普段自分自身の口臭は、自分ではなかなか気がつかないものです。

自臭症(自覚的臭気で深刻に悩む状態）に陥るケースで、自分の口臭を他人に指摘を受けたことが引き金になることが多いのですが、次に多いのは、他人の口臭に気がついてから、急に自分の口臭が気になっていくケースがあります。

あなたの場合は後者でしょう。

嗅覚はかなり感情に左右されます。

通常ぼ〜としていると、些細な臭気であれば、気がつかないのですが、注意深く臭気を探すようになっていくと、今までは気にしていなくて気がつかなかった臭気を感じるようになっていきます。

あなたなの場合は、彼氏のキスする位置での臭気が気になりだし・・(日本人の多くは、通常会話距離では、口臭を感じない人でも、キスする位置の息は、少し臭い人が多いです。＝生理的臭気）それ以来、あなたは、彼氏のキスする位置での臭気に似たような臭気に過敏になっていき、本来あなたにもあった、生理的臭気に気がつくようになり、不安を抱くようになった可能性があります。

不安になると、緊張時口臭が起こります。不安が続くと緊張時口臭も続きます。

それで、周囲のしぐさを注意深く観察するようになっていったと考えられます。


口臭自体は、口腔内細菌で発生しますが、キスで相手の菌が当然口の中に侵入しますが、ほとんどの人は口腔内には、似たような菌が常在しているので、感染は成立しないでしょう。

特殊な菌が侵入したとしても、あなた自身の持つ固有の常在細菌に似よって口腔内細菌バランスは維持されているし、新鮮な唾液は強い殺菌性があります。

気になるようであれば、最寄の歯科で精査を受け歯科的問題をチェックしてください。歯科的問題がなくても歯石などが溜まっていると、自分自身の生理的臭気もより強く感じます。