗道に人が溢れているではないか!!
とりあえず先頭までを確認してみると、メッセには500人ぐらい、隣のソフマップには200人ぐらい並んでいるだろうか。メッセからは「じゃんぱら」を越えて「札幌ラーメン」のところまで列が続いているのである。いや、ぬかった。こんなことなら、10時頃から並んでおくべきだったのだ。その後もどんどん人が押し寄せ、最盛期には1000人には到達していることだろう。それと、雑誌の取材とおぼしき人が列の写真を撮ってたり。
 この両方の店に客が殺到するのは購入特典があるからである。メッセはオリジナルエキセントクロック。ソフマップは特製クロックとむぎわら帽子のどちらかを選ぶというもので、そのため一人で2本買う人が多い。なんてあこぎな。むぎわら帽子なんて、よく見ると結構ちゃちい代物だし、絵柄が入ってるわけじゃないからあんまりAIRって感じもしないのに。
見ていると、人の少ないソフマップで先に購入し、すぐにメッセに並ぶ人が多い。やっぱりそういうことをする人はいるもんだなと理解する。
 しかし、皆この時間に秋葉に来てこの後どうするのかと思ったら、一つは車で来てる人が多いのである。この時間なら余裕で路上駐車できるので、これはなるほどと思った。一人が2つも3つも紙袋を抱え、そういった人間が4人ぐらい、文字通り車に荷物を積み込んでいる図が各所で見られた。一体いくつあるんだか。
また、このまま秋葉にいて、朝になったらLAOXとあきばおーでも特典をもらうために買うなんて話声も聞こえてきて、みんな帰れないのに結構開き直ってるなと妙な感心をしたり。「これが若(以下略)」と喉元まで出かかったりする。

 そんな感じで現場の雰囲気を楽しんで?いたわけだが、メッセの列がいっこうに進みが悪い。どうしたもんかと思っていたところ、0時半ぐらいに、「予約して商品を受け取るだけの人はこっちの列に来て下さい」と誘導され、そうしたら10分で買えてしまった。最初からこうしてくれりゃいいのに。
しかし、誘導されて前に進むあいだ、あらためて列の長さを見てぞっとした。これではまともに一般の列に並んでたらそれから2時間ぐらいかかってしまったかもしれない。予約さまさまである。一般の方は予約と違って金銭のやりとりの分遅いのであるが、どちらも特典のクロックをその場で袋に入れていたので、これも一因かも。まぁ、しょうがないけどね。

 しかし、こんだけ商品のゲームと特典がうんざりする程目の前にあると、どれも値打ちなんかなくなるんじゃないかという気がしてくる。特典目当てで一人が何本も購入しても、結局ソフトだけ売っちゃって中古価格が下落するかもしれないし、保存用としてとっとく人も、それはそれで封を開けられないソフトが生まれるだけし、あまり健全なことではないなぁとしみじみ思ったり。でも、こんなになるのは今はこのソフトぐらいだろうしねぇ。ドラクエとかを一人で何本も買うなんてことはないし。となると、今のギャルゲーユーザー層の間ではこうした消費の仕方が当り前になり、それに疑問を抱かないような状況になってきているんだよね。今回のことでAIRが何万本売れるかわからないけども、それがこうした事が背景にあるという現状だけは、業界関係者にはわかっていて欲しいと思うが。

 で、私は自分の分を購入したら自転車でさっさと引き上げました。そのまま盆さん宅に戻って、
貰うことになっていたCPUを発掘。PIIの300クロックのをいただきました。

「これがAIR発売記念エキセントクロック?!」

と、オチがついたところで寝る。


9月3日(日)

AIRによせて

 

・さて、その「AIR」ですが、何がなんでも早く入手したいというわけではありません。まぁ、そのうちプレイできればいいかなというくらいです。どちらかというと、内容よりも折戸伸治氏と戸越まごめさんの音楽が楽しみかなと。

どうも、「私がONEやKanonを好き」と誤解している人が一部にいるようですが、
そんなことはまったくありません。元々、音楽に興味を持ってそこから入っていったわけですが、内容に関してはどちらも見るべきところはあると思うものの、総じて批判的であります。お間違えのないように。
 ですからAIRを当日に購入したいというのも、前に言ったように「初回特典の音楽CDを入手したい」という動機ゆえであります。こういったCDは後々の入手はほとんど不可能なので、念のためにも初日に入手しておこうというわけです。

 その初回特典のCDはKanonの時と同じくBGMアレンジCDですが、今月のPC雑誌にアルバム名が掲載されていました。
「Ornithopter」といい、これは「はばたき飛行機」という意味です。
まさに、OP「鳥の詩」の歌詞そのもののタイトルですね。その「はばたく」という言葉からは「成長のカタルシス」や「一生懸命さ」といったイメージを受けますが、そういったことを感じられるゲームになっていることでしょうか。

 さて少々内容に対する期待をつづってみますと、すでにあちこちで出回っている店頭デモからは、なんとなくONEやKanonにはない前向きさを感じるのです。その意味ではちょっと期待しているんですけどね。まぁ、今回はシナリオで久弥直樹氏は参加しないので、麻枝氏の方が好きな私としてはそれも期待の方に心が傾いている一因なんですが。

 最後に、自分の希望を一つ言っておきましょう。それは「人の死を扱わないで欲しい」ということです。
KEYのスタッフが、もし「人の死を扱わずに、日常の大切さを訴えかける」ゲームを作ることに成功したなら、私は心の底から褒めますよ。


9月2日(土)

メッセ日和

 

・早朝8時半頃、フカピーが車で秋葉に行くので、つきそいで一緒に行く。彼はパソコンのケースを買いに行くのが目的なのだが、結構重いので持ち帰るために車でいくわけである。また、土日の秋葉の駐車場は混むので、早めに止める場所を確保するためにこんな早い時間に出かけたわけだ。
 予定より早く9時15分頃現地に到着する。まだ店は開いてないので、マックに食事を買いに。この頃猛暑が続いているが、今日もとんでもなく暑いのですぐさま車の中に避難して朝食。

 10時15分頃より活動を開始し、リバティーなど各所を回る。
私の目的地はメッセセンオー。トップにあるように「とらハCD」にデスクマットのおまけがつくので、コミケで買ったというのに二枚目を購入。無事、デスクマットの入手に成功です。これでCDの方は保存用にしとけばいいでしょう。デスクマットは結構大きいもので(A3サイズ)、CDジャケットの絵柄が使われており、しっかりした素材でできてます。ただ、ポスターみたいに飾るものじゃないから、よく考えるとあまり実用的でないんだよね。

 ついでに「AIR」の予約を開始していたので、ちょっと考えた末に予約することにする。もともと、当日秋葉に並んで購入しようと思っていたのだが、それで大丈夫か少々不安であった。聞くところによると、メッセでは予約すれば必ず当日に入手できるというわけではないが(つまり当日分は先着順なのでしょう)、予約しておけば入手は確実になるわけだし、予約しておいて当日並ぶのがかしこいかなと思ったわけで。メッセオリジナルの特典もつくしね。

そんなこんなで用を済ませて12時半に撤収。車の中がマジでサウナ状態になってました。


8月19日(水)

夏コミ三日目、台風の日

 

・心配していた体調の悪さだが、今日はさほどでもない。
最終日の恒例通り、私の最初の目的地は安永航一郎の「沖縄体液軍人会」である。今日は台風が来ており、雨の中を並ぶのではないかと心配したが、シャッターに並んで外に出る頃には小雨になっていて一安心。恐るべしコミケパワー。しかし「沖縄〜」はいつもは外に並ぶのであるが、外に出てもまるで列がない。もしやと思って館内に戻ってみると、中にちょっとした列ができていた。開場まで15分ぐらいあるので一旦列はくずされ、始まる直前に来たところ、前から3番目に並べてしまう。おかげで始まってから1分で用事は終了。すぐさま、第二目的地のラブエスやGREENの制作スタッフのサークル「マキノ事務所」へと向かう。
しかし、その予想を越えた長蛇の列にびっくり。始まってまもないというのに、すでに400人ぐらいが並んでいるではないか! 今回ここには初めてきたので、まさかここまで混むとは思わなかったのだ。
そのまま並ぶことにするが、後から後から列が長くなる。自分が買う頃には東館の縦方向に端から端まで達している模様で、こりゃ1000人近いのではとあぜん。そんなにラブエスやGREENは人気があるのか? それともさほど部数がないから、貴重になるのを見越しての買物なのか?と悩んでみたり。
自分の番になり、一通り置いておる物を購入。GREENの絵コンテ集、ラブエスとGREENそれぞれの制作記&資料本、そして目当てのGREENのCDである。
これは後日のことだが、どれもとてもお買い得で有意義な物であった。特にGREENのCDは「本来はこんなに良い曲だったのか!」と目から鱗が落ちたほどである。これで全曲フォローされていれば…。

さて、それがすんだら反対の館に行き、「希有馬屋」「平野屋」の新刊を買う。
あとは、まぁちょこちょこと。そんな感じでした。「PINK VISON」を覗けなかったのが、ちょっと心残りかな。


8月19日(水)

夏コミ二日目、CDの日

 

・今日は夏コミ二日目。10日の夜にコピー本の製本をし、初日は完徹で行ったのだが、徹夜でハイのためか結構元気であった。しかしその疲れが一気にきたようで、今朝起きるとかなりだるく、自分にはかなり珍しいことに少々寝坊してしまったり。それでも動けないわけではないので、普通に会場に行く。一時は体調が悪いのを忘れていたが、最初に外周サークルに行くためにシャッター前で人混みにまぎれて立っていると、さすがに気持ち悪くなってきた。まぁ、耐えられないほどではないのでそのまま我慢し、いざシャッターが開いて人混みに押されて館を出て、目当てのサークルに並ぶうちに気が付くと具合の悪さは忘れてしまっていた。

今日の目当ては音楽CDばかり。最初に並んだのは、Kanonで有名な折戸伸治こと「がんま」氏主催の「Uninon Label」というサークル。ここは複数の人間が曲を持ちよるアンソロジー形式のアルバムCDを制作しており、すご腕の人ばかりが参加し、ほとんどの人が18禁ゲーム業界で活躍している。その昔、そうとは知らずにVOL.1を買ったのだが、最近折戸氏のファンになったこともあり、できる限り集めていこうと思ったからである。
さすがは折戸氏の人気があるようで、開場前から外に列を作ることになり結構な混み具合となる。私は前から100番目ぐらいだろうか。後ろを見れば、同じく100人ぐらいの列ができている。
ちなみに一つ隣のサークルは、同じくKanonに関係ある戸越まごめ氏のサークル「STB-lab」である。Kanonの初回特典のアレンジCD「anemoscope」のアレンジを担当した人で、AIRよりゲーム本編のBGMも担当するそうだ。実はこの人のHPで同人活動を一部試聴して非常に気に入っていたので、本当はこっちの方が楽しみであったのだが、並びながらそっちの列を見ると30人くらいしか並んでなかったので、なんとなく寂しく思ったり。
いざ開場となったが、列があるのですぐに買えるわけはない。そのまま並んでいると一般の人が駆けつけたらしくみるみる列が増えていく。いざ自分が買う番になるとかなりの人数に達しており、後ろに500人くらいになってるだろうか。あらためて折戸氏の人気をうかがわせる。隣の「STB-lab」は買う人間と並ぶ人間のペースが同じようで、いっこうに30人ぐらいの列であった。そんなもんなのか?
新作のUninon LABEL Vol.5「UniValence」と、合体サークル「SoundUnion」の「Geromajia」を購入し、すぐさま隣の「STB-lab」へ。あっというまに自分の番になる。新作「With Heart IV」だけでなく、同I、IIも再販されていて購入できたので歓喜する。IIIがなかったのは少々残念であるのだが。

その後は館の中に入り、ONEで茜の曲を担当したMSさんのサークルで「Watermelon」を、同じくMSさんが音楽を担当した同人ゲーム「秋風のラブソング」、PSG普及委員会の新作「裏ゲームミュージック裁判」等を購入。

委託先のサークルに戻るとMADが来訪。彼は企業人であるから、企業ブースで欲しい物を頼んでいたのでそれを受け取る。
内容は以下の通り。

・とらいあんぐるハートのCD
・タクティクス特製紙袋(CD付き)
・夕焼け サントラ
・同棲&MOON サントラ
・風雨来記マキシシングル
・久遠の絆 サントラ
・Studio e・go!主題歌集

というわけで、見事に18禁ゲームのサントラばかり。(そうでないのもあるが)
イベントでしか購入できないものが多いので、この機会に買っておかないとと思ってのことである。

開場にはいつも車で連れていってもらうのだが、その車の持ち主が用事があるため12時半に撤収。現地をあとにする。

とうとう同人誌を買いませんでした。CDだけ。


7月28日(金)

「フリクリ」3巻を先取り大満足

 

年頃の娘がそんなものさわっちゃいか〜〜〜ん!!

・アニメイト店内でサンプルの「フリクリ」の3巻を流していたので、立ち止まったまま全部見てしまう。

いや、面白かった!!

本当は8月23日発売なので、まだあまり内容を語るわけにはいかないが、ちょっとテンションの落ちた2巻のようにはならず、
再び1巻のハチャメチャなノリが戻ってきたとだけお伝えしておこう。
あのタイミングで運動会の曲を流すのは反則だよ〜〜〜。

今回は鶴巻監督もいってたように、丸々「ニナモリ」の回でありました。
ニナモリのパジャマ姿、入浴シーン、ネコ耳、ブルマ姿、そのブルマもパンツも脱ぐし(一瞬)、とどめに眼鏡!(←かなり大事)と豪華絢爛。ニナモリファンにバッチリです。
それ以外のギャグやアクションシーンもクオリティの高い動きのアニメーションの連続。1巻に引き続き、ガイナックスの若手豪華スタッフが全員集合の原画陣でありました。久々に「OVAを見た!」という満足感を味あわせてくれた作品です。早く発売しないかな〜〜。

ところで、協力:桜井弘明って何したんだ?

なんて喜びつつ、今週末はダメダメとの噂の「ex−D」を見る予定なんだな。せっかくのこの気分が…。


7月19日(水)

最新ラブエス事情(嘘)

 

・昨日、吉祥寺で「GREEN」の小説を買ったのだが、「ラブエスカレーター」の小説の方はどこを探してもなかった。
なので、意地になってそれを求めて秋葉原へ。

あきばおーにて、CDケースとキャリングケースを買う。「とらハラブラブおもちゃ箱」の新品に、「ポスター付き」のシールを発見して気持ちが揺らぐが、すんでのところで脱出に成功。

目的を忘れそうになる。

メッセサンオー二階のいろんな店舗が集まっているところにて、「サンダーフォースV」のCDを買う。存在しないと思い込んでいたがやっぱりあったようで、実に有意義な買物に満足。

目的を忘れそうになる。

ソフマップの中古ソフト売り場にて、生まれて初めてWin用ソフトを購入。「Treating 2U」というゲームで、目的は封入特典のブルーゲイル主題歌集CD「Vent Azule」である。このメーカーの主題歌はほとんどI'veが担当しており、幾つかの歌がまだ「regret」にも「verge」にも収録されていないので、前から欲しかったのだ。「verge」に「Treating 2U」が収録されており非常に気に入ったのだが、これはゲームとは違って女性ボーカルであり、ぜひともゲームの方の男性ボーカルも聴いてみたかったというのもあるのである。
ソフト自体は4000円だったのだが、4000円でCDを買って、おまけでゲームもできると考えれば問題ないであろう。

目的を忘れそうになる。

ラブエスの小説はどこにも売っていない。虎の穴にもヤマギワにもどこにもないのだ。最後の砦の書泉ブックタワーへ。
大ファンの水原賢治の新刊「はちがつのうさぎ」と、高橋しんの「最終兵器彼女」の1巻を購入。後者は希有馬屋の予習である(笑)。

さて、目的を忘れそうになるが……、
ラブエスの小説発見。大量に積まれてるGREENの小説の隣にたったの5冊だけ。
ひょっとして人気爆発?!(爆)

・しかし、秋葉中でvergeが流れてたね。吉祥寺のアニメイトでは棚にも大量に並んでる上に、レジの中にも大量にあったので「売れてるんか」と心配だったのだが、実際はどうなんだろう。


7月13日(木)

「verge」発売

 

・I'veの第二弾CD「verge」が発売されたのでさっそく買う。本当は明日発売で、ソフマップ等の大手パソコンショップでしか扱わないのだがそういうところは前日販売はないので、今日の入手は無理だと思っていたところ、アニメイトに大量に置いてあったのである。おまけにポスターも付いてきたので、こっちの方がお特だった。

今回は二枚組、全23曲、このCDのみのオリジナル曲が5曲という太っ腹の内容。これで現在出ているゲームで使われているI'veの歌はほとんど収録されていてありがたいのだが、こんなにサービス満点でいいのだろうかと、これでは当分CDを出せなくなってしまうのではないかと心配してしまう。
第一弾「regret」は、ビートのきいたノリのいい歌が好きでそこがよかったのだが、今回はそういう曲があまりない。その代わり、正統派ポップスの「Pure Heart 〜世界で一番アナタが好き〜」や、壮大なバラードの「Treating 2U -wrap up style-」など、いつもとは違う路線の曲が入っており、これらが非常によかった。特に「Pure Heart 〜」の方は歌詞も恥ずかしくてとてもお気に入りだ。
ノリのいい歌が少ない代わりにオリジナル曲、といっても「ダバダ〜」というスキャットのみのほとんどインストゥルメンタルといえる曲なのだが、こちらの方でそういうノリを十分に発揮している。オリジナル5曲のうち3曲がインストのようなもので、オリジナルソングは実質2曲である。GM好きの私としては、俄然インストはありがたく、こちらも繰り替えし聴くことになるだろう。

「regret」は、やはりKanonのOPとEDのフルバージョンが収録されていたというのが、売れた大きな要因であろう。今回「AIR」のOPのショートが入っているとはいえど、前回ほどの目玉にはならないのではないだろうか。そうなると、今回は純粋に「I'veのCD」として売れるかどうかがためされることになる。
しかし、I've自体の人気もすでに確立しているし、内容のクオリティからすればおそらく大丈夫だろう。それだけの聴きごたえはあったのだ。


7月5日(水)

BOYS BE…にハマって思ったこと

 

・といっても、BOYS BEの内容についてではない。

98年の「センチメンタルジャーニー」、99年の「To Heart」、そして今年2000年の「BOYS BE…」

どれも、私とMADがその年のベストと思える程、好きな作品である。
しかし。
いずれも、アニメ化されると聞いた時には「何それ?!そんなのやんの?! 世も末だなぁ……」と思ったものばかりであるのだ。
もちろん、アニメ作品は優秀な内容だから評価しており好きなわけだが、やる前は「原作ファンに媚びを売るようなものになったりしないか」と不安なことが常だった。しかし、それはいい意味で裏切り続けられ、そういう作品に限って…、という点もさることながら、全て4月からの新番で1クール作品という共通点があるのには何かしらの因縁めいたものを感じてしまう。
ただ、こうしたことが続くのには若干の原因があると思うわけで、To Heartの時にも語ったように、原作がある場合はアニメ本来の物としてオリジナル性が高くなるし、あらかじめ世界が出来ているのも優秀な内容になる一因ではないかと思うのだ。

さて、来年の4月には「何それ?!」と思う原作物がアニメ化されるだろうか?
今一番恐れているのが「Kanon」のアニメ化である。ちょっと映像化は厳しいのではないかと…。
私的に一番最悪のケースが、今度KanonがDCに移植されるため、それにタイアップする形でメディアワークスがアニメ化を希望し、「じゃあ、セラフィムコールと一緒に望月智充さんに監督をやってもらいましょう」という場合。
……恐ろしい。

では、仮にどうしてもアニメ化されるとしたら、監督は誰ならいいか?
順当なところで言えば、大地丙太郎、高橋ナオヒトといったところだろうか。
私の個人的希望で言えば、まだ監督未経験だが、ぜひ高柳滋人氏にやってもらいたい。
感情描写の力があり、歌や曲を本当に大事に使う人だからである。
え、誰かって? 今年のアニメージュグランプリのサブタイトル部門で1位をとり、インタビューを受けている人です。
ちなみにサブタイトル部門5位の回もこの人。


7月4日(火)

AIRはえーわー(意味深かつ苦しい)

 

・チャット常連さんの情報を得て、今月号の「E-LOGIN」と「PURE GIRL」を買ってしまった。なぜって、今月28日に発売のKEYの新作「AIR」の歌とBGMが収録されたCDがおまけで付いているからである。「これって、BEEPをソノシート目当てで買うようなもんかなぁ」と、一人懐かしいことを思い出してみたり。
しかし、エロゲー雑誌を買うなんて生まれて初めてのことじゃないか。

さて、それぞれの収録内容だが、「E-LOGIN」にはOPソングの「鳥の詩」とそのオルゴール版のBGM「羽根」、そして本編BGMが二つ「夜想」と「緑」が収録されている。「緑」は途中の展開部からKanonの「PURE SNOW」を彷彿とさせる、実に折戸さんらしい曲。その他、いろんなゲームの体験版も入っているが、これは割愛。

「PURE GIRL」には前記の「鳥の詩」と「羽根」、そしてゲーム未使用曲が5曲収録されている。未使用曲は4曲が戸越まごめ氏、1曲が折戸伸治氏の手によるもの。やっぱり、戸越さんの曲は空間の広がりを感じさせていいねぇ。(って、そんなに多くは聴いていないのだが)
こちらのPURE GIRLのおまけCDは丸々「AIR」に関するもので、他にもOPの体験版、壁紙、カレンダー等、多数が収録されている。未使用曲が貴重になることを考えれば、ファンはこちらの方を入手した方がいいだろう。OPを早く見てみたいところだが、PCがないので見れないのであった。

その「AIR」だが、私はぜがひでもプレイしたいというわけでもない。曲が目当てなので早く聴きたいというのはあるが、発売からいくらか経過してからプレイできればいいかなぐらいに思っていたのである。
しかし。
初回版に限定CDがつく。これは困った。
入手した人に後でもらえばいいじゃないかと思うかもしれないが、できればジャケットやライナーなどは本物を持っていたい。で、こうした限定CD、特にKEY作品の場合、後で入手するのはほぼ不可能と思われるので、これは初回版を買っておくしかないのである。
コミケ準備で金がいるというのに、FF IXだけでなくvergeとAIRまで買わなならんとは、困ったものよのう。

 


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