東北道あるいは東北新幹線で仙台を過ぎ、古川あたりから左車窓に見える、でんと構えた山が日本100名山のひとつ栗駒山です。1627mですが車で栗駒高原からさらに上り詰めると広い駐車場があり、ここからは1時間半で頂上に立つことが出来ます。いや立つことができるそうです。
今回は温泉関係の仕事で訪れました、もう少しタイミングが合えば登る時間も取れたのですが、でも春山を甘くみてはいけませんね、まだ雪がどっかりあり、おまけに名物の吹き降ろしの風が立っていられないほどのすさまじさでした。

 
仕事前早朝、外に出てスケッチポイントを探しましたが風が強くて立っていられません、宿に戻り階段の踊り場で30分、何事も無かったように仲間に「おはよう」と朝食、公私バリアフリーのレオナルドの出張スタイルであります

  
   
5月連休前ではごらんのように雪がどっかり残っています、そして足元では水芭蕉、ショウジョウバカマ、フキノトウが雪解けを待ってたかのように春を告げています

  
温泉井戸は地底500m、50気圧、120℃の高温、このすさまじい環境の中で電子回路を保護して水位を計測するという難題に挑みます、クレーン車で井戸に入れるときは最後の別れ、「しっかりたのむよ」とセンサーを手にするレオナルド、そしてアッチチのお湯が出てくる瞬間は感動ものです。

あなたの思い出や感想をお聞かせください   omagari@e00.itscom

「心のスケッチ館」目次に戻る