1997年に出会ったものの中から選んだので、1997年発売とは限りません
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★1★ バトルフィーバー(AT) /オートマチックス K.O.G.A RECORDS 97年 |
★2★ ANGRY FIST/ハイスタンダード Toy's Factory 97年
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★3★ 愛と笑いの夜/サニーデイサービス MIDI 97年
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★4★ Johnny Marr?/ニール&イライザ escalator records 97年
次元が違う堀江君の才能 ギターポップに食傷ぎみならコレを聴け。カラオケソングしか知らん奴はコレを聴け。メジャーしか置いていないレコード屋はコレを聴け。ニール&イライザは、キーボード(さらにギターもベースも弾くけど)の堀江君とパーカッションのチャーベ君の2人組。日本インディー界でメジャーからのオファーがおそらく1番多いのではないだろうか。いい曲をかく人はたくさんいるが、その人たちって自分と同じ人種だなというか、延長上にある才能という気がする(はるかかなた先の延長上だけどね)。でも堀江君の曲は何か違うのだ(ほめすぎかな)。13曲目「Wide and Side」なんか特にもぅ凄すぎ。と言いつつ、チャーベ君が歌う「Can I Do It?」はカワイイ。あ、ぼくチャーベ派ですから。
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★5★ FANTASMA/コーネリアス Trattoria 97年
華麗なる組曲
全13曲がひとつにつながっている。ホントよくできているアルバムだ。ビートルズでたとえると、サージェントペパーズのようなエンターテイメント性とアビイロードのB面のような終りに向かっていく流れ、これらを合わせ持っているといったところか。きっと試行錯誤を何度も何度も繰り返したことだろう。部屋やスタジオにこもってゴソゴソやっている小山田を想像してしまう。こんなの作ったら次作るの大変だろうな。といいつつ、だからこそ次をすっごく期待してしまう。
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★6★ 孤立無援の花/イースタンユース 坂本商店 97年
言葉に魂がうたれる 日本語で歌わないバンドは多い。「言葉がストレートすぎて重くなってしまう」というのが理由のひとつだろう。イースタンユースはその対極にいる。孤独、命がけ、叫び。100%出し切る吉野寿には「まだ余裕あります」なんてポーズはない。エコーズやブルーハーツとはまた別の「言葉の力強さ」をイースタンユースから受ける。日本語だってこんなにもロックにハマるものなのだ。 |
★7★ in Harmony/ルーシーバンペルト GOD'S POP records 97年
まさに「胸キュン」の歌声
声質は生まれつきのもの。松任谷由美はかつて「自分の声がこういう声でなかったら、こんなふうには売れなかっただろう」と語った。ルーシーのボーカル平峰アイコさんの声は天が与えた宝物だ。そして、そんな声を生かすも殺すも曲次第である。ネオアコなギターが彼女の歌声が引き立たせ、そしてまた、これらの曲に一番ハマるボーカルは彼女なのだ。 |
★8★ the new transistor heroes/bis Tristar records 97年
パンク!ディスコ!ポップ! 今回の「TOP9」で唯一の外国モノ。スコットランドのティーン3人組によるとにかく楽しいパンク。B52's、古くはマルコムマクラレン系のアダムアンドジアンツ、バウワウワウ、さらには日本が誇るプラスチックス、これらが好きなぼくには、このグループの登場がたまらなくうれしい。ジャケットの絵はメンバーのマンダリンによる。 |
★9★ pop cult do do/プリスクール Wonder Release records 96年
ぼくのギターポップブームはここから始まった!
これはインディーズ時代のファーストアルバム。オリジナル盤と再発盤の2種類あったけど、再発盤の方を買った。だってジャケットが楽しそうなんだもん。「和製ブラー」とか「ブリットポップ極東支部長」とか言われるけど、ブラーよりプリスクールの方が好きだな。プリスクールを一番プリスクールらしくしているものは、エコちゃんのキーボードだと思う。 |