>私の父にも口臭があります。
通常口臭ということに対して、習慣的に無臭にする文化を持っていない日本人の場合、家族であれば一日のうちのどこかで、不快な口臭を感じることがあるでしょう。非病原性の生理的口臭や社会的容認の範囲の口臭のこともあるし、病的口臭の場合もあります。
>父は血圧が高いのでそれを下げる薬を飲んでいます。私も、思い返してみれば、口臭を指摘され始めたとき(高校生のとき)精神安定剤や抗鬱剤を飲んでいました。
それに加えて、生活習慣病(成人病)などがあると、病的口臭があることもあります。また、精神安定剤や抗鬱剤などの中枢抑制薬は副作用として、口腔内の乾燥があり、口腔内の衛生状態を悪化させることがあり、欝状態になると、生活習慣も乱れやすくなり自律神経失調症候群を引き起こす事が知られています。したがって、そのような心理状態のときは、口臭を引き起こしやすくなります。
>他人と話すと嫌な臭気を必ず感じてしまいます。母親に思い切って匂いをかいでもらいましたが臭気はなかったそうです。
この掲示板でも何回も書いていますが、自覚的な口臭と他人が感じている口臭は全く質も強さも異なります。
多
くの場合、口臭で悩む人の場合は、他人にどのように感じられているかがどうしてもわからないことから、自覚的な口臭を感じたり口中の不快を感じることを
きっかけに、しぐさなどによって判断しようとするあまりに、意識してしぐさを探したり(すでに、この段階で緊張を感じています。)、家族などに適正な客観
評価を得ても自分の主観を強く信じるあまりに、いくら「臭わない」と評価されても自分は感じているために疑心暗鬼になり受け入れなくなり、結局は関係ない
しぐさにを見つけると、逆に「やっぱり臭い」と思うことによって自分の主観評価に満足します。こうなってくると、家族とも人間関係がうまくなくなってい
き、そのことがストレスとなり状況は益々悪化していきます。「自臭症」がしばしば、精神的問題として扱われてしまう所以です。
常に人がいると緊張しているので、緊張時口臭が常習化してしまい、この、本来誰にでも起こる緊張時口臭は人に不快を与えるものでもあるので、人前で本当に他人が不快な口臭を引き起こすようになります。そして、この口臭は精神的緊張がなくなるまで持続します。1人になった時や、家族といる時や、治してくれるかもしれない病院にいる時はホッとして、決して緊張時口臭は起こりません。
特に病院では無理やりしゃべらされたり、人前で緊張している時とは全く違って、口をあけさせられたり、うがいをさせられたり色々なことをさせられるので、決して口臭は起こりません。
こ
のようにして、あなたのように自臭症の人の問題となる口臭は、誰にも信じてもらえず、口臭治療機関であまり言い過ぎると精神科的妄想と思われ精神科に送ら
れてしまうことになります。(自臭症は説明によって患者が納得しない場合は、精神科的問題と分類されてしまっているからです。)
精神科で
も口臭は発生することはないので、心も問題は解消しても口臭は解決しないことが多いです。極まれに精神科的な妄想から来る精神科医が診断する口臭妄想症が
あるかもしれませんが、その場合は精神科的病変ですから、精神科的治療で完治します。(実際には、めったにないです。)
したがって、家族に客観的評価を受けて「口臭がない」と言われた時は、その時の主観的な口腔内感覚や、その時に感じていた自覚的口臭との比較を行い、主観的評価と客観的評価のギャップを埋めておく必要があります。
>自分の口に自信が持てません・・・
したがって、これだけは言えると思います。少なくともあなたは母親の前では他人が不快と思う口臭はなかったという事実で、他人に不快な口臭が無い時があるということは言えます。
このことを自信にかえて、人まで過剰な精神的不安を抱えないようにすると事と、もしも、緊張した時には最初に「緊張時口臭」が起こっていますので、口臭対策室に書いてあるあるように、自力で口腔内の緊張を解いて「緊張時口臭の緩和」や「口中の不快」を解消するようにしてください。