赤穂義士所用鎖頭巾・鎖帷子（あこうぎししょようくさりずきん・くさりかたびら）

【概要】
赤穂浪士の何者かは不明であるが、毛利邸御預浪士の遺品だといわれている。
　鎖頭巾は660�c、鎖帷子は4.5�sある。安部氏の先祖が毛利家御預の浪士の鎖頭巾・鎖帷子を江戸で貰い請け、今に伝えられたといわれている。享和元年（1801）に安部氏が長府藩毛利家の学者片山則に箱書を求め、その蓋裏には次のような由来が記された。

赤穂侯臣四十七士復讐也海内至于含焉不措太宰徳夫論之謂之不義矣本邦自室町氏而後文学久廃雖　神祖右文之化勃然嚮風其未経年所士大夫舊染未濯所行何暇一一中義宇哉今其義不義姑舎諸?於復讐之功實為古今未曾有宜矣海内口焉不惜也此則其哀甲者安部氏寶蔵之云昔自長府得焉赤穂士命捕於長府者若干則長府所収固有由也安部氏請予一言題其櫃乃書以反
　　　　享和改元之冬　　　　　　　　　　　　　長藩後學片山則誌
（文中?マークはＨＴＬＭでは表示されませんでした。文字は「ころもへん」に氏の下に一で音読みで「てい」という字です）

【所蔵者】
安部道輝氏所蔵、小田原城天守閣展示。

（��002 2000/09/09）
（2000/11/5）

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