10月31日(日) 2021年夏アニメ感想 10月も今日で終わり。 すっかり遅くなってしまいましたが、夏アニメの感想です。 個人的に、今年の夏は豊作ぞろいでした。 大好きなシリーズの続編から、原作大好きで楽しみにしてたのまで。粒ぞろいのシーズンでした。 なお今期観てたのは、 『魔入りました!入間くん』 『僕のヒーローアカデミア』 『ひぐらしのなく頃に 卒』 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』 『俺、つしま』 『転生したらスライムだった件』 『魔法科高校の優等生』 『マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-』 『小林さんちのメイドラゴンS』 『ゾンビランドサガ R』 『月が導く異世界道中』 『ぶらとらぶ』 『出会って5秒でバトル』 『Sonny Boy』 『平穏世代の韋駄天達』 今回(も)多いので、それぞれの感想部分にリンクを貼ってみました。 「この作品の感想だけ見たい」という方は、ドゾご活用くださいませ。 まずは2期目の、『魔入りました!入間くん』 バビルス生徒会長、アメリさんの性格改変からウォルターパークの騒動まで。 1期で大好きになって、原作も全巻そろえた『魔入間』は、やっぱり面白いっ!! 1期では、入間くんとアズくん、クララの仲よしトリオを中心にストーリーが回っていたけど、王の教室編からは問題児クラスのみんなにもスポットライトが当たって、ますます面白くなってます。 いつもはキリリとしたアメリ会長と入間くんの仲が、少しずつ進展していってるのもたまらない。 これはくる。きっとくると思っていたけど、最後に3期制作決定の報が出て一安心。 入間くんたち問題児クラスのみんなが、さらに成長していく収穫祭編は、今から楽しみです。 続いてこちらは5期目の『僕のヒーローアカデミア』 A組B組の対抗戦から始まって、デク、爆豪、轟メインの冬休みインターン編。後半は死柄木たちヴィラン連合VS異能解放軍編でした。 死柄木弔に話の焦点が移ったところで5期は終わりましたが、物語はより佳境に入ったのではないかと思いました。 そして5期は、重めでした。特に中盤からは。 轟家の家庭環境も重かったけど、死柄木の過去の重いこと重いこと。 あと、5期を通じて、ホークスが心配でした。 特にエンディングを見ていると、彼の身になにが起きるかと不安になります。(原作は未読です) ホークスは、ヴィランサイドにスパイとして入り込んでいるので、正直5期が終わったときは 「よかった。ホークス無事だった……」と、ホッとしました。 とまあ、ハラハラしっぱなしなヒロアカ5期でしたが、中盤登場していたエンデヴァーの雄尻には、出てくるたびにときめいてました。 重めな5期の癒しでした。 『ひぐらしのなく頃に 卒』は、今年の冬に放送された『ひぐらしのなく頃に 業』の続きです。 『業』に続いて、陰惨さは変わりなし。でも、ゲームをはじめ様々な展開もあった中、私が初めて『ひぐらし』に触れた『業』とは、ちょっと見る目が変わりました。 というのも、今回の『卒』が『業』の解答編とも言える内容だったから。 『卒』で起きた陰惨な事件の影で、誰がどんな思いで動いていたのか、答えが描かれてます。 個人的に注目だったのは、沙都子の「意地悪なおじ」だった鉄平の描かれ方。 まさか沙都子虐待の真相がこうだったなんてと、もう鉄平が哀れで愛しくて、なおさら沙都子が憎らしくなって。 でも沙都子も、自分を乗っ取る黒沙都子に抗おうと、頑張ってたのですよね。 最終回直前の、沙都子と梨花ちゃんのバトルにはビックリ。もう、ドラゴンボールかってなぐらいにド派手で、最終回では絵のタッチまで変わってない?と思ったくらい。 神剣の力で、ついにこの惨劇の黒幕だったエウアを去らせられたけど、あくまで去らせただけなんですよね。 最終回が終わるまで、どんな悲惨などんでん返しが起きるかと、ずーっと身構えてました。 いやもうホント、正直もうこれ以上、なにも起きてほしくはないです。 「繰り返す者」として、あえての別離を選んだ、沙都子と梨花。 ふたりの穏やかで幸せな時間が続くことを、心から願います。 お次はこちらも2期目。 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』 前作は、異世界転生ものの中でも1ジャンルを築いている「悪役令嬢もの」の雄として、チェックしました。 挙げ句ドハマり。原作小説も買い集め、今期も楽しみにしてました。 放送された2期は期待通り。 作画は安定して綺麗だし、主題歌もOPは1期と同じangelaさんので、今回もノリがいい! ストーリーは1期よりも原作番外編部分が多かった気がするけれど、それもまたよし。 1期で大好きになったキャラクターたちが、わちゃわちゃ楽しそうにしている番外編も大好きなので。 キース誘拐の下りは、原作読んでても辛かったけど、いよいよカタリナに告白をしてしまった彼がどうなるのか、これからが気になる~。 素早く逃亡したサラちゃんも気になるし、これは3期あるよねと思ったら映画化発表でビックリしました。 はめフラXとセットで放送していたのが、ミニアニメ『俺、つしま』 実は女性の「おじいちゃん」とつしまのやり取りに毎回ほっこり。 ふてぶてしくも愛らしいつしまの美声には、うっとり聞き惚れてました(*^^*) 今年は転スライヤーとのことで、年明けから2期第1部に『転スラ日記』と続いた3クール目。 『転生したらスライムだった件 第2期 第2部』も、楽しく観てました。 リムルが転生してから国造りがメインの1期は、比較的ほのぼのしていたように思います。 それが2期に入ってからは、ヒナタ・サカグチの襲撃を皮切りに、ファルムス王国の侵攻と殺伐としてるったら!! いえ。殺伐もきらいではないのですが……うそです。大好物です。 ともあれ、『転スラ日記』のほのぼのを挟んでの2期後期は大盛り上がり!! 特にラスト2話は、コミックス版しか読んでない身には、まだ描かれていない物語が紡がれて、大層美味しゅうございました(^^) こちらも2022年秋には、劇場版も上映されるとのことで楽しみです。 『魔法科高校の優等生』は、2014年春に放送された『魔法科高校の劣等生』のスピンオフ。 昨年『劣等生』の続編が放送されてたけど(そちらは未見)ちょっと、間が空きすぎたかなぁ。 観ていた『劣等生』の1期目は好きだったけど、そのとき深雪やほのかや雫がなにを思い、どう動いていたかというのが今回の『優等生』の内容なので、続けて見たかったです。すっごく 久しぶりに見る深雪のブラコンっぷりは、今見てもやっぱいいし、そんな深雪に応える達也もいい。 そして、そんなふたりに当てられて、困惑したり、からかいながらも微笑ましく眺めている周囲もいい。 『劣等生』の「来訪者編」は、前作から空きすぎていてスルーしちゃったのですが、来年冬に放送されるという「追憶編」はまた見ようかなと思っています。 『マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-』は、遅く始まって全8話。 2020年冬に放送された同タイトルの2期目ですが、ちょっと間が空いたのは、やはりコロナの影響でしょうか? 1期目ラストに、さやかを交えたまみさんとのド派手なバトルが繰り広げられたので、今期もすっごく楽しみにしてました。 今期では、まみさん、さやかだけでなく、杏子にほむら。そしてまどかと、まど☆マギの面々が勢揃い。 しかも今期も、誰も死ななかった!! (まあ、2期のラストでワルプルギスの夜が美滝原市に向かっていると急行してたので、3期の頭で彼女らが全滅している可能性もあるのですが……) 謎が謎を呼んで、その謎を抱えたまま3期へと続くようです。 1期の最初は頼りなかったいろはちゃんはしっかりしてきたし、鶴乃ちゃんもキレートマスコットのウワサから解放されて、やちよさんたちと合流したし、3期で無事ハッピーエンドを迎えられると期待……したいところです。 (でもまど☆マギだからなぁ……(^_^;)) 『小林さんちのメイドラゴンS』は、2017年冬に放送されてから大好きで、2期決定の報が出てからは、すっごく楽しみにしてました!! ですが、京都アニメーションが災厄に襲われて、もうどうにもこうにも。 メイドラの他にも、多くの素晴らしい作品を世に送り出していた同社の悲劇は、これ以上ないほどに辛い出来事でした。 そんな京アニさんが、再びメイドラゴンをアニメで世に送り出してくれたのですから、喜びはひとしお。 トールたちに新たなドラゴン、イルルも加わり、一部ハードながらも優しい世界にどっぷり浸りました。 最終回後に、1期の未放送回「バレンタイン、そして温泉!」が放送されたのが、また嬉しや。 2期を全話見た直後に1期の最終話となるこのお話を観ると、小林さんとトールの距離がまだ少し空いているのが感じられ、それがまた新鮮で、すっごくよかったです! 3期、あるといいなぁ。 つらつらと今期夏アニメの中でも続編ものについて語ってましたが、こちらがファイナル。 MAPPA様のオリジナルアニメ『ゾンビランドサガ R』は、2018年秋に放送された『ゾンビランドサガ』の続編です。 待ちました。もう、待ちましたよ!! 特に今期の放送が発表されてからは、もうワクワクもの! そして始まった『R』は、期待にガッツリ応えてくれました!! フランシュシュメンバーたちの可愛さ、元気さ、情熱はそのままに、ほぼ毎回新しく供される楽曲も最高!! 1期でも流れた「目覚めRETURNER」のエレクトリックバージョンがまた聞けたのも嬉しかった。 リリィちゃんがオーディション番組で即興アレンジした「命」のスキャットバージョン「リトルパラッポ」なんて、もう最高!! 「佐賀事変」の回で、夕霧姐さんメインで披露された「佐賀事変」も格好良かった。 最終回でのコンサートなんてもう大盛り上がり!! テレビに向かって前のめりで、私も盛り上がってました。 今期では、夕霧さん生前のエピソードが語られたのも嬉しかったな。 それに私1番のお気に入り、タエちゃんの過去にもちょっぴり触れられたり。 最終回ラストが、いきなりのUFO襲撃!?で、どげんするとねと思ってたら、驚きの映画化発表。 フランシュシュの活躍を、これからも目に焼きつけていきますですよ。 ここまでは、続編もの。 ここからは、今期初アニメ化の面々です。 『月が導く異世界道中』は、とにかく楽しかったです。 主人公、真の記憶から読みとった時代劇にすっかりハマった龍の化身である巴と、常に空腹状態だった黒蜘蛛の化身、澪のどちらも可愛い。真が助けたハイランドオークの女の子、エマも可愛い。豚顔の女の子なのに物腰が穏やかで、お声が早見沙織嬢って、ギャップ萌えがものすごいことに。 剣と魔法の異世界だけど、巴と澪の和装束がまたいい。 OPとEDもよかったな。OPはメッチャカッコよくて、毎回とばさず聞き惚れてました。 EDもよかったのですが、第1話のEDで、『水戸黄門』の主題歌「ああ人生に涙あり」が流れたのにはビックリでした。(第4話でも歌い手が真から巴と澪のコンビに変わって流れました) リッチの識も真の従者に加わって、ますます楽しくなったところで最終回となりましたが、即座に2期制作決定の報が出てひと安心。 楽しみにしています~(^0^)/ 『ぶらどらぶ』は、押井守監督の吸血美少女日常?アニメ。 OPは2種類あって、ムードたっぷり、しっとりしたのと、ロック調でカッコいいの。EDも大人っぽくキメてシリアスなのに、本編はものすご~く不条理ギャグ。それがなんだかしみじみ楽しくて、噛めば噛むほど味が出てくるするめ感。 特に後半はつげ義治先生の『ねじ式』オマージュの『ボルト式』や、古い映画紹介が多く挿入されているのが面白かった。 天然入った美少女吸血鬼のマイちゃんが、メッチャ可愛い。そのマイちゃんLOVEな献血マニア、貢ちゃんもよかったな。 個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタは、押井監督も参加されてた『うる星やつら』テイスト満載で楽しかったです(^^) あとこの作品、途中CMがなかったのがちょっと珍しかった。 『Re:ゼロから始める異世界生活』などで、たまにそういう回もあったけど『ぶらどらぶ』では全話途中のCMなし。提供が1社さんだけだったからか。(一期一会のロゴは覚えちゃいましたよ) それも、ちょっと面白かったです。 『出会って5秒でバトル』は、最近は異世界転生ものに押されたか、アニメではちょっと見なくなっていた、普通の人々の強制参加バトルロイヤルもの。 バトロワものを見るのが久しぶりなのもあって、楽しく見てました。 キャラクターには皮肉屋や乱暴者が多いけど、けっこう皆さん根は善人。 第3ステージ、王様狩りでの対戦チームリーダーの大神と黒岩も、最初はいかにも悪役って感じでしたが、最後はほろりとさせられたり。 なお、キャラクターの中では、なんでも切れる刀が作れる霧崎くんがお気に入り。直情型で単純なところが、あほ可愛くて好きでした(^^) ただED曲は、ちょっと苦手でした。 なんせ歌詞が「もうキライキライキライ……ク×ゲーだ」って……ちょっと……かなり、心臓に悪かったです(^_^;) 『Sonny Boy』は、クラスメイト全員での学校漂流ものなのですが……正直、私には難しかったです(^_^;) 第1話で「おおっ」てなったけど、各話各話のつながりというか、キャラクターがどうなったのか、ちとわかりにくいところもあったりして。 ネットで見たら、ハマる人には相当ハマッたみたいなので、私の理解力が足りなかったかとも思ったり。 でも、江口寿史先生原案のキャラデザと、彼らが巡る様々な世界の世界観は見ていて心地よかったです。 だから、わかりにくくても最後まで観られたんだろな。 切なかったり悲しかったり、最終回もちょっともの悲しかったけど、気がついたら「観たい」と思う不思議な作品でした。 そして最後は、『平穏世代の韋駄天達』 天原先生原作。『小林さんちのメイドラゴン』のクール教信者先生作画の原作が好きなので、今期で1番楽しみにしてました。 いざ始まったら、もう最高っ!! OP、ED共に歌もよければ画面もナイス! キャラデザは天原先生寄りに忠実だけど、カラーリングが基本ポップでときおりサイケで、これもいい! そして、肉弾による空中戦もありのバトルに、頭脳戦。 超スピードを生かした戦いの神 韋駄天が、人間を蹂躙する魔族と戦う。という内容なのですが、この両サイド陣営がどちらも最高にいいんです! 韋駄天側は、人間が考える正義や倫理観には全くの無頓着。人間が種として滅びさえしなければよしという考えで、魔族殲滅のためならば、国ひとつを滅ぼすのも厭わない。 逆に魔族は、人間などは家畜程度にしか思ってないけど、身内に対する感情は韋駄天よりもかなり人間寄り。 その落差が面白い。 韋駄天の頭脳派イースリィと、魔族の変態入った調教師だけど異常な洞察力を持つミクとの読み合い合戦にワクワクし、洗脳された中、韋駄天にときめき始めるピサラ大将やコリーくんにニマニマしたりしてました。 残念なのは、全11話で終わったこと。しかも前半、韋駄天や魔族についての説明を、聞き取るのも難しい早回しの高速説明で流したりしてたので、なおさら思ってしまいます。 11話で終わるなら、説明部分も普通に入れて、せめてあと1話続けてほしかったです。 でも原作、未完なのですよね~。 クール教信者先生が現在アニマルで連載中で、コミックスに収録された部分まではアニメ半ばで追い越して、天原先生が過去にweb連載されてた箇所までも追いついて、未完どころか韋駄天たちが最高にピンチな状態まで持っていったところでアニメは最終回。 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!! いえね、原作がそこまでしか書かれてないのは知っていたから、覚悟はできていたのですが!! むしろよくあそこまで持っていってくれたと、嬉しくもあったのですが。でも、でもねぇっ!! アニメ終了後に、天原先生がTwitterで「原作の脚本は、最終回分まで既に書き上げている」とおっしゃってたので、読者としてはただ待つのみ。 う゛う゛う゛う゛う゛っ。洗脳解けたピーちゃんが、イースリィとどうなるか。コリーくんが囚われのポーラちゃんをどうするか。気、に、な、る~っ!! 原作の続きも気になるし、もしももしもできることなら、アニメでも続きを描ききってほしいですっ!! と言うことで、長々と語りましたが、いじょっ、2021年夏アニメの感想でした。 ホント、今期も素晴らしかった。 それにしても、転スラ、はめフラ、ゾンサガと、「続編は映画館で」の多いこと。 大画面で観られるのは楽しみだけど、どうぞどうぞそのときは、映画館でなんの心配もなく座っていられる世の中でありますように。 コロナ、退散っ!! |
10月28日(木) 『バクマン。 THE STAGE』 今日『バクマン。THE STAGE』の大阪公演を観に行きました。 友人の陣内さんにお誘いいただき、チケットが無事取れてからも、ず~~~っと不安はつきまとってました。 理由はもちろん、コロナ。 この夏秋にも、観に行くはずだった舞台2つがコロナのせいで中止になって 「『バクマン。』頼むぞーっ!!」 と、日々念じておりました。 それでも9月末で緊急事態宣言も開け、ついに来ましたこの日。 天に祈りが届いたか、新規感染者数も2桁を維持しながら、なんとかこの日を迎えました。 待ち合わせは、劇場がある新大阪。 新大阪の駅を出て、会場向かってテクテク歩いていたら、先を行く陣内さんを発見してご同行。 会場のメルパルクホールは、満席状態でした。 『バクマン。THE STAGE』メッチャ楽しかったです!! 舞台上にはいくつか壁のようなセットが組まれていたのですが、その全てに漫画のコマ割りが映し出されてます。天井からは巨大なカブラペンが吊り下げられてて、期待はさらに高まります。 幕が上がると、雨のシーンから始まりました。 すごくリアルな雨で、これも映像で映し出されてるのかなと思っていましたが、どうも本当に雨を降らしていたよう。 その直後に気づきましたが、舞台上には四角い大きな池が設置されていたのです。 そこからは、原作に沿った怒濤の展開。 サイコー、シュージンの漫画家コンビ結成に、集英社への持ち込み。デビュー。 天才漫画家、新妻エイジや、以後同志にしてライバルとなる福田、平丸、中井さんたちとの出会いに、ジャンプ誌上で繰り広げられる順位争いのバトル。 役者さんたちは池に飛び込み、水を蹴り上げての熱演です。 展開もキビキビしてて、終始前のめりに見てました。 ただ、2.5次元舞台ではよく見られるのですが、この作品でも女性キャラの出番はほぼなし。 話の展開上、絶対に外せないであろうサイコーの恋人、亜豆ちゃんは登場しました。 ですが彼女も、男性出演者がスカートはいて、顔は原作漫画で描かれた亜豆の顔をお面にしたものという徹底ぶり。 同じジャンプ漫画家仲間である蒼樹さんや、シュージンの彼女、香耶ちゃんは登場なし。シュージンに振られた後に、ジャンプ漫画原作者になった岩瀬は、存在がにおわせられる程度の出番と、ホント徹底してました。 観客席に、けっこう男性の姿もあったので、ここは女性の役者さんが出てもよかったんじゃないかなぁと思いましたが、まぁ尺の問題もあるからなぁ。 ともあれ、観客席に座っていたひとときは、本当に幸せな時間でした(^^) 舞台の後は、恒例の楽しいお食事。 以前メルパルクホールで舞台を観たときは、新大阪駅2階にあるショッピングセンター、アルデ新大阪にある、フレンチおでんと串焼き、ワインの赤白に行きました。 ですが、このコロナ禍のせいか、いつの間にか同店は撤退。 通りかかったその場所に、新しいお店が入ってました。 大衆酒場 仏男と書いてフレンチマン。 赤白さんが撤退した後、居抜きで入ったらしく、店の作りはそのままです。 入りやすい雰囲気と、「なんか美味しい気がする」という直感に従って入ったのですが、こちらがもう大当たりっ!! グラスで頼んだら、ちょうどボトルの切り替え時だったからか、表面張力で膨らむまで、たっぷりと注がれたスパークリングワイン。生まれて初めて、スパークリングを飲むのに、口から迎えに行きました(^^ゞ 冷製茶碗蒸しは、小さめだけど濃厚で、トッピングされたイクラも目に鮮やかです。 レバーペーストにピクルス。干しエビがたっぷりのった生春巻き。 玉子のフライも串焼きも、なにもかもが美味しかったです!! 今月宝塚で『柳生忍法帖』観た日も思いましたが、劇場で素晴らしい舞台を見た後、友人と語り合いながら美味しいお酒と共に美味を楽しむ幸せな時間。 こんな日が、これから先も続きますようにと、心の底から願います。 こちらは、舞台前に梅田大丸地下一階の洋菓子屋さん、つまがりに飾られていた飴細工です。 ワクチン注射をぶっ射されたコロナウイルスにアマビエ様。 撮影OKとのことでしたので、お守りにと撮りました。 |
10月20日(水) 天王寺動物園に行きました 今日、何年ぶりかで天王寺動物園に行きました。 実はずーっと前から行きたかったんですよねぇ。 特に昨年11月に、ホッキョクグマの赤ちゃんが生まれてからは。 しかし世間はコロナ禍真っ最中。都市型動物園の同園は、緊急事態宣言が発令されると休園です。開園時でも、遠出をするのはちょっとなぁという感じで、様子見をしてました。 先月末に、ようやく緊急事態宣言が全面解除。では早速と思いましたが、10月になっても関西は30度を超す真夏日が続いて、またもや様子見。 ようやく涼しくなったので、やっと今日ママンとお出かけしました。 久しぶりの天王寺動物園は、すっかり様変わりしてました。 特にその周辺が。 昔はおじさんたちが、カラオケしたりごろごろしたりしてました。それがすっかり小じゃれた空間に。 広い芝生の周辺には、カフェ、レストランやバーベキューができるお店まで。 だけどこの日のお目当ては動物園。 全てスルーして、動物園のチケット売り場に直行しました。 天王寺駅側から入場すると、まずは緩くて長い坂を下っていきます。 買ってきたお弁当でさくっとお昼をすませ、まずはお目当てのホッキョクグマ舎へ。 平日だけど、なかなかの人だかりの中、ホウちゃんとお母さんクマ、イッちゃんが、水の中で元気に遊んでおりました。 特にホウちゃんの元気なこと。 高さのある水際から水の中に飛び込んで、大きな木の枝や玩具を手にして泳いでは、また陸に上がって飛び込みを繰り返してます。 すっごく楽しそうに遊んでいるので、見てるこちらも楽しくなります。 こちらもデジカメとスマホをかまえて、すっかりはしゃいじゃいました(^^) イッちゃん、ホウちゃん親子を堪能した後は、園内を巡ります。 メガネグマに鳥の楽園。お猿さんたちのエリア。 ワライカワセミをはじめとする鳥類に、まったりごろ寝を決め込んでいるアシカたち。 カバ舎では大きなカバが水中を歩くように泳ぐ姿も見られますし、サバンナエリアではサイやキリン、ライオン、ハイエナがゆったりとくつろいでいる姿にこちらは大興奮。 けっこう階段や坂が多い観覧エリアを、私もママンもよく見える場所を求めて、上ったり下りたりと動きまくってました。 夕方になると、ジャガーやピューマもまったり。 団子になったタヌキたちも可愛かったな。 そのお向かいにある、猛禽類のエリアもよかった。 特にハゲタカさんが、檻の1番奥から私に向かって真っ直ぐ急降下してきたときには、そのスピードと勇姿に目を奪われました。 閉園間際になると、どの動物も落ち着きをなくします。 トラもオオカミもご飯を待ってか足早にうろうろ。 レッサーパンダもうろうろしながら愛嬌を振りまいてくれました。 楽しい動物園は、夜行生物館でたくさんのコウモリやキンカジューを見ておしまい。 ずーっと歩きっぱなしだったのに、全く疲れることもなく、楽しい気分で園を後にしました。 動物園の後は、大阪環状線で京橋に移動。 お気に入りの旬菜酒房くにこしで、美味と美酒を堪能しました。 スパークリングワインにお通し。素敵サラダに白魚の天ぷらなどなど。どれも素晴らしかったです!! 久しぶりの天王寺動物園とくにこしに、ママンをつれて行けて、大満足の1日でした(^^) |
10月10日(日) 久しぶりの 今日、久しぶりに宝塚大劇場に行きました。 歌劇『柳生忍法帖』を観るために。 前回ここに来たのは、昨年の1月16日。実に1年9ヶ月ぶりです。 と言っても、そう頻繁に宝塚の舞台を観ているわけでもないのですが(^^ゞ 大劇場で、まずはお土産のお菓子を売ってるレビューショップに入ります。ぶらぶらと店内を眺めながら、お友達の陣内さんと落ち合いました。 でも劇場内のそこかしこに『会話は控えめにお願いします』の注意書きが掲げられているので、ここでは挨拶もせず。互いに目線を合わせただけでした。 チケットを受け取って大劇場の改札をくぐると、久しぶりの赤じゅうたんにピアノの自動演奏が流れる優雅な空間。 この日の公演に合わせた大きな生け花も、シックで素敵。 お席について、いよいよ開幕です。 『柳生忍法帖』は、山田風太郎先生の時代小説が原作です。またずいぶんと男っぽい題材を選んだものだと思ってましたが、そこはさすがに宝塚! 会津騒動で父や夫を亡くした女たちの仇討ちを皮切りに、彼女らの指南役として登場した柳生十兵衛の格好いいこと。 相対する、敵首領の芦名銅伯もミステリアスで渋くて素敵。 銅伯の娘であるおゆらの方の、初めての恋に殉ずる姿には、グッときました。 『ベルばら』を代表とする、ヨーロッパ貴族社会が舞台作品の華やかさはないけれど、江戸時代初期の日本が舞台で渋い美しさはうっとりもの。特に、時の流れも表していた、舞台に覆いかぶさるように咲き誇る桜や紅葉した大木は、目を見張るような美しさでした。 『柳生忍法帖』の後は、休憩を挟んで華やかなレビュー。 『モアー・ダンディズム!』と題された舞台は、男役の魅力が輝いてました。 それぞれに、オレンジ、黄、青、グリーンのスーツを身に纏ったダンサーが繰り広げる群舞の中に、天空より舞い降りるスーパーダンディ。 しっとりとした、あるいは朗々とした歌唱やダンスの中、物語も織り込まれてます。 黒い燕尾服の紳士たちとドレス姿のレディたちが舞い踊り、かと思えば軍服姿の士官と淑女たちの舞いと歌も披露されます。 ラストはもちろん大階段。真っ白な羽根を背に下りてくるジェンヌたちの華やかなこと!! 1年9ヶ月ぶりの宝塚は、やっぱり素晴らしかったです!! 舞台の後は、楽しいお食事。 昨年末、花のみちにオープンしてたワインカフェZUCAFEさんで、まったりお酒とお食事を楽しみました。 緊急事態宣言も解除され、久しぶりの外飲みを楽しみました。 とは言っても、宝塚大劇場では幕間の休憩中にワインや軽食を楽しめたのコーナーは、未だ休業中でした。 まだまだ油断はできないということでしょうか。 せっかく解除された、緊急事態宣言。 ワクチンの摂取率が上がった影響か、毎日発表される新規感染者数も減少の一途を辿っています。 これを一時としないためにも、うがい手洗いマスクを忘れず、注意して過ごしつつ、日々を楽しんでいこうと思います。 |