|
体の病気などとの関係
◆オーラルセックス後に気になる口臭
◆
胃が悪いと口臭が起こる?
◆便臭・おなら臭について
◆おなら臭について−その2
◆口臭・鼻臭と自律神経失調症との関係について
◆甲状腺機能障害と口臭
◆口臭と尿の臭気の関係
◆魚臭症とイソ吉草酸血症について
◆自律神経失調とは・・・口臭との関わり(考え方)
◆STDと病的口臭
◆魚臭症について
◆自律神経失調症はなぜ克服がむずかしいか
◆みんなで考えよう!消化器の自律神経的問題
◆口消化機能とは?自律神経失調とのかかわり
◆HONDA流・・自律神経失調から来る口臭や呼気臭・体臭の改善策と考え方。
◆ゲップの臭気 |
口臭・鼻臭と自律神経失調症との関係について
名前:naty 1/10(木)15:23
口臭・鼻臭と自律神経失調症との互換性はあるのでしょうか?
口臭と自律神経失調症との関係について
名前:HONDA 1/10(木)23:48
「自律神経失調症」とい言う診断は、容易に素人が診断できるものではありません。皆さんは、ちょっと体の調子がおかしいと「自律神経失調」ではないかと思われますが。
そもそも、医科では「自律神経失調症」というものを、どのように理解しているかということですが、この言葉が使われるようになったのは比較的最近のことです。昭和36年ごろに東邦大学の阿部達夫先生が、器質的異常の無い不定愁訴症候群を「自律神経失調症」と定義したのですが、現段階でも医学界では独立した病気として認めていない医師もたくさんおり、正式な病名としては公認されていないのです。したがって、正確には定義は存在していません。つまり、病気ではなく「病態」に過ぎないという考え方なのですが、これは、まさに「口臭症」を病気として認定されていないのと似ています。皆さんが自律神経失調だと考えている症状を持っていても、実際には医科で診断を受けると、ほかの病気を抱えていることもあります。現在の西洋医学の論理は「特定の病気には、特定の原因がある」というのが前提です。
自律神経失調症では色々な不定な全身症状をいくつも抱え、色々な臓器に様々な症状が出現し、同時に精神症状があらわれることがります。それで、各科を受診するが「異常なし」と言われ適切な治療を受けられず「ドクターショッピング」を繰り返します。多くの自律神経失調症は精神症状を伴うので、最終的に心療内科や神経科に回されます。
これは、口臭における「自臭症」と非常に病態が類似しています。
したがって、歯医者は、口臭は特定の歯科的原因があるはず・・・と考えるし、内科医は口臭には特定の内科的原因があると考えます。耳鼻科医もしかりです。ところが、それぞれの科の先生が考えられる原因療法を行ったのにもかかわらず、患者がまだ、口臭を訴える場合はお手上げ状態になります。このような時、都合よく「自臭症」とか「仮性口臭症」とかの病名がつくのです。挙句の果てに精神科にまわされてしまうのは「自律神経失調症」とよく似ています。 口臭で悩む人は各科で適切な治療を受けることなく、自律神経失調の患者さんと同様に「ドクターショッピング」をくりかえします。
自律神経失調症は、実に多くの症状を訴えます。その中に「口の渇きや」「口臭」が含まれます。
しかし、口臭や鼻臭を訴えたからと言って、その他の身体的症状を訴える自律神経失調症であるとは限らないというのが、口臭・鼻臭と自律神経失調症との関係と言えるでしょう。
自臭症の多くの人に精神的問題を抱えている人が多いのと、「自律神経失調症」の人の病態に似ている人が多いことから、多くの場合は「自律神経失調症」とは言わないまでも、自律神経的問題を抱えている人が多いことは事実です。
現在のような、ストレス社会では、自律神経的問題を引き起こすことは誰もが起こりえる可能性があります。同様に「自臭症」に陥る可能性も高いのです。
|
[口臭の悩み 解消のヒント] に戻る
|
|