>飲んでも飲んでもなおらないときはあきらめます。
水を飲むというアイデアはとてもよいのですが、水が口臭を抑制しているのではなく、水を口に含むことで口腔内はウェットになって、口臭がなくなるのです。
しかし、水には保水性が全くないので、すぐに乾燥して口臭になってしまいます。
したがって、水を口に含み少し飲んだことで、水の効果が残っている間に、すぐに、密かに舌をよく動かし、サラサラした唾液を確保するのです。このサラサラした唾液は、非常に口臭に対して有効なのです。水とは比較にならないくらい保水性があり、殺菌作用もあり、新鮮な唾液には豊かな酸素が含まれるために、口臭を引き起こす細菌は活動できなくなり、口臭ガスの発生が止まるのです。
ただ、水を飲むだけでは、水分摂取過多になり、電解質を失うので疲れやすくなったり、むくみができたりします。水を飲んですぐに唾液に還元しなければいけません。唾液原料としては水は最適です。
>あきらめると言うことは、授業中も休み時間ずっと口を閉じたままにすると言うことですよ!
その考えは間違っています。口を3分以上閉じたままでいると、誰でも口臭ガスを口に溜め込んでいきます。そしてしゃべり始めの息が臭くなります。
ほんだ歯科で行っている、口臭ガス測定では、この3分という時間を大切にします。3分口を閉じることが、口臭が起こるかどうかの境界になる時間です。口臭が問題にならない人の場合は、3分口を閉じたくらいでは口臭に発展しません。でも、3分を過ぎるとしゃべり始めのガスは臭くなります。
したがって、3分口を閉じさせてみて、どのくらいの口臭ガスが口に中に溜まるかによって検査が行われます。
病的な口臭のある人は、3分以内に高濃度のガスが口に溜まりますが、正常な人では溜まりません。でも3分以上口を閉じさせると正常な人でも高濃度になってしまうのです。
したがって、あなたは、授業中も休み中もずっと口を閉じていたとしたら、例え、あなたが世界一口臭のない人であったとしても、自分の口の中に生理的に発生してくる口腔内ガスを溜め込んで、しゃべり始めは、誰もがわかるような口臭に発展しているでしょう。
口を意識的に閉じてしまうことは自然状態のリラックスした状態ではなく、エネルギーを必要とする緊張した状態で、この状態では、口腔内の状態を最適な状態にする、質の良いサラサラした安静時の唾液の流れが全くできないので、口腔内の環境も悪くなり口臭を引き起こします。。つまり、あなたは、リラックスしていたら無かったはずの口臭を自分で作り出しています。
>ホントにずっとしゃべらない状態がつづいています。でも、口をずっと閉じていても口臭のにおいは治らず悪化する一方です。
長い間、しゃべらない、かまない、笑わない口の状態は、入院している人の口の状態と同じで、活動を停止しているために、入院患者と同じようにだんだんと臭くなっていきます。
同じ、口腔内の条件の場合、よく笑い、しゃべり、かむ、歌う人のほうがはるかに、口臭は発生しません。より使っているからです。口が機能するとき、口臭は起こりにくいのです。口臭が問題となる人の多くの場合は、しゃべり始める前の口の状態が休んでしまっている状態であることが多いです。
>口臭くても話しつづけているとやっぱり近くにいる人たちにとってはイヤじゃないですか!
歯周病のひどいおじさんのようであれば、確かに嫌ですね。でも、あなたは、誰かに確かに、あなたの口臭は不快であることを確認しましたか?
通常、人に不快な口臭をいつも、作り出している場合は、自分ではわからないことが多いです。口が臭いおじさんたちは、無頓着なのじゃなくて、気がついていないことが多いのです。したがって、家族のひとに、口臭を臭ってもらってどのくらいなのかを教えてもらう必要があるのです。
>しゃべらないと言うのがあたしの口臭に対しての唯一の対策法です。
しゃべらない口は、口臭ガス発生装置になってしまうことがあります。