喉と鼻の問題
◆ 鼻臭と咳

風邪と口臭

呼吸法と口臭の関係(喉の奥に見られる、白くて臭い塊は何か?

口臭と扁桃腺炎の関係

喉の奥からの臭い

蓄膿症と口臭・鼻臭の関係

鼻息が臭うとき(他臭)

鼻臭

   

喉の奥からの臭い
名前:めー 11/7(水)02:04 

長年口臭に悩んでいてこのページにたどり着きました。
現在虫歯治療のため歯医者に通っていますが、あくまでも虫歯治療というかたちです。いつものどの奥の方から嫌なにおいがする感じがあり、味もします。それはどんな瞬間にもずーっと継続して臭いがします。
実際に自分の息を手のひらに当ててみても臭いがします。
何を食べたかにもよると思いますが臭いの感じがその都度違います。
こちらでの唾液分泌の運動もしますが臭いが消えるにいたったことはありません。これはその都度消えるものではなく継続的にして初めて効果があるものなんでしょうか?
アトピーも持病としてもっていて歯磨きのあとはピリピリした感じがしていたのですが今回こちらのページでそれは口臭を助長するということで今はピリピリしない洗口液で軽くうがいをしてから丁寧に歯磨きするようにしています。
またできるだけ水分をとり、きっちり咀嚼をするよう心がけていますが
まったく改善する気配がないです。
口の中がすっぱい臭いがすることが多く、唇もよく乾きます。
舌も少し熱く感じたりひりひりすることもあります。
今試してみようと思うことは
・歯石をとってもらうこと
・引き続き唾液分泌運動をすること
・おやつに飴玉ではなく出しこぶなどを食べること
これ以外に気をつけることは何かありますか?
ほんだ歯科に伺いたいのですが予約でいっぱいのようですね。
本当に困っています。よろしくお願いします。
RE: 名前:HONDA  11/8(木)03:09
>いつものどの奥の方から嫌なにおいがする感じがあり、味もします。それはどんな瞬間にもずーっと継続して臭いがします。

7つの可能性が考えられます。

1.喉の奥や舌の奥の免疫過敏(アレルギー性素因)
2.耳鼻科的・歯科的慢性炎症(虫歯や歯周病ばどの一般的歯科的問題)
3.内科的問題
4.精神的緊張から来る、口腔内緊張の結果としての嫌気的状況の持続
5.口腔生理機能の抑制・および低下
6.口腔内の乾燥および安静時唾液流量の不足
7.上記のいくつかが複合した状態

>実際に自分の息を手のひらに当ててみても臭いがします。

残念ながら、そのようにして感じる臭気と、他人が会話距離において感じる口臭の感じは全く異なります。過剰な不安は禁物、他人による実際の嗅覚評価のみが正しい情報。その他は当てにならない。身内の人に確認してもらってください・

>何を食べたかにもよると思いますが臭いの感じがその都度違います。

一般の人も、一日のうちで口臭は変化しています。自覚的臭気におびえている可能性もあります。自覚的臭気と他覚的臭気は似ているがそのレベルは全く異なります。咀嚼回数を上げること(毎回30回以上を意識する。)

>これはその都度消えるものではなく継続的にして初めて効果があるものなんでしょうか?

いろいろと消臭物質について調べていますが、もっとも、消臭力の強いのは(無臭にしてしまうのは)、新鮮なサラサラした唾液です。継続した唾液の流れが必要です。(安静時唾液流)

>アトピーも持病としてもっていて歯磨きのあとはピリピリした感じがしていたのですが今回こちらのページでそれは口臭を助長するということで今はピリピリしない洗口液で軽くうがいをしてから丁寧に歯磨きするようにしています。

アトピーがある場合は、ありとあらゆる口臭内の物理的刺激や化学的刺激を排除した方がいいです。

少量の天然の塩を使う唾液磨きは大変有効です。界面活性剤や、アルコールを含む歯磨き剤や洗口液は極力避けた方がいいです。

また、強い力での歯磨きのやりすぎ、長時間の歯磨き(3分以上)、舌磨き習慣は避ける必要があります。
いずれも、口腔内乾燥を助長し口腔内過敏を誘発する可能性があります。
唾液の質の向上と唾液分泌を促進し安静時唾液流量の確保に努めることです。会話時以外の口呼吸は絶対してはいけません。

>口の中がすっぱい臭いがすることが多く、唇もよく乾きます。

口の中がすっぱいときは、安静時唾液の不足や、食物残渣がある可能性が考えられ、口腔内pHの低下は嫌気性菌の活動を活発にして口臭を誘発しやすくなります。

>・歯石をとってもらうこと

歯科的問題の解決とチェックアップは一番最初に行うべきことです。

>・引き続き唾液分泌運動をすること

その調子。やるに越したことはない。日常生活でも意識して、舌を動かす。舌を休めない。

>・おやつに飴玉ではなく出しこぶなどを食べること

口腔内pHの安定、舌粘膜の保護、保水効果、口臭消臭効果が期待できるでしょう。「だし昆布法」は噛まないことがコツ。

>これ以外に気をつけることは何かありますか?

当分一般的市販口腔衛生製品の使用を避けて、唾液だけで歯を磨くことと、洗口(うがい)はしない方がよい、うがい後に飲んでしまった方が有効。(うがいは口腔内を乾燥させる。=唾液の喪失につながる ただし、外出から帰ったあとの風邪防止のうがいは別に考える。)

もし口呼吸のあるときは、その是正。(ガム法は有効)
口腔内生理機能の強化。適度な水分の摂取(水が最高)など。
お茶などの唾液分泌抑制に働く飲料の多飲は避ける。お茶は緊張時口臭に有効。(一服)

取り組みには手順が必要。

詳しくは口臭対策室の記事のすべてを読むとわかります。



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