口臭にまつわるコミュニケーション阻害はどうして起こるのか?
口臭が理由で人は離れていくのだろうか?



どうしよう。。。 名前:ゆり 2/12(水)23:20

こんにちは。私は高校一年生の女子です。私は小学生の頃から口臭と鼻臭に悩んでいて中学までは何とか苦しい時もあったけど我慢して何とかやってこれたのですが高校に入って新しい環境になって、人間関係や、友達関係が上手くいかなくなってしまいました。初めのほうは何とか上手くいっていたのですが私が話すたびにみんなが変な顔で私を見てきて鼻を押さえたりせきをしたりしているのを見て、やっぱり私は臭いんだと改めて思って、それからはみんなに嫌われないようにとおもって話す時も口を抑えたりうなずくだけだったりにしていたら人の目を見れなくなってしまって、人と話したりするのが極端に嫌になってしまいました。それからはみんなもあまり私と話しをしてくれなくなって、学校でも一人で考えこんでしまっています。かんがえすぎて余計に口臭や鼻臭も気になるようになってしまって、

口臭にまつわるコミュニケーション阻害はどうして起こるのでか?口臭が理由で人は離れていくのだろうか? 名前:HONDA 2/13(木)03:21

この現象は、必ずしも、あなたの口臭が原因で、人間関係がうまくいかなくなったとは言えません。
通常、会話しない限りは、相手の不快な口臭は感じません。どうも、あなたの不安な様子が、原因していっているように思います。

仕組みは、次のような感じです。

あなたは、漠然とした口臭にたいする不安を持っていた。(その時は、まだ友人はあなたの口臭に気がついていないか、不快に思っていない。)→ふとしたきっかけで、友人のしぐさなどから、会話の量が減る。→会話しないから、みんな話しかけない。会話しないから、自覚する口臭はひどくなる。たまにしゃべると本当に臭い息になる。→たまに友人が話しかけようとしたら、あなたはおびえた印象を相手に与え、さらに相手の会話を避けようとする。→友人は、なぜ、あなたにしゃべりかけても返事してくれないし、無口なのかが理解できないので、イラつく、もしくは「どうも嫌われているらしい」「話したくないらしい」と考えるようになる。→会話自体がつまらなくなる。→あなたとしゃべろうとする人は、みんな同じような感じを持つ→結局、あなたとしゃべっても、あなたは、目線を伏せるし、しゃべろうとしても会話にならないし、楽しくないし、そのうちに、あなたは暗い人、とっつきにくい人というイメージができ出来上がってしまう。→皆、あなたを避けようとする。だれでも、避けられていると思う人とはしゃべりたくなくなる。→孤立する。→孤立するとますます、人は寄らない。


このような状態が進んでいるのです。

冷静に考えて、友達が離れていったのは、口臭が臭かったからでしょうか?あなたは、相手を不快にするほどほとんどしゃべっていませんが・・・

本当に臭い人がいますが、そのような人は、臭いことがわからずに、会話するので、しかもあっけらかんとしながら、しゃべるので周囲の人は不快になるのが普通ですが・・・

人間関係がうまくいかなくなったのは、あなたが、自分の口臭を恐れるあまりに、周囲の友人に、とっつきにくい印象と、会話にならない会話を繰り返したからです。
会話は、言葉のキャッチボールですから、口を抑えたり、うなづくだけの場合は、会話が成立しなくなるのです。

もう一つ、あなたの接する5人に1人は、常に自分の口臭に不安を持っています。
あなたは、しゃべる時に口を押さえたり、またほとんどしゃべらないために、口臭に対して不安を持つ人は、あなた自身が悩みをかかえるようになった最初のきっかけの「他人のしぐさ」におびえたように、あなたのそのような態度を見て、非常に大きなショックや不安を抱え込み、あなたと話をする時は、できる限りあなたに迷惑をかけないようにするだろうし、できれば、しゃべらないようにするでしょう。

こうして、実は、口臭以外の理由で、コミュニケーション阻害が起こっているのです。

(解決策)

1人でいいから、最も親しい友人に、口臭で悩んでいることを打ち明け、相談することです。
そうすれば、本当に自分が周囲の人に迷惑になる口臭があるかどうかが、わかることと、なぜ、友人達はあなたを避けるようになったのかの理由がわかります。


自分が感じる口臭や、口中の不快と、実際に相手が感じる臭気とは全く違います。
まずは、あなたをおびえさせている不安の原因を取り除くことです。
そのためには、本当のことを知る必要があります。それができない場合は、深刻化していきます。




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