● 2017.10

10月31日(火)  久しぶりの新大阪

 先日、舞台『弱虫ペダル』を観に行きました。
 劇場は新大阪のメルパルクホールです。13時からのキャスト登壇イベントから19時開始の舞台までの時間、久しぶりに新大阪駅をブラブラしました。

 新大阪駅には、年に2回はお世話になっています。
 だけどそれはコミケ参加で新幹線に乗るためで、駅改札の外には出ません。
 今回、改札を抜けたのは実にン年ぶり。駅構内の変わりように、キョロキョロしてしまいました。

 どこもかしこも記憶の中より綺麗です。お店もさらに充実しています。
 お昼をいただいたはナチュラルなカフェ風で、ランチメニューはリーズナブルながらボリュームたっぷりでした(^^)


 ショーケースに並んでいたケーキも美味しそうだなと、ちと後ろ髪は引かれたのですが、ほかにもお店はたくさんあれば、時間もたくさんあったので、ここはランチだけですませました。
 駅構内を、あれこれ歩き見しましたが、1階の味の小道は昔ながらの喫茶店や飲み屋が並び、ここは記憶とかなり合致します。
 だけど2階の飲食店などが並ぶアルデ新大阪は、お土産物屋さんはもちろんのこと、ドラッグストアに本屋さん。100円ショップまでどこもピカピカ。
 飲食店も串カツのだるまにうどんの美々卯。持ち帰りのみだけど、京橋駅にあるケーキのコカルドと、名店有名店ぞろいです。
 なにより驚いたのは、フレンチおでんの赤白が入っていたこと。このお店は、大阪梅田のルクア地下と3番街に入っているのですが、比較的新しいお店ながらも、その美味しさでいつでも行列の人気店なんです。
 わたしたちが通りかかったのは3時過ぎだったのですが、このときはガラガラ。20席くらいのカウンターには、1組のお客さんしかいません。
 甘いものでもとお店を探していたのですが、迷った挙げ句に予定変更。友人T嬢とふたりしていそいそとお店に入りました。
 カウンターに着いたのは、4時前のこと。その時点では、私たちも入れてお客は4組くらいでした。だけど30分もしないうちに満席になり、外には行列もできました。
 ここにすんなり入れたなんてラッキーだよねと言いつつ、ワインやおでんに舌鼓。開場までのひと時を、楽しく過ごせました(^^)

 


 いや~。ホントに美味しかった(^^)
 舞台を観に行く前でなければ、もっとガッツリ飲み食いしていたことでしょう。


 新幹線への乗り換えでしか行かない新大阪ですが、まさかここまで楽しい空間がホームの下に広がっていたなんて。
 今度は駅ビルそのものを楽しみに行きたいと思いました。
 そしてそのときは、お土産物屋で気になったけど、ペダステ観るのに荷物になったらいやだなと諦めたお買い物も楽しみたいです(^^)


10月28日(土)  舞台『弱虫ペダル 新インターハイ篇 ヒートアップ』

 昨日、舞台『弱虫ペダル 新インターハイ篇 ヒートアップ』を観に行きました(^^)

 新大阪メルパルクで19時開演だったのですが、この日13時からキャスト登壇イベントが開催されるというので、そちらにも参加することにしました。
 イベント会場に着いたのは12時20分。既にかなりの人が集まっています。
 先にプレゼントの抽選券をいただいて待っていたのですが、入場できたときには13時20分になっていました。人がたくさん集まりすぎて、時間が押してしまったのか。
 入場前には、入場抽選券も発行されてたので、もしかしたら入れなかった人もいたかもしれません。(未確認)

 キャスト登壇イベントは、めっちゃ楽しかったです!!
 こういうイベントは初めてだったのですが、役者さんのご挨拶から始まり、トークイベントにゼスチャーゲーム。プレゼント抽選と盛りだくさん。
 ゼスチャーゲームは役者さんが3チームに分かれ、1分間の時間制限の中、スクリーンに映し出されたお題を1人がゼスチャーでヒントを出して、他のメンバーが当てた数をチームごとに競うもの。
 中には「アイフォン8」なんて難問もあったのですが、さすがは役者さん。ゼスチャーというよりパントマイムで演じられて、見ているこちらも納得したり大笑いしたりでホント、楽しかったです!!

 イベント後は、新大阪駅に戻って遅めのランチ。
 新大阪駅構内をぶらぶらしたり、ちょいとワインをいただいたりしているうちに、あっという間に開場時間になりました。

 プレミアム席特典のパンフレットをいただいて、ロビーに入って開場を待ちます。
 ロビーには、パンフレットや会場販売の写真を手にした人々の熱気が満ち満ちてます。
 ほどなく会場には入れたのですが、なんと今回のお席は、下手側の最前列でした!!
 最前列! もちろん、初めてです!
 すぐ目の前に舞台の縁があって、もうそれだけでもドキドキします!!
 あまりに興奮したからか、オペラグラスを忘れてしまっていたのですが、全く問題なしでした。

 舞台も素晴らしかったです!!
 なにしろ今回は、弱虫ペダルでは2回目となるインターハイ初日の、中盤からゴールまで!
 「ティーブレイクしてたんだよ!!」の名台詞が生まれた手嶋と真波の対決や、3人がデッドヒートを繰り広げてのゴールと、原作でもものすごく盛り上がったシーンの舞台化です。
 それを最前列で観ていたのですから、盛り上がらないはずがありません!!
 ライトに照らされ、飛び散る汗まで見えたのですから、もうっ! もうねっ!! 意識が飛ぶかと思いましたよ!!

 ただ、ひとつだけ残念だったのは、最後にキャストの皆さんで踊る『ヒメのくるくる片思い』
 あまりに舞台に近すぎて、全員のお姿を目にすることができませんでした。
 このために、もう1度観に来たいと思ったくらいです!! なんて、ぜいたくですね(^^ゞ
 今回のペダステも素晴らしかった!! 新インターハイ篇の第3弾があるのなら、絶対行きたいと思います!!


 そして会場内でチラシを配布していたのですが、ただいま『舞台 モブサイコ100』も、メッチャ気になってます。
 こちらは東京公演しかないみたいなのですが、大阪にも来ないかなぁと、チラシを眺めながら悶々としています。


10月12日(木)  映画 『亜人』

 昨日のレディスデイに、映画 『亜人』 を観に行きました。
 なお、少々内容にも触れてますので、ネタバレ注意です

 死なない人間、亜人の戦いの物語。『亜人』
 原作ファンなので観に行きました。
 あまり配役にはこだわらない方なのですが、今回私の中では舞台俳優とカテゴライズしている城田優さんが田中役。映画のスクリーンで拝見するのは初めてなので、こちらも楽しみにしてました(^^)(とはいえこの方、テレビや映画でも多数活躍されてます(^^ゞ)
 早めに席を予約したので、場内ど真ん中が取れました。が、いざ座席に向かうと、両隣にそれぞれ女性がおひとりずつ。
 映画館では、だいたい1個ずつ席を空けて取る人が多いので、一瞬自分が席を間違えたかと思いました。
 ですが場内を見回すと、なかなかの人の入り。そして、女性客が多め。
 これはレディスデイだからか、あるいはキャスティング効果なのか。
 なにしろ主役の永井圭は佐藤健さん。佐藤役の綾野剛さん。眼鏡の戸崎氏には玉山鉄二さん。そして、城田優さんと、目の保養になりそうな素敵な俳優陣が、ずらりとそろっているのですから。
 とはいえ内容は、目の保養とは少々言い難かったりします(^_^;)
 亜人の人体実験や、バトルシーンでは手首や腕が飛びまくり。
 個人的には、昔のギニーピッグクラスでなければかなり平気な方なので(でも、『SAW』シリーズは、心理的に痛くて苦手だったなぁ(^_^;))平然と見られましたが、映画の最初の方では、場内のあちこちから小さな悲鳴が上がっていたので、ダメな人はダメかも。

 でも、面白かったです!!

 原作既読派としては、冒頭から原作中盤のエピソードから入ってきたので、未読派の方は大丈夫かなぁ?と、ちと心配になりました。
 だけど、原作の中でも特に引き込まれていくエピソードを、スピーディーな展開で繋げていて、話にグイグイのめり込んでいきました。
 場内の雰囲気も、観客の皆さんが集中しているのが感じられます。

 映画化としては、かなり原作準拠。
 原作がまだ完結していないので、ラストは映画オリジナルになるのでしょうが、テレビアニメ化でのラストとも違う締め方で、十分納得できました(^^)

 そういえば、うっかり忘れていたのですが、この映画の監督さんって『踊る大捜査線』シリーズで有名な本広克行氏なんですよね。
 『亜人』実写映画化発表時にそれを知ったのも、この映画を観に行くきっかけだったなと、エンディングロールを見たときに思い出しました(^^ゞ


 なお、どっぷり腐っている身として言い添えます。
 原作では、佐藤さん単体萌え。
 アニメ化した際には、佐藤と田中でいけると萌えてた私ですが、今回の実写映画化においては佐藤さんと永井くんがとっても美味しゅうございました。
 原作通りの台詞回しも、言い方でもうね(*^^*)
 ラストの決着のつけ方も、なかなか素敵で美味しかったです。はふぅ……


10月6日(金)  連チャンゾンビ映画

 この2週間に、韓国ゾンビ映画を2本観ました。

 まずは先週。ヨン・サンホ監督の 『新感染 ファイナルエクスプレス』
 この映画。ネットでタイトルを見たとき、アメリカの 『ファイナル・デスティネーション』 シリーズの新作かと、ちょっとドキドキしました。好きなの(*^^*)
 だけど調べてみると、全く違う韓国映画だとわかって、一時スルー。
 ところが、友人の陣内さんから強くお勧めされたので、改めて観に行くことにしました。
 観てよかったです!!
 上映時間の1時間58分。1秒たりとてたるむことなく、終始画面に目が釘付け。
 ゾンビ映画といえば、ライフルを持った人々がバリケードを作って立てこもり、生き残りをかけて戦ったり、脱出しようとしたりというのが定番ですが、こちらは猛スピードで走る超特急列車が舞台。
 ほとんど逃げ場はなく、しかも韓国という一般人の銃所持が認められてない国での物語。
 この中に自分がいたらという想像が、よりリアルに感じられました。
 とはいえ、違いもやはりあります。
 映画に登場した軍隊には、スピード感がありました。
 まあこれは、一般人から見た光景ということで、その裏であったであろう出動までの命令系統などが描写されていないからそう感じただけかもしれません。それでも 『シン・ゴジラ』 で自衛隊を動かすまでの延々と続く会議を見た身としては、「ここが日本と韓国の違いかなぁ」と感じたりもしてました。
 そういう部分も興味深く面白くはあったのですが、なんといってもこの映画のキモは、登場人物の関係性と、誰かが誰かに抱いている愛情。
 これらが、死を身近にした極限状態の中で描かれるのですから、もう泣けること泣けること。
 終盤に入ってからは、映画館内のあちらこちらからすすり泣きの声が聞こえ、私自身もハンカチを目元に押しつけたままでした。
 映画が終わって、トイレで顔を洗ったのなんて初めてでした!!
 ハラハラドキドキで面白く、同時に強く胸に迫る作品でした。

 続いて観たのは 『ソウル・ステーション/パンデミック』
 こちらも同じヨン・サンホ監督の作品で、実写ではなくアニメ映画です。
 もともとが、この監督さんはアニメ監督だとのこと。
 『新感染』の前日譚として描かれたこの作品。こちらも陣内さんに勧められ、いっしょに観に行きました。
 観に行く前にサイトを見たのですが、まず絵柄の時点で日本のアニメに慣れ親しんだ身としては、ちょっと違和感。
 韓国のアニメ事情をよく知らないのでなんとも言えませんが「これ、日本だと企画が通りにくそう」というのが第一印象でした。
 ですがまあ、さすがは 『新感染』 の監督さんです!!
 最初の感染者は、駅のホームレス。ヒロインも家出娘で売春にまで手を染めた身という、いわゆる低階層の人々から、徐々に感染が広がっていく。
 こちらもやはり途中から軍が動き出すのですが、当初はまさかゾンビと思わず、ただの暴動とされてます。
 それでも遠慮なく決行される放水や射撃に、『新感染』のとき以上に、お国柄の違いを感じました。
 島国と、大陸の半島な上に、陸続きなお隣が『アノ国』という国の違いだろうなぁ……。
 観ているうちにグイグイ話に引き込まれ、当初感じていた絵柄に対する違和感も、あっさり払拭されました。
 むしろもう、この作品はこの絵じゃないと駄目だろうと思うくらい。
 アニメのゾンビパニックものって初めてだったのですが、こちらも強い力のある作品でした。


 両映画。すっごく面白いのですが、上映館が少ないのがもったいなや。
 機会があって、ゾンビ映画は絶対ダメッて方でないなら、ぜひ観ていただきたい作品でした。
 特に 『新感染 ファイナルエクスプレス』 はぜひ観てください~~~っ!!
 なお、上のリンクで飛ぶ公式サイトのPC版では、複数の予告編が表示されます。
 デフォルトだと、出演俳優さんの挨拶で始まる「キャストグリーティング映像」が流れるようですが、作品そのものの雰囲気を味わいたい方には、動画下部にあるタブで選択できる「予告」か「吹き替え版予告」がお勧めです(^^)


10月1日(日)  今年の夏アニメ

 あっという間の3ヶ月。
 今年の夏アニメも、視聴していたほとんどが最終回を迎えてしまいました。

 今期、コミケもあったので数は抑えていたのですが、私的には大豊作でした!!
 まずは、なんといっても『賭ケグルイ』
 もともと原作ファンだったので、楽しみにしてました。
 結果は大当たり!
 OPはスタイリッシュでカッコいいし、絵も綺麗。主人公、蛇喰夢子役の声優さん。早見沙織嬢の演技も素晴らしく、徹頭徹尾どっぷりハマっておりました。
 第1話とEDを見た時点では「そんなにパンツ見せなくていいのよ」と、ちょっとお色気過剰には感じたのですが、それもだんだん気にならなくなり。
 もともと『賭ケグルイ』って、原作でも第1話は悪い意味でパンツが気になっちゃった作品なんですよね。
 個人的に、パンツもおっぱいも大好物ですが、この作品にはなくていい。キャラクターたちの頭脳戦や、奇抜なアイディアに魅力を感じていたので、お色気部分はむしろ邪魔。話に集中させてほしいなって感じてました。
 原作で、過剰なパンツ描写はだんだん控えられていき、換わりに夢子の可愛らしさや淑やかさ。ギャンブル時の一転した狂気に満ちた言動に、グイグイ引き込まれていきました。
 アニメでも、また然り。
 夢見弖ユメミとのアイドル対決の回では、夢子がすっごく可愛くて最高でした!!
 そんな『賭ケグルイ』も全12話で、原作の切りのいいところで終わるには、ちと話数が足りない感。どうするんだろ?と心配してたら、最終回は、なんと原作者様原案による、アニメオリジナル回。
 ここで、いかにもモブっぽい、地味で大人しくて、でも私的にはこの狂った学園の中で常識を保って魅力的な男子生徒、鈴井涼太くんが活躍して、画面を見ながらこちらも興奮しまくってました!
 アニオリ回。すっごくよかったです!!
 原作のストックがたまったら、ぜひぜひ2期もしてほしいです!!

 そして今期、『賭ケグルイ』と並んで私的にツートップだったのが、『ナイツ&マジック』
 現代日本の巨大ロボオタクが事故死して、魔法で動く巨大ロボットが闊歩する世界に転生するという物語。
 主人公のエルネスティ・エチェバルリアことエルくんが、とにかく可愛かったんです!!
 好きで好きでたまらないロボットとなら、心中するもよしという覚悟の下、自分のための、自分の手による、自分だけのロボットを作り出すために、チート級の能力でもって、ガンガン世界を変えていく。
 エルくんには、とにかく名言が多かった。
 「なにを言うのです! ないから作るのです! あったら作りませんっ」
 の台詞なんて、まさにオタクの鑑。この言葉の下、同人誌を作っている人は山のようにいるはず。
 ロボットが好きすぎて、ちょっと狂気入ってるんじゃ? と思わされることもありましたが、ここはギャンブルとそこから生じるリスクが好きすぎてガッツリ狂気が入っている蛇喰夢子との共通点を感じ、今期のアニメは狂気流行りだなぁと思ったり。
 原作は未読なのですが、アニメの方はちと駆足に感じたのがもったいなかったかな? この作品は、2クール使ってガッツリ描いてもらってもよかったかも。
 などと言いつつ、スピード感のある展開も大好きなアニメでした。

 『恋と嘘』もよかったなぁ。
 こちらも原作は未読ですが、超少子化を打破すべく、政府によって結婚相手が決められる世界の恋物語。
 この設定を聞いたとき、LGBTの方や、結婚したくない層にとっては地獄のような世界だと思いましたが、この世界の人たちは穏やかに受け入れてました。
 「科学の赤い糸」をうたい文句に、もっともマッチする相手をDNAレベルで選抜するというシステムからか。はたまた、自分で相手を探したり選んだりしなくていいという安心感からか。
 主人公の根島由佳吏くんには、小学生のときから好きな女の子がいて、しかも彼女と両想いだとわかったのに、政府通知で別の相手が示されたことにより、結ばれない運命と悟る。
 この時点でうるっときましたが、生憎この作品も原作は続いているようで。
 好きな女の子の高崎美咲と、政府通知で選ばれた真田莉々奈。そして、由佳吏を好きなクラスメイトの仁科悠介。
 それぞれがいい子で魅力的で切ないのに、最終回ではなんの結論も出ず、もやもやとした終わり方になってしまったのがもったいないなと思いました。


 夏アニメの感想は、だいたいこんな感じです。
 そして始まる秋アニメ。もう今期は大変です。
 2期ものだけでも『鬼灯の冷徹』 『血界戦線』 『おそ松さん』
 新作では、話題の『宝石の国』『魔法使いの嫁』と乱れ咲き。
 しかもニチアサは『ドラゴンボール超』とかぶる時間帯に引っ越しで、どうしたものやら(^_^;)
 ともあれ今期も、たくさんのいいアニメ作品に巡り会えますように(^^)


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