六義園・旧古川庭園(2006.03.27)


駒込にある六義園のシダレ桜は何度か見ていますが、年々花見客が増えているように思います。花びらの数ほどの人で埋まっていました。この時期のみ夜の8時まで開園されていますので、ライトアップされた夜桜目当ての花見客もかなり多いようです。人ごみにくたびれて、桜はあまり植えられていないのですが、徒歩で15分ほどの旧古川庭園に足を伸ばしてみました。旧古川庭園はバラの時期は混雑しますが、今の時期はとても静か。



高さ13メートル、幅17メートルのかなり大きな木ですが、戦後に植栽されたのだそうです。
エドヒガンのシダレです。


人をかきわけ、やっと花に近づくことができました。


ジョサイア・コンドル博士の設計により、大正6年に作られた旧古川庭園。洋風の前庭のほかに階段を下りると和風の回遊式庭園があります。まだ若い枝垂桜とソメイヨシノが何本かありました。

 


和菓子「光悦」の春限定販売「染井もち」。
この和菓子屋さんのある駒込付近は江戸時代は染井村と言われていました。
染井村には植木職人がたくさんいて、ソメイヨシノはこの村から生まれた桜です。
桜の時期は洋菓子も和菓子も桜にちなんだものがたくさん出てきますが、染井もちはお勧めの和菓子です。