実際に鼻で口臭を正しく測定する方法(ほんだ歯科方式)


代用口臭チェッカー 名前:ジンジャー 11/8(土)11:55

冗談みたいな話で、こちらに書き込みすることを迷っていたのですが…本音と建て前で悩んでいます。
私の嗅覚がかなり利くため、口臭チェッカー代わりにされる時があります。普通の距離で会話をして、私が相手の口臭を感じなければ安心できると言うことなんだそうですが、問われる私は何と答えていいのか。
同じ人でも臭う時と臭わない時があります。また、臭ったとしても、「私の感覚で」ですが「生理的な臭い」(あまり不快感がない臭い)と感じる方が大半なんですが、中にはちょっと遠慮したい臭いの方もいます。問題はそういう方で、「臭い?」と言われて正直に言ってしまうのもどうかと…幾ら親しくても他所の年配の人に「臭い」や「汚い」という言葉は言いにくいものですし、「気になるのなら、歯石を取って丁寧に歯磨きをしてみては?」と当たり障りのなさそうなことを言ってごまかしています。
私が「臭わない」と言うことはかなりの自信になるそうで、ここで嘘を言っては口臭の改善に取り組むこともなくなってしまいそうですし、正直に告げて必要以上に相手を傷つけてはいけないとも思います。「代用口臭チェッカー」として、どういう反応をすればいいのでしょうか。私としては、正直に回答できる機械を羨ましく思います。


実際に鼻で口臭を正しく測定する方法(ほんだ歯科方式) 名前:HONDA 11/9(日)11:55
>問われる私は何と答えていいのか。

正直にあなたが感じたままを伝えることです。

>正直に回答できる機械を羨ましく思います。

ほんだ歯科では、現在世界中で使用されている口臭治療用のガス測定器のすべてを使用して、口臭ガスを測定しますが、いずれの機械も不正確で部分的にしか測定できません。ただ、ほんだ歯科の場合は極限の無臭を最終的な治療目標にしているので、会話などによって分かりにくい患者の口臭を測定したり、再評価していくために、これらの機械は大変有効です。
会話などによって起こる不快な口臭のチェックには、このような測定器は必要ありません。結局は鼻でチェックすることが一番信頼性があります。
機械を過信して診断すると誤診することがあります。

(どのように、鼻でチェックすれば正しく判定ができるのか??)

次のようにしてください。

ほんだ歯科の方式:
(検査の方法1)ー口の中の臭気を調べる:臭いはどこから来ているか?口からなのガスが問題か?それとも息が臭いか?の検証

1.口を3分間閉じる。

2.3分後に、そっと息を止めたまま、口をあける。(呼吸を止める)

3.直ちに開けた口の上唇と下唇の間の口をあけた部分に、鼻を持っていき、口の中に溜まっているガスを一気に吸い込み、臭いがあるかどうかをチェックする。

このことで、問題となる臭気が口腔内由来であるのか?それとも呼気由来であるかの判別ができます。

(検査の方法2)−今度は、おしゃべりの時などにおいて相手がどんな風に感じているかの検査です。

1.「ハー」と言う感じで息を吐く。

2.検査する人は、口から垂直な遠い距離から近づきながら臭いを嗅ぐ。

3.臭いがわかったところで、口の距離を測定する。(30センチの定規で測る。)

臭いの種類と、検査2では、感じた距離を記録してください。

臭いの種類は、感じたままでいいです。
例)卵が腐ったような感じとか、すっぱい感じとか、
強さはレベルで表します。
1は、くんくんしてみたけどよくわからない。(何かに臭うけど、よくわからない感じ・不快ではない。)
2は、すぐにはよくわからないけど、くんくんしたらわかる。(うっすらと、ネギっぽいとか・・うっすらとおならっぽいとか)
3は、すぐに臭いが具体的にわかる。(どぶ臭、沢庵の臭い、チーズの臭いとか、はっきりとわかる臭気)
4は、不快な気持ち悪い感じ。(気分が悪くなる臭気・・もう嗅ぎたくないと言うレベル)


尚、口臭の判定は、自分自身で行うことは不可能で第3者によって行われなければいけません。

実際に鼻で口臭を正しく測定する方法(アメリカの口臭専門クリニックの方式) 名前:HONDA 11/9(日)12:01
今回の取材写真から(20003年11月末撮影)

(フィラデルフィアのDR.LICHTER先生のクリニックにおける口臭測定風景)

次のように行われています。ただ、測定方法についてはほんだ歯科ほど厳密ではありません。
術者は鼻から息が漏れないように、鼻をつまんでふさいでいる。




(カリフォルニア Dr.KATZ先生のクリニックでの方法)



息をかがないで、機械測定後に口腔内の舌表面を綿でぬぐってその臭気をかぐ方法が用いられていた。ただし、この方法では、会話の状態ではどのように感じるかは患者に分かりにくいと思う。

これらの、アメリカの方法では、ほんだ歯科で行われているような厳密なチェックは不可能と思われます。



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