中高生くらいから始まる、多くの医療機関が治療対象とはしない生理的口臭。


口臭に悩んでいます。 あい 3/14(月)10:54 

私は口臭になやんでいる高校1年です。 私が口臭を気にしだしたのは中学3年の頃からです。 高校に入ってから口を閉じてても鼻から臭いがでてしまうのが 気になって男子からも「臭い原因はあいつだ!」って言われてから 教室に入れなくなり今、相談室っていう教室で勉強しています。 こんな高校生活は嫌です。みんなと授業受けたいです。 どうすればいいんですか? 口臭を気にしてるって事は誰にも言えず1人で悩んでいます。 お母さんに言ったら「そんな事気にしてバカじゃないいの?」 って言われて、そのままです。 この事で死にたいって思ったことだってあります。 本当、重症なんです!!! 助けて下さい!!!!


中高生くらいから始まる、多くの医療機関が治療対象とはしない生理的口臭。 名前:HONDA 3/17(木)01:40

>私が口臭を気にしだしたのは中学3年の頃からです。

一般的に、中高生くらいから、子供時代とは違って、普段口臭がない健康な人にも、時々、相手を不快にする口臭が起こるようになります。この口臭を生理的口臭と言います。

一方、非常に深刻な、常に膿や出血があるような潰瘍性病変(膿が出るような病気)が口の中にあったり(ちょっとした虫歯や、歯肉炎程度であれば、それが直接口臭を起こすことはめったにありません。)、内科的な深刻な病気がある場合は、常に、会話のたびに相手を不快にする病的口臭が起こります。

あなたの気になっている口臭が、病的口臭か、それとも、生理的口臭なのかは、家族に聞いてもわかるし、最寄の歯科で相談すれば、確実に知る事ができます。 病的口臭は、必ず、原因となっている病気の治療が必要ですから、自分でいくら悩んでも解決しません。

もしも、生理的口臭なら、無臭の時もあるはずだから、自分自身で常に無臭の息をキープできるようにセルフコントロール(ブレスコントロール)する事が重要です。 もしも、生理的口臭が不安になって、常に、不安を抱くようになると、不安な時間が続けば続くほど、無口な状態が続けば続くほど、本当に人を不快にしてしまう生理的口臭の一種である緊張時口臭に悩まされながら、ひどくなっていきます。
したがって、すぐに対応する事が重要で、まずは、最寄の歯科を受診して相談することです。 病的口臭の場合は、特に口臭治療を専門とする口臭外来を受診する必要もありません。

>高校に入ってから口を閉じてても鼻から臭いがでてしまうのが

精神的な不安が強くなると、口を必要以上に閉じ続ける(緊張状態)ために、無臭を保つために不可欠な、サラサラした安静時唾液流を失うので、口腔内の口臭を起こす菌の活動は急に活発になり、口の中に飽和状態になったガスは鼻に流れ出し、鼻臭も感じるようになります。

対策としては、例え精神的な不安が起こっても、他人から悟られない範囲で、口の中で舌をかすかに動かし続けることです。そうすれば、鼻臭も緊張時口臭もなくなります。

それでも解決が難しいときは、この方法と平行して、自分でコントロールできない不安を心療内科の先生に専門的にコントロールしてもらうことです。(専門的精神ケアー)

そんなことよりも、不安な時に、自分の口臭はどのような程度かを友人や家族に聞くだけで、不安は消えるでしょう。 自覚する臭気と、周囲の人が感じる臭気は全然違うからです。

>教室に入れなくなり今、相談室っていう教室で勉強しています。

あなたは、自分から教室を避けて、相談室に逃げ込み、周囲の人たちを避けています。 こうなると、自分から社会に背を向けていくために、周囲の人は、そんなあなたに特別な(避けている)雰囲気を感じるようになります。

問題から逃げるのではなくて、自分から攻めていく勇気が必要です。
人は誰でも臭気があります。(生理的口臭や体臭など)
臭気で人を判断する事はありません。

>お母さんに言ったら「そんな事気にしてバカじゃないいの?」 って言われて、そのままです。

せっかく家族に相談したのに、あなたの予想に反して、家族はまったくあなたの口臭に悩んでいない事がわかります。おそらく、あなたが悩んでいるのは、病的な口臭ではなくて、健康な成人なら時々起こる周囲の人を不快にすることもある、生理的口臭と考えられます。自分の感覚と周囲の感覚は違うことを認識することです。

あなたの場合は、大人なら、誰もが経験している、自覚する臭気や生理的口臭が問題になっているようです。



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