竹田市(大分)岡城跡(2016.04.06)

東京から行くには交通の便が今ひとつですが、昭和11年に指定された国指定史跡で、さくら100選にも入っている岡城跡の桜を観に出かけました。 熊本空港から空港ライナー(無料)で豊肥本線の肥後大津駅へ。肥後大津から九州横断特急で豊後竹田に到着。日程の都合で散り始めた時期になりましたが、うららかな日差しの下で山城の跡に咲く桜を楽しむことができました。
 
岡城
岡城は標高325mの天神山に築かれた山城。1185年、源頼朝に追われた義経を迎えるために鎌倉時代の武将、緒方惟義が築城したとの言い伝えがありますが、大友氏一族の居城に続き、1594年、中川氏入城後は明治の廃城令で取り壊されるまで中川氏が藩主でした。今は、石垣しか残っていませんが、100万平方メートルもある城跡は、春の桜、秋の紅葉が美しい場所です。

岡城跡
大手門へのに登り道。難攻不落といわれた岡城の石垣は急角度で高く積まれています。

岡城跡
大手門跡からの眺め。山中にポツポツと咲く桜がおだやかな景色を作っています。

岡城跡
桜の馬場。

岡城跡
八重桜の白妙ももうすぐ満開。

岡城跡
本丸へ向かう道。

岡城跡
二の丸跡の滝廉太郎像。

岡城跡
桜の名所で散り際とはいえ、人が少なくて贅沢なお花見です。

岡城跡
左の石垣が本丸跡です。

岡城跡
遠くに見えるのは九重連山です。

岡城跡
歩いていると、花びらがハラハラと落ちてきて手のひらに留まり、なかなかの風情でした。

岡城跡
ソメイヨシノはだいぶ散っていましたが、八重の紅枝垂れは満開。

岡城跡
菜の花、桜、たんぽぽも咲いて、春の色です。

岡城跡
新緑に八重の紅枝垂れ、ソメイヨシノが華やかです。