飛鳥山公園(2004.03.29)


江戸時代からの桜の名所、王子の飛鳥山公園を初めて訪れました。この地を鷹狩の場としていた8代将軍、吉宗が享保5年(17020)、1270本の山桜を植え、王子権現に寄進し、管理を任せました。その頃から、飛鳥山は江戸庶民に開放され、江戸の桜の名所になりました。江戸の頃の山桜は今は、ほとんどソメイヨシノに変わっています。650本ほど植えられているそうですが、飲食禁止の場所が多い中、ござを広げて花の下で一杯の風景は江戸時代から今も続いています。公園内には、紙の博物館、渋沢史料館が併設、SL、ちんちん電車、子供の遊具があり、家族連れに楽しめるようになっています。



上野、日暮里から 王子に続く一帯は、線路沿いに丘陵になっています。飛鳥山公園は王子駅のすぐ傍。駅から見た飛鳥山公園です。

4月3,4日が桜祭りでイベントが準備されているようですが、もうすっかり見ごろです。

桜の下に赤く見えるのはつつじのように見えますが紅カナメの新芽。

公園の出口。線路の上に架かる青い歩道橋を渡れば駅です。