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HONDA式ガム法ではなぜ噛まないほうが有効か?
ガム法はなぜ噛んだらダメなのか? RIP  4/10(土)04:38 

ガム法は、なぜ噛んではいけないのですか?
あと僕が行っている歯医者さんは、口臭測定器がありません。どこに行けばありますか?それとお値段とかいくら位でやらせてもらえるのでしょうか?
HONDA式ガム法ではなぜ噛まないほうが有効か? 名前:HONDA 4/14(水)02:19
久しぶりに、良い質問です。

自覚的口臭(自臭)や生理的口臭の原因は、大半は、精神的不安からくる安静時唾液流が確保できないから起こる問題です。

安静時唾液流は子どもの「よだれ」と同じもので、常に口腔内を流れているサラサラとした唾液の流れです。
これが精神的緊張や不安のために、自律神経を介して抑制されるのです。

安静時唾液の分泌は、自分の意思ではコントロールできない唾液分泌反射によって起こります。

したがって、緊張しやすい人の場合は、緊張した状態でいかにして安静時唾液を確保するかを考える必要があるのです。
しかも、他人からみて絶対にわからない方法で・・・

実は、ほんだ式ガム法は、この「唾液分泌反射」の仕組みをうまく利用しているのです。

唾液分泌反射は、次の二つの反射によって引き起こされます。

1.味反射・・・すっぱい味や、甘い味があると唾液は反射的に分泌する。

2.異物反射・・口腔内に異物があると、自動的に唾液が出てくる。

したがって、もしもおいしいガムを噛むと、ガムの味やミントなどが刺激になって唾液が出るし、ガムを異物として認識するので、さらに唾液が出てくるのです。

したがって、四六時中欧米人のように、ガムを噛み続ければ、病的な問題がない限り口臭は起こりません。また、安静時唾液は分泌され続けます。

実際、日本社会では、ガムを噛み続けることは礼儀として容認されていないので、失礼がないように、ひそかに味がなくなったガムを噛まないように利用して、ガムを異物として認識させることで唾液を出そうという仕組みです。

もちろん、噛み続けてもそれが、その行為が許される環境であれば大丈夫です。

通常異物が口に入った時に、安全であると認識すると、噛み砕こうとする反射が起こります。
危険と思えば、噛むことをやめて、さらに唾液を出して吐き出そうとする反射が起こるのです。
異物が口の中にあるとき、噛むときよりも噛まない時のほうがより唾液は出るのです。

したがって、ガムは、噛む時よりも噛まないでコロコロさせているほうが、より異物と認識して唾液分泌が誘発されるのです。

したがって、気分は緊張していても(←性格だから仕方ない)、強制的に唾液を出すためには、ガムをガムと思わずに危険な異物として認識しながらコロコロさせておけば、常に安静時唾液を確保できやすいからです。ガムと思ってしまうと思わず噛みたくなる反射が起こります。
さらに、かまないのですから、他人からは、まさか口にガムが入っているとは見破れないのです。コロコロさせなくてもただ、口にあるだけで大丈夫です。コロコロを意識しすぎると、変な動きでばれてしまいます。

もちろんしゃべるときは、すばやくほっぺに挟むと、会話のできるしタバコもすえるし、飲み物もごく自然に飲むことができます。

ほっぺにはさむだけで、実は、その部分には唾液腺の開口部があるので、その刺激自体が唾液分泌を促進することにつながっているのです。

したがって、口の中でコロコロしている時も、ほっぺにはさんだ時も、常に唾液を出すように働くのです。

しかも安全で、噛まない限りは、ガム臭は起こらないし、かかる費用も安いし、緊張しやすいことも無視できます。

そのほかの効用として、口の中でガムをコロコロしている間は、口では息ができないし、自動的に口呼吸を防止できます。
通常無意識の口呼吸を是正することは非常にむずかしいのですが、この方法なら簡単に無意識にできます。口に物が入っている時は、口は消化器としてのみ働き呼吸器としては機能しなくなるからです。
さらに、コロコロしている間は、舌は絶え間なく動いているので、口の緊張は起こらないし、舌の血液循環は促進して自動的にきれいなピンク色になるし、舌表面は常に清掃されるので舌苔がつく暇がないので、常に赤ちゃんのようなきれいな舌が自分の能力で作り出されるのです。
舌の運動訓練になるし、無害で安全で、匂いでごまかす方法ではなく、自分の安静時唾液流によって無臭を維持できるのです。

ほんだ式ガム法は、緊張していても緊張時口臭をおこさず、口呼吸が防止できて、舌を常にきれいにする、決して人にばれない安全で安価でいつでもどこでもできる方法なのです。
当然ですが、安静時唾液流は強い殺菌性があるので、虫歯や歯周病にはならないでしょう。
食後にはじめれば、食後の口臭も防止できるし、食後の歯を磨く必要すらなくなります。

一日、たった3個のガムで、これだけの効果を期待できる方法は他にないでしょう。やってみればわかることです。ちなみに私はいつもやっています。

安静時唾液が非常に確保できるので、水が不足しやすいので、時々水を含みながら行うことがコツです。

RE:ガム法はなぜ噛んだらダメなのか? 名前:HONDA 4/14(水)02:26
>あと僕が行っている歯医者さんは、口臭測定器がありません。どこに行けばありますか?それとお値段とかいくら位でやらせてもらえるのでしょうか?


常に会話のたびに、周囲の人が悪臭を感じる病的口臭の場合は、診断では口臭測定器を必要としません。
また治療は通常の歯科治療で完治します。したがって、まずは、どんな歯医者でもいいので、最寄の歯科を受診して、口臭について相談してください。

また、口臭測定器では口臭を診断できないので、あくまでも治療の成果を再評価するものと考えるいいでしょう。

一般歯科治療の範囲で、対応できない口臭についての専門治療では、保険適用外になるために、自由診療になり、診療費は、医院ごとに異なるので問い合わせてください。



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