東御苑・千鳥が淵(2007.04.04)


 満開は過ぎていますが、ここ2、3日の寒さで、東京はまだ花が残っています。散り始めた桜も良いもの、今日は、皇居、大手門から東御苑に入り、平川門から出て、ちょっと腹ごしらえの後、北の丸公園から武道館へ、更に千鳥が淵まで歩きました。午前中は、うす曇、お昼過ぎには青空が見えましたが、それから、お天気は下り坂で、夕方はついに冷たい雨になってしまいました。今日の雨で、都心の桜は大分散ってしまったことでしょう。
 
 江戸城の正門、大手門(左写真)です。ここを入ると右に、渡櫓(右写真)があります。渡櫓をくぐって、左手に進んで発券所で入園券を受け取り東御苑に入ります。東御苑には、大手門、平川門、北桔橋門から出入りできるようになっていて、入場数管理のため入園券を渡されますが、無料です。


大手門から東御苑に入ると、すぐ右手に皇室から国に寄贈された美術品を展示している三の丸尚蔵館があります。その側にありました。黄緑色の葉のようで目立たないのですが、これも桜、まだ、五分咲きくらいですがギョイコウ(御衣黄)のようです。東御苑には他にも、開花時期や姿の違う色々な種類の桜がありました。


立派なヤマザクラです。手のひらでつかめそうなくらい、花びらが舞い落ちてきていました。

 

どの桜も満開を過ぎていましたが、少しずつ違う色の桜が緑の中に映えていました。


東御苑の中にある回遊式庭園、二の丸庭園です。四季を楽しめるよう、たくさんの樹木、花が配置されています。
菖蒲、紅葉の季節も来て見たくなります。


九段下から武道館へ入る橋から眺めた桜。たくさんの人がカメラを構え、記念撮影をするポイントです。


お濠の対岸にはまだ、しっかり花が残っている桜もありました。

 

千鳥が淵は満開を過ぎても人、人、人、夜はライトアップされます。


お濠のボートも千鳥が淵の風景です。 ボート乗り場は、いつも長蛇の列ができているのですが、平日で年輩者が多いためか、それほど待たなくても乗れるようでした。


花から葉へ。光を通す若い葉を清々しく感じます。