8月30日(日) 驚異と怪異 今月初めに、姫路市にある兵庫県立歴史博物館の特別展『驚異と怪異 ―モンスターたちは告げる―』を観に行きました。 上の写真は、館内入り口に置かれていたのぼりです。 人魚、龍、怪鳥、一角獣、鬼、天狗、などなど。世界中に存在する、想像上の生き物たちについて紹介する催しです。 新型コロナの流行の中、日本中で一気に広まったアマビエ図の展示もあれば、頭が人で身体が牛の怪物件(くだん)や、人魚や鬼のミイラも展示されてるとのことで、行きたくて仕方がなかったんです。 ただ、姫路はちょっと遠い。それで二の足を踏んでいたのですが、調べてみると高速道路を使えば、車で1時間強で行けるとのこと。 先月、妹の夫さんに出石につれて行ってもらった際、ママンが久しぶりの遠出をすごく喜んでいたので、ならば頑張ってみるかと、車で行くことにしました。 高速道路を運転するのは久しぶりです。かなり緊張しました。そうでなくても、中国道や山陽道なんて、大型トラックがとばしてる道。正直、走り出すまでは恐かったんです。 でも、いざ高速に乗ってみると、思ってたよりトラックは走っていません。むしろ乗用車の方が多いかな? また、トラックの中にはゆっくり走っている車もあるので、あえてその後ろについて、私ものんびり運転で行きました。 途中、三木のSAで休憩。 トイレを使って、売店眺めて。 トイレ前の柱には、ツバメの巣もありまして、しっかり育った四兄弟が、巣の中でぎゅうぎゅう詰めになってました。 可愛いなぁと眺めていたら親が来て、巣の周りを飛び回りました。それにつられて、ヒナもひらり。巣立ちの瞬間が見られました(^^) 目的の博物館は、姫路城の敷地内に建ってます。 姫路東の高速出口から、姫路城へは迷わず行けました。 なにしろ道のそこかしこに、案内表示がありましたので。 お城近くの駐車場にもあっさり車を停められて、いざ『驚異と怪異』展。 メッチャ面白かったです!! 正直、入場料(大人1000円。子供は無料)から、そんなに大規模な催しではないだろうなと思っていたのですが、とんでもない!! 人魚に始まる水の怪異を筆頭に、舞台を天、地と移しながら、龍、天狗、天馬に巨人。鬼や幻獣、怪異植物を象った、あらゆる地域と時代の絵や造形物、古文書が展示されてます。 夏休みが始まったところだったので、子供連れのご家族も多かったのですが、それほどの密でもなし。 全ての展示物をゆっくりと見られました。 行く前は「気持ち悪くない?」と難色を示していたママンも、しっかり楽しんでいました。 特に、出身地の愛媛の怪異が記録された絵図には興味を引かれたようでした。 また、常設している姫路の歴史や昔のおもちゃの展示に、こちらは季節ごとにテーマが変わる夏展示の『昭和の暮らし』も、親子共々楽しみました(^^) アマビエ図も間近で見られ、私最大のお目当てだった、人魚や鬼のミイラも堪能した、久しぶりの妖怪展。 本当に、行ってよかったです!! ただ、行きはよいよい。帰りはこわい。 姫路城から高速出るのに、案内表示を見つけられなくて少し迷っちゃいました。 それでもなんとか高速に乗って、行き同様に遅いトラックにコバンザメして、のんびりと帰ってきました。 帰りも三木のSAに寄って、お土産買ったり、ソフトクリームかき氷を味わったりと、ちょっとした旅行気分も味わいました。 写真はSAでいただいた「青空のソフトクリーム」 ブルーハワイのかき氷に、雲に見立てたホイップクリームがぷかぷか。その上に六甲山牧場のチーズ入りソフトクリームがのっていて、甘さと涼しさで、HP、MP共に回復しました(^^) 運転も、疲れたけど、楽しかった~。 最後に、会場内で唯一写真撮影OKだった、件(くだん)のミイラのレプリカです。 件は、頭は人で身体は牛の予言獣なのですが、こちらもアマビエ同様 「疫病が流行ったら、我が姿を写して人に見せるがよい」 との予言を残しているとのことで。 コロナ流行も第2波が来て、相変わらずテレビでその名が流れる日が続いています。 アマビエ、件の力も借りて、早く終息しますように(-人-) |