浜離宮恩賜庭園（2009.04.20）

東京は、八重咲きや遅咲き桜も散り際です。昨日まで八重桜のライトアップが行われていた浜離宮恩賜庭園に行ってきました。汐留の再開発で、浜離宮付近は高層ビルに囲まれた庭園になりましたが、新緑の庭は都心とは思えない程のどかで、心地の良い空間でした。

八重桜は、多すぎると重い感じがしますが、緑の木々の間に程よく配置されています。鳥が泳いでいますが、海水です。ライトアップ機材の撤去作業のため業者の車が入っていました。一般の車はもちろん入れません。

庭園の向こうには、今やおしゃれな街として観光名所になっている汐留の高層ビルが立ち並んでいます。

普賢象（フゲンゾウ）です。

関山（カンザン）、公害に強く、ポピュラーな八重桜です。

　

芳香のある桜、駿河台匂。散り際でしたが、八重桜の中にあると、楚々として可憐な感じがします。

御衣黄（ギョイコウ）は緑色なので、遠目には花が咲いているように見えませんが、花の終わりごろになると、この木のように花びらの中心部がピンク色に変わってきます。

鬱金（ウコン）。御衣黄に似ています。咲き始めは、御衣黄の方が、緑が強いのですが、どちらも散り際なので、中心部がピンク色に変わっていて、見分けがつきません。

おまけ。浜離宮は、次々に季節の花が咲くように設計されています。遅咲きの桜とともに、藤が咲きはじめ、牡丹園も満開になっていました。