福島・二本松(2010.05.04) |
連休は高速道路割引の駆け込み需要も手伝い、例年に増して大渋滞の情報が流れていましたが、意を決して福島県・二本松の桜を見に行きました。二本松城は霞ヶ城とも呼ばれ、戊辰戦争で焼け落ちましたが、南北朝時代から続く東北の名城です。現在、霞ヶ城公園として一部再建、整備されています。公園には1700本の桜があり、桜百選にも入っている桜の名所です。満開を過ぎているのは判っていたのですが、観光案内ページの「5/5まで桜まつり。散り始めだが、まだ、大丈夫」の情報で出かけることにしました。 |
再建された箕輪門(正門)の傍にあるまだ若いしだれ桜。 |
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本丸跡からの眺め。かすんでしまっていますが、一番奥の山は安達太良山。まだ雪をいただいていました。新緑の中にポツポツと桜色が入り、何とものどかで心休まる眺めでした。 |
霞ヶ城公園内の桜は、ほとんどソメイヨシノですが、まだ咲いている品種も何本かありました。これは、「白妙」のようです。 |
アップです。 |
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桜ではなく松ですが、あまりにみごとだったので 。二本松市指定の天然記念物、樹齢300年の赤松の巨木です、東西に14メートル広がっている傘の形状をした“八千代の松”と言われる傘松です。 |
真言宗松尾山愛蔵寺のベニシダレ桜。愛蔵寺が麓山の中腹にあった頃、二度の火災にあい、二度目の火災の折、秘密護摩札が桜の上に飛来したとの言い伝えで、「護摩サクラ」という名前がついています。寺がこの場所に移ってから、この桜は大きくならず、「育たぬ桜」と言われていて大木ではないのですが、樹齢800年を超すと言われています。 |
幹の様子は、樹齢800年が納得できるすがたです。 |
帰りのコースの近くに「合戦城の桜」というのがあると聞き、寄ってみました。1本に見えますが、二本のベニシダレザクラです。三春の滝桜の孫桜と言われ、推定樹齢は150年。もう、葉桜に近くなっていましたが、勢いのある樹齢ですから、満開の時は見事だろうと思います。 |