● 2021.7

7月17日(土)  ワクチン行進曲~2度目の接種~

 今週の水曜日。2度目のワクチン接種をしました。
 場所は前回と同じ、阪急伊丹駅近くの病院です。

 前回ワクチン打ちに行ったとき、病院内に駐輪場があるのを知りました。
 というわけで、今回は自転車で行っても、病院内に置けて楽~(^^) と思っていたのですが、この日お昼過ぎに猛烈な雨が雷と共に襲ってきました。
 幸い、出かけようかという時間には、雨はパラパラ降る程度だったのですが、正直恐い。なんといっても、Yahoo!の天気予報では、まだ雨と雷が来るかもと。
 ギリギリまで悩みましたが、車で行くことにしました。
 前回は、もしも重篤な副反応が出たら困ると自転車にしたのですが、幸い大したこともなかったので大丈夫かなと自分に賭けて。
 近所の駐車場に車を停めて、病院に行きました。
 前回同様、簡単な問診の後に注射をしてもらい、15分の経過観察の後、問題なしと病院を出ました。

 この後無事車に乗って、家に帰れました。
 途中、近くの学校に通う姪っ子から、昼間の豪雨で電車が止まって家に帰れないからとSOSが届き、車で拾って我が家に連れ帰ることまでできました。
 その後も、針を刺したところに軽い筋肉痛のような痛みがあっただけで、副反応も終了。
 何事もなく過ごしています。


 2度のワクチン接種を終えて、軽い副反応ですんだのは、ありがたや。
 そもそも、喘息持ちとはいえ、早々に2度のワクチン接種ができたのもありがたや。
 ここは居住している伊丹市に大感謝です。

 とはいえ、世間様ではまだまだコロナ終息の気配はなく、それどころかデルタ株なんて変異株も広がっています。
 幸いワクチンを打てたとはいえ、私も注意して過ごしていこうと思います。


7月10日(土)  2021年春アニメ感想

 春アニメの感想です。
 今年の冬、楽しみにしていた作品の続きが目白押しで、見る本数がメッチャありました。
 その反動か、今期はちょっと少なめです(^^ゞ

 まずは、『七つの大罪 憤怒の審判』
 First Seasonから見続けていた『大罪』もついに最終章。最初は眼鏡美少年のゴウセルがお気にで見ていたのですが、今ではすっかり全員にラブ。
 魔神王との戦いを終え、大団円を迎えた彼らには心底ホッとしたし、嬉しくもありました。
 でも、真の最終回は、その後に公開された映画版『七つの大罪 光に呪われし者たち』なのかな?
 こちらも公開すぐに見に行きました。
 メリオダスとゼルドリスの兄弟が、仲よさそうでよかったな。
 ただ、キングとディアンヌについてはちょっと……。せっかく結婚式も上げたのに、ふたりのラブイチャをもっともっと見たかったです!!

 お次は『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』
 大好きなゴジラのアニメ版ということで、期待して見始めました。もちろん、面白かったです! だけど同時に、難しかった。
 有川ユンと神野メイという2人の天才が軸となり、物語をつづっているのですが、もうね、正直彼らがなにを言っているのかがわからない。でも、物語として面白いんですよねぇ。
 頭のいい人の会話って、書くのが本っ当に難しいのだけど、そういう意味では最高でした。勉強のためにも、録画したのを何度か見返さねばと思ってます(^^ゞ
 とは言え、これって『ゴジラ』なんですよね。なのでゴジラには、もっと大暴れしてほしかった。
 いえ、十分すぎるくらい暴れてるんだけど、もっともっとと思ってしまうのはファンの性か。ゴジラが上陸するまでの間も、まだかまだかと待ちかねてました。
 でもその分、支援A.Iベロ2と、ロボットのジェットジャガーが可愛くて可愛くて(*^^*)
 おしゃべりなベロ2とオーナーであるメイちゃんとの会話は小気味よく、しかもベロ2ってばネット上では柴犬形態。もう、たまらんっての!!
 ジェットジャガーも、終盤の幼児化しちゃったあたりからキュンキュンしちゃって、もうたまりませんでした。
 ただでさえ、ロボが人格を持つシチュエーションには萌えるのに、反則かっていうくらい萌えまくってました!
 最終回で、メカゴジラが出たりと、ラストに含みを持たせてたのもよかったな。
 続編、ある? と、期待しています。

 続いては『戦闘員、派遣します!』
 原作小説が『この素晴らしい世界に祝福を!』の暁なつめ先生作だと知って見てみました。
 『このすぱ』でもそうだったけど、とにかくキャラが楽しい!
 主人公を取り囲む、美人だけれど性格はアレな騎士団長のスノウや、辛辣美少女アンドロイドのアリスちゃん。他の隊員たちも、ひとクセもふたクセもありまくり。でも、私のお気に入りは主人公の戦闘員六号でした。
 姑息で卑怯で助平だし、悪の組織の戦闘員ということで悪行ポイントも稼いでいるけど、仲間には優しいところもあったりと、なかなかのグッドガイ。
 コメディ作品だけど、魔王軍との戦いではハラハラしたし、毎週楽しく見てました(^^)

 『憂国のモリアーティ』は、2020年秋に放送していた同番組の2クール目。
 1クール目に引き続き、クールにスタイリッシュに決めてくれました。
 平等な社会を実現すべく、自らを悪と定義し、世間に対して犯罪卿の名を敢えて広めていくモリアーティ教授の姿には、グッとくるものがありました。
 まあ同時に、シャーロック・ホームズとの友情に、別の意味でグッときたりもしてたのですが(^^ゞ
 原作は続いているけど、アニメはきっちり終わらせた感があり。でも続けようと思えばできるな。できると思うので~すよ~。

 さてさて今期は、まったりと眺めるように、楽しめる作品が多かったと思います。

 その中のひとつ目は、『ドラゴン、家を買う。』
 へたれドラゴンのレティが、魔王も兼任しているエルフの不動産屋さんディアリアさんと、新居を求めて内見の旅をする物語。
 途中、極悪非道な最強ドラゴンと勘違いされて噂が広がっていったり、ひな鳥のピ-ちゃんや家出中のお姫様ネルとの出会いがあったりで、少しだけれど逞しくなっていくレティさんにほのぼのしました。

 まったりファンタジーふたつ目は、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』
 過労死した社畜OLが、異世界に不死の魔女として転生し、可愛い双子の娘ちゃんやお弟子さん、にぎやかな友人たちにも恵まれて、スローライフを楽しんでいく物語。
 視聴の決め手は、なんといってもヒロインの声優さんが、悠木碧さんだったから。
 『幼女戦記』のターニャちゃんに、今年の冬から続いている『蜘蛛ですが、なにか?』のヒロイン「私」と、転生先で命がけのバトルを繰り広げている悠木碧さんのまったりライフ。これは見なくてはと。
 ホント、徹頭徹尾まったりのんびりほのぼの可愛い異世界生活でした。

 ほのぼのファンタジー3つ目は、『転スラ日記』
 『転生したらスライムだった件』のスピンオフアニメ。
 今年の冬に放送されてた本編では、ファルムス王国や魔王クレイドルの策略で辛い思いをしていたリムルたちの、のんびりとした日常を、私もゆったり楽しみました。
 『転スラ』本編では、嵐牙狼のランガや鬼人族の紅丸や蒼影がお気に入りなのですが、『転スラ日記』では、猪人族のゲルドと彼に懐くゴブリンの女の子。このふたりのやり取りが、ほのぼのしてるけどゲルド目線だとちょっと切なくてよかったです。

 ほのぼのまったりとは、ちと違いますが、『物語』シリーズや『刀語』等々で有名な西尾維新先生原作の『美少年探偵団』も、毎週楽しく見てました(^^)
 可愛くポップに描かれたキャラクターたちの個性的なことったら。彼らの独特なものの考え方や台詞回しが、とっても楽しかったです。
 最終回のラストシーン。画面にただひとつ「(続)」とありましたが、これは2期ありってことですよね?
 楽しみに待ってます(^^)

 雰囲気はがらりと変わって、『セスタス -The Roman Fighter-』は、原作未読だったけどTwitterの前評判で概要は把握してました。
 同人誌で、少年奴隷調教ものをシリーズで書いてた身としては、ローマ時代の奴隷拳闘士の物語なんて、見ないわけにはいきません!! もちろん、テレビアニメに性的な期待を過度には抱きませんが……。
 それでもちょっと、残念だったかな。
 原作では、古代ローマの社会や奴隷たちが置かれた立場についてもしっかり描かれていたようですが、アニメではそこは削除。
 『The Roman Fighter』のサブタイトルに合わせてか、主人公セスタスの拳闘士としてのバトル部分が重点的に描かれてました。
 でもねぇ、そこはもうちょっとねぇ。
 バトルものとしてはよかったのですが、ちょっと残念でした。

 『ましろのおと』 実はノーマークでしたが、ツイッターで話題になってたので観てみました。
 毎回こういうノーマークだったのが大当たり!! という作品が1本はあるのですが、今回はこれでした。さすがは羅川真里茂先生原作!(『赤ちゃんと僕』は大好きでした(^^ゞ)
 津軽三味線というややマイナーな題材が、しっかり面白く描かれてる。
 無口不愛想な主人公の雪くんと、彼を取り巻く人々がいい。
 原作未読だったので、彼の出生には驚かされました。
 あとこの作品、音楽を扱っているだけに、アニメ化はすごくよかったのではと思いました。なんといっても、音がいい。音楽がいい。
 作中奏でられる津軽三味線の音色は、普段聞かないジャンルだけど引き込まれました。
 あとエンディング曲も素晴らしくて、毎回しっとりと聞き惚れてました。
 アニメで続き、あるといいなぁ。

 そして音楽ものといえば、なんといっても『ゾンビランドサガ リベンジ』
 2018年の第1期終了時から、2期をず~~~っと楽しみにしてました。
 そして始まった2期も、ホンット素晴らしかったですっ!!
 OP、EDも、作中毎回流れる楽曲も素晴らしく、作画もストーリーも文句なしっ!!
 第1話の復活ライブも、第4話での佐賀スタこけら落としでの前座ライブも素晴らしかった。伝説の平成アイドル愛ちゃんと、伝説の昭和アイドル純子ちゃんの絆がたまらない。
 第5話のリリィちゃんのスキャットなんて、息をするのも忘れて魅入ってました。
 今回は、私お気に入りの0号こと山田たえちゃんの見せ場があったのも嬉しや。いつもぽやんとしているたえちゃんが、ロメロとおつかい。ちょっとした冒険の果て、フランシュシュの大借金を一括返済したくだりは、最高でしたっ!!
 でも、1クール12話放送なんですよね。
 回を重ねるごとに、「もう終わるの? もう終わっちゃうの?」とソワソワしまくりだったのですが、最終回の衝撃たるや。
 復活のエキスタライブが大成功で安堵したのも束の間、あれはナニッ!?
 別の番組が始まったのかと唖然としていたのだけれど、あれが『ゾンビランドサガ R』2期のラストなんですよね?
 これは3期あるよね? ありますよねっ!!
 絶対あると信じて、またワクワクしながら待ってます。
 なんといっても、たえちゃんや光太郎さん、徐福おじ様の謎はまだ明かされてないのですから、続けてもらわないと!!
 信じてますよ~。MAPPAさん。

 今期アニメ感想最後は、『蜘蛛ですが、なにか?』 今年1月から2クールで放送されてました。
 これがとにかく面白かった!!
 ここ何年か、1期に何本かは必ず放送されている異世界転生(転移)もの。流行りもあって、必ず1つは見るようにしてるのですが、こちらが大当たりでした!
 蜘蛛族の中でも最弱のスモールレッサータラテクトに転生し、怪物たちが跳梁跋扈する大迷宮で、必死に生き抜く「私」こと蜘蛛さん。
 この蜘蛛さんが、可愛らしくも面白い。言葉の通わぬ化け物相手に、1匹きりで戦い抜く蜘蛛さんなので、台詞はずーっと独り言。
 なのにこの台詞回しが、面白くてたまらないんです!!
 もうね、「私」役の悠木碧嬢の演技力を、これでもかと堪能させていただきました。
 蜘蛛さんが、毎回毎回命がけで繰り広げていたバトルも最高! 努力と人間の知能を駆使して、選び抜いた進化の果てに、神話級の強さを手に入れていく様は、見ていて爽快! ワクワクしました!
 ただその反面、人間パートがちょっと……。
 特に作品終盤は、作画も乱れてしまい、最終回では「制作進行上の都合」により、放送が1週間延期に。
 このあたりが、かなりグダグダに感じてしまったので、2期はあるかと不安になってます。
 2期、あって! お願いっ!!
 あと最後になりましたが、この作品のエンディング曲も最高でした。
 前期エンディング曲の『がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ』なんて、1度聞いただけで、私に「悠木碧嬢はボカロじゃないか」と思わせたほどの無茶ぶり曲。
 後期の『現実凸撃ヒエラルキー』も無茶ぶりっぷりは健在。どちらも歌ってみようとしたけど無理でした。
 2期でも悠木碧さんの素晴らしい歌唱も期待しています~!!


 ちょっと……のつもりだったのですが、今期は特に語りたい作品が多くて長くなってしまいました。
 実は他にも『魔入りました!入間くん 第2シリーズ』『僕のヒーローアカデミア』の5期も放送されているのですが、こちらは今も放送中なので、また今度。
 夏アニメも始まってます。またたくさんの楽しい作品に出会えますよーに。


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