>学校でも友達から指摘され「クサイ、側にこないで」「自分の物以外触るな」等つらいことを言われるようになってしまいました。
9歳という微妙な年齢を考えると、学校における「口臭に関するいじめ」は、その子の個性にもよりますが、後の人生に精神的影響を及ぼす可能性があります。時に深刻になっていくことがあり慎重な対応が必要です。
この種の、いじめは、一見口臭が直接原因のように取られがちですが、学校生活やその子の自身の口臭以外の人間関係などの問題から、実は他の大きな理由があって、一番その子がダメージを受ける「口臭でいじめる」というパターンが多いです。
そのような場合、例え口臭があってもなくても、「口が臭い」あるいは「臭い」というような言葉の暴力でいじめていく、いじめのパターンがあります。
つまり、「臭い」というレッテルをつけていじめていくのです。そして、「口臭がある」というのは、いじめる側からすると集団からいじめ対象のの子を迫害してしまう、口実に過ぎず、言われた時に必ず口臭があるとは限りません。
「いじめ」という学校生活での問題も抱えているようで、口臭への対応と同時に、そのいじめの本質的問題の究明、本人の心のケアーの3つの対応が必要と思います。
したがって、次のような3つの対策を立ててください。この場合、救えるのは親しかありません。本人では、どうしようもなく、自力での解決は難しいです。
1.いじめに対する本質的問題への対応。
学校の担任に、いじめられているかもしれないことを相談に行ってください。学校では、以後注意を払い「いじめ」の本質的な問題について対応してもらえるとおもいます。学校との連絡を密にしてください。ただ、口が臭いだけでは、いじめられることありません。例え、口臭があってもいじめられない子もいるし、人気者である子もいますから。多くの場合は、本質的な別の理由があって、口臭を口実にしていじめが起こります。
2.子供の精神的なケアー
最近、子供の精神的なストレスが急増しており、心の悩みを持つ子供が増えてきています。特に9歳というこれから思春期を迎える手前の時は充分な心のケアーが必要です。時に口臭を面前で指摘される場合、人格を著しく傷つけてしまい、その頃の心の傷が成人になるまで影響を与えます。
まもなく思春期を迎え、人間としての個性が完成していく時期にかかるので、問題を引きずると精神的成長に直接影響を与える可能性があります。
「子供の心の問題」を専門的にケアーする心療内科や、時に、最近では自治体が専門的なカウンセリングを行っているところがあります。各都道府県の保健所などに相談してください。子供を専門とする精神科医や心理カウンセラーなどによる専門的カウンセリングを受けてるといいでしょう。
3.口臭の克服
これは、私は専門としているので、アドバイスしておきます。これも専門的に解決した方が早いです。次のような手順で取り組んでください。