アメリカ口臭治療・口臭市場最前線レポート・インタースキャン社訪問(1)


アメリカ口臭治療・口臭市場最前線レポート・インタースキャン社訪問(1) 名前:HONDA 12/12(金)04:17 インタースキャン社訪問

欧米では、一般開業医が口臭治療で用いる口臭測定器としては10年以上の歴史を持つ、インタースキャン社を訪問し、工場視察と、専門技術者との意見交換を行った。

インタースキャン社はカリフォルニアのハリウッドから車で30分ほどのChatsworthにある。
同社は1975年に設立され、有毒ガス検知技術は世界的に評価されている。現在13のガスについてのポータブルアナライザー(小型ガス検知器)の開発を手がけている。

インタースキャン社が開発した Halimeterは世界で最初の口腔内のVSCレベル(揮発性硫黄ガス濃度)をppb単位で検知できる測定器として開発され、アメリカにおける1990年代に起こった第一次口臭治療ブームをささえた。その後Halimeterは多くの基礎研究・臨床研究にも使われた。開発に当たっては、25年間の口臭測定技術が投入された。

その後民間口臭クリニックでの口臭測定器としてHalimeterは世界的なスタンダード器として定着していった。

Dr.LichterやDr.Katzも信頼できる口腔内硫黄ガス測定器として高く評価し、彼らのクリニックでは現在でも診断に用いられている。



工場内のスタッフは15〜16名の専門技術者、化学者などで、色々なガス検知器の組み立てメインテナンス・修理だけでなく製品開発も行われていた。
組み立ては、生産ラインによるオートメーションによるものではなく、1台ずつ技術者が、まるで時計を作るように細かい作業を手作業により進めていた。

組み立てられた製品は精度試験を受ける。測定するセンサーごとに精度試験が繰り返されていた。

このセクションでは、修理や、定期的な管理のために送られてきた測定器の調整も専門技術者によって行われていた。


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