醍醐寺(2009.04.06)

 小浜から、京都に回り、今年は念願の醍醐の桜を見ることができました。お天気もよく、枝垂桜は散り始めていましたが、ソメイヨシノは満開で幸運な花見となりました。醍醐寺は、弘法大師の孫弟子、理源大師が874年に開いた真言宗のお寺で、世界遺産に指定されています。醍醐の桜といえば、秀吉の花見の話が有名で、歴史ドラマを思い浮かべる方も多いと思いますが、私は、切手にもなった奥村土牛の「醍醐」の画をを思い浮かべます。その他、中島千波、浜田泰介など数多くの画家が醍醐の桜を美しく描いています。

総門の脇の鮮やかなベニシダレ、バスを降りてまず目にする桜です。


満開のソメイヨシノ。


ヤマザクラとソメイヨシノ。良い具合に配置されています。

 

塀ぎわは人が入れないのですが、、、


参道は、平日でも人出はこの通り。


醍醐寺には老木がたくさんありますが、このような若木も。まだどんどん増やす計画のようです。同窓会寄進の桜もありました。


霊宝館入り口のヤマザクラ。霊宝館は、春季特別展を開催中で、秀吉坐像図、俵屋宗達の屏風絵、木彫千手観音など、国宝、重要文化財クラスの絵、仏像を多数観ることができました。


同じく霊宝館のソメイヨシノ。

霊宝館しだれ
大分、散っていますが、霊宝館の立派なしだれ。

三宝院しだれ
三宝院のしだれ桜、こちらは満開です。三宝院は書院造で桃山時代を代表する建築物、秀吉が設計した庭があります。

五重塔 国宝、五重塔。
応仁の乱でほとんどの建物は焼失しましたが、この五重塔だけは残り、京都では一番古い建築物だそうです。


大講堂
本尊が安置されている金堂奥の大講堂。

白い桜
白壁に白い桜、オオシマでしょうか。

ヤマザクラ

ヤマザクラとしだれ
ヤマザクラとしだれ。

やまざくら

ソメイヨシノ

桜の根元
桜は根元を踏むと痛みます。中に入ると係りの人に叱られます。