むし歯や歯周病と口臭の関係
むし歯と口臭の関係

気になるブリッジの臭気について

歯周病と口臭の関係

歯周病は病気なのか?(歯周病に対する考え方)--口臭を起こさず歯医者に歯を抜かれないために

歯ぐきからの出血と口臭

歯医者は歯周病はないというが歯ぐきから感じる臭気について

歯周的問題と口臭
   

<5>歯周病と口臭の関係・まとめ
ちょっとした歯石や虫歯くらいでは、ほとんど、他人に迷惑をかけるような口臭にはならない。
むしろ、唾液や舌の運動など、咀嚼していない時の口腔生理機能が大切です。

これがうまくいかないと、虫歯になりやすくなるし、歯周病にもなりやすくなる。
口を、感染から防衛するシステムがおかしくなっていくからです。

逆に、いくら、歯石がなくても唾液不足になると、口臭は起こります。(特に自覚的口臭)
歯周病による口臭は、中期以後に問題になってきます、自分では自覚できないことが特徴です。

しかし、軽い時代は、ほとんど他臭にはならないけれど、時々ふとした弾みに自分で自分の口臭が気になることが特徴です。(このとき、ほとんど他の人にはわかりません。)
したがって、朝起きた時ふと、口臭が気になる時、あなたは、歯周病の前兆かもしれない。あるいは、唾液の不足かもしれない。
唾液が不足すれば、いくら健全であっても、フロスは臭くなる。(フロスが臭っても他臭には至らない)

歯周病は、本当は決して病気ではない。歯周菌とうまく付き合いコントロールしていくことが、歯を失わない秘訣で、口臭予防にもなる。
でも、そのコントロールは、決して歯ブラシだけではできない。
将来、歯医者に痛い思いをして高い金を払うのが嫌な人は、こまめに、歯医者に行ってスケーリングすることです。
予防 IS MONEYです。

アメリカは決して、予防の意識が高いのではない。
HEALTH IS MONEY です。
金のない人は、治療が受けられません。貧乏人は薬局で治療キットを買って自分で治療するか(アメリカには、日本では考えられない治療キットが売っています。)抜きっぱなしになるしかないのです。

しかも、歯医者の費用はびっくりするくらい高い。
だから、予防に励んでいると言うのが本当です。歯医者に金を払うのは、ばからしい・・予防すれば、大丈夫。と言う考えです。

自分が感じる口臭は、時に歯周的問題の警告であるから、気になる時は、とりあえず、歯医者に行って歯石や歯垢を取ってもらうことが大切。

いったん歯周病を進めてしまうと、失った骨を取り戻すことはほとんど不可能です。でも、歯茎を正常にすることは可能です。

最善の状態を回復してそれを維持することしかできません。
歯は失ってからでは遅いと言うことを、肝に銘じておいたほうが良い。
良い状態のときに、良い状態を維持するためにスケーリングしてもらう。これが予防の概念。
予防は状態の良い時にしないと、悪くなってからでは治療になります。

それから歯周病を侮ってはいけない。歯周病は心臓病の原因菌、糖尿病だけでなくガンをはじめとする成人病の引き金になっていることだけは事実です。
歯石をためると、24時間いつも口から歯周菌の大量の内毒素を飲み続けているのですから・・・


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