ほんだ式口腔内ケアー方法


食後 えり 5/21(土)13:59 

本田先生の考えでは食後の歯磨きはしない とゆうことですが、ウガイも良くないでしょうか?虫歯で穴が空いていて 爪楊枝でカスがとれません。ウガイすれば取れるんですガ。ウガ イもほんとは 良くないですか?


プラークコントロールとpHコントロールで、常に口腔内ケアー(ほんだ式口腔内ケアー方法) 名前:HONDA 5/25(水)01:59

>歯磨きはしない とゆうことですが、ウガイも良くないでしょうか?

食後のブラッシング(歯ブラシを用いてのケアー)は意味が無いということで、ほんだ式では、別のケアー方法を行います。これは食後のみならず、何かを飲んだ後にも常に行います。食後のブラッシングとかできる時とできない時があるじゃないですか?継続できないことは意味がないですよ。

歯磨きと言う行為は、ブラシで何かをとることですが、通常はプラークを除去したりステインを除去する目的で行います。

食後すぐは、細菌の活性がまったくなくて無菌に等しい状態です。だから口臭についても、普段臭い人でもゼロなのです。したがってブラシで取り除くべきプラークも存在しないので、通常のブラッシングは意味がないのです。

それよりも、飲食後は、舌の上に大量に残っている食べ残しや、飲み残しの処理が重要なんです。食べ残しは、歯や歯の隙間には少ししかありません。
このような食べ残しは、唾液中の酵素によって分解され、その結果、酸が作り出されます。通常は、この酸は食後に分泌される豊かな唾液で中和されてしまいますが、この時に下手にうがいを繰りかえすと、中和してくれる唾液を失い、口腔内の酸性化が進む結果になり、かえって口臭が起こりやすくなったり虫歯になったりします。それを防ぐためには、水を口に含み舌の上の飲食物残渣をキレイに取り除き、中和することが重要です。食事直後という場面では、一度口に含んだものを捨てることができないことが多いので、飲めばいい(飲めば新たな唾液になります。)

または、むしろ、食後はガムを噛む方が、無臭化ができて、舌の上がきれいになると同時に、唾液の確保にもつながり、変化した口腔内のpHの変化にもすぐに対応できます。だから、早く新鮮な唾液で、中和することです。
上に書いたような水による処理が苦手な人は、ガムを噛むようにするといいでしょう。

通常のブラッシングに伴って食事直後にうがいを繰り返すことは、食後の重要な唾液を喪失し、その後、唾液が出にくくなるために、口腔内の状態を悪化させる最大の原因になるでしょう。

食後はむしろ、うがいとは逆に、水を飲む方がいいのです。
常に、食後の唾液を有効利用することを考えておくべきです。
食後のブラッシングは、医学的にもまったく根拠がない方法で、歯磨き会社と歯医者にとって有利なだけでしょう。

うがいによって食後重要な唾液を失うばかりか、口腔内が酸性化して虫歯になりやすく、ブラッシングの際に歯を削るので、知覚過敏になりやすく、かつ、口臭が起こりやすくなるだけです。

この理論に反論できる学者はたぶんいないし、食後に歯を磨くことの有効性を細菌学的に、口腔生理学的に説明できる先生は皆無だと思います。歯磨き会社の言 いなりの宣伝的ブラッシング指導が行われているに過ぎないし、百害あって一利なしです。歯医者だって毎食後歯を磨いている人はほとんどいないでしょう。虫 歯や知覚過敏になりたくないし・・・

ほんだ式では、口腔内ケアーは、起きている間は常に行います。常にやらない限り、無臭は維持できません。

次のように覚えておくといいでしょう。
無臭を維持して、虫歯や歯周病にならない、医学的な根拠のある口腔内ケー方法は次のようにすればいいのです。

1)口腔内細菌のコントロール=プラークコントロール

起床直後と、就寝前のブラッシング(歯磨き)
理由は、起床直後は口腔内の口腔内細菌数や内毒素の量(細菌が作り出す毒素)は最大濃度になっているし、プラークもいっぱいできているからです。
寝ると細菌は増えるから、寝る前のケアーも重要。 寝る前に、口腔内の細菌を最小量にします。

2)それ以外の時間は、水以外が口に入った直後(飲食や喫煙のたび)に、水によるpHコントロールを行います。

口に水を含み、口の中で舌をよく洗うことです。その水を飲み込んで、味と臭気を確認してもいいし、捨ててもいいけど、捨てた時は水を飲むようにしてください。

そして、食後はガムを噛むことがベストです。ブラッシングは無意味です。
過剰なうがいは、唾液を失い、その後の唾液分泌を低下させ、口臭の最大の原因となる口腔内乾燥を起こすので、要注意です。

どうしてもうがいした時は、その直後に必ず水を飲んでください。そうすれば、口腔内乾燥を防げ、唾液分泌を促進できます。
食後は、いかにして唾液を失わないようにするか、いかにして食後の新鮮で有効な唾液を活用するかがとても需要です。



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