資料12

《ご挨拶》

  こんにちは。お久しぶりですね。「Nara  Holy  Knights」の菅原信道です。
  先日のコンベンションにご参加くださいまして、誠にありがとうございました。お蔭様
で、参加者が36名も集まる盛況ぶりでした。
  さて、参加していただいた皆さんには、今回、コンベンションの最後に書いていただき
ました「寄せ書き」と、皆さんから回収いたしましたアンケートの集計結果を冊子にしま
して、お送りさせていただきます。なお、一部寄せ書きとアンケートが回収できませんで
したことを、ここにお詫びさせていただきます。

  ところで。
  今回のコンベンションを企画・立案した段階から、私達スタッフの頭の中にあったのは、
「手作りのコンベンション」ということでした。
  最近、RPG関係の雑誌を見ますと、多くのコンベンションが行われています。そして
その中でもとりわけ皆さんの注目を集めるのは、いわゆる出版社が主催するコンベンショ
ンではないでしょうか。角川書店、富士見書房、ホビージャパンなどなど、雑誌に大きく
広告を載せ、カラーページにてその盛り上がりぶりを紹介する……。それはとてもいいこ
とです。ですが。
  ですが、それは「企業主催のコンベンション」だからです。
  私達「Nara  Holy  Knights」では、とてもそこまでのコンベンションは出来ません。
せいぜい小規模な模倣品ができてお終いでしょう。ならば、私達は全く別のコンベンショ
ンを目指したらいいのではないでしょうか。
  「企業主催のコンベンション」とは、いわば一流レストランでの食事に似ています。そ
こに行けば、おいしい料理と満足のいくサービスが受けられることでしょう。ですが、私
達のコンベンションが目指したものはレストランの美味しさ、楽しさではありません。私
達が目指したのは、「みんなでわいわい料理を作る」あの楽しさです。誰かの家に友達が
集まり、みんなでわいわい言いながら料理を作る。そして賑やかに食事をし、みんなで仲
良く後片付け……。レストランの味・サービスは、そこにはありません。ですが、それと
はまったく別の楽しさがあるはずです。私達の目指したものは、まさにその「手作り」の
楽しさ、嬉しさだったのです。
  それが皆さんにちゃんと伝わったかどうかは、皆さん自身の判断にお任せします。ただ
私達としましては決して今回のコンベンションに満足してはいません。もっと楽しく、も
っと素敵なコンベンションが、きっとできるはずです。私達はそう信じています。主催者
だけでなく、参加者も一緒になって作り上げる「手作り」のコンベンション……。私達の
目指すところは、究極のところそこしかありません。

  それでは。
  皆さん、今度は11月か12月に、「Nara  Holy  Knightsコンベンション」で、お
逢いいたしましょう。
                                   菅原  信道

Nara Holy Knights 代表連絡先
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