● 2022.1

1月28日(金)  2021年秋アニメの感想

 2021年の秋アニメ。私的には、今期も素敵にGOODでした(^^)

 まずは『ブルーピリオド』
 原作未読ではありましたが、Twitterなどで、良作らしいという情報は見てました。それがアニメ化ということで、視聴リストに。
 うん。よかった。メッチャよかった!!
 絵を描く魅力に取りつかれ、美大を目指すことにした主人公、八虎。
 しかも超難関の東京芸術大学を受験するために、初心者ながらも奮闘することに。
 悩みつつも努力し、工夫を重ね、迷ったり悩んだりする八虎の姿がとにかくすごくよかったです!
 八虎のクラスメイトにして、日本画科を目指していた女装男子、龍二くんもよかったな。本当にしたいことができたのに、応援してくれるおばあちゃんの期待を裏切りたくなくて、葛藤する姿がなんともよかったです。彼の未来に幸あれ!
 アニメは八虎くんの入試終了で終わったけれど、原作はまだ続いている。ということは、大学生活も描かれてるのかな。さすがに気になってます。

 『ブルーピリオド』とセットで放送されていた、5分間アニメの『でーじミーツガール』は、沖縄を舞台に紡がれる、ちょっと不思議な物語。
 明るい色彩が眩しくて、沖縄の空気を思い出しちゃいました。
 美しい海、青い空。ところどころにちょろちょろしている、ちょっと不思議な存在たち。ヒロイン、舞星ちゃんの沖縄言葉もよかったけれど、おばぁの訛りがきつい沖縄言葉はさらによかった!
 コロナが落ちついたら、また沖縄にも行きたいなぁ。

 『海賊王女』も観てました。アニメオリジナル作品でしたが絵が好みだったのと、なんとなく気になって。
 これがまた大当たり!!
 領主のご令嬢だったヒロインが、幼少期に流れ着き、そのまま育った娼館を水揚げ前に大脱走。
 流れ着く前にお仕えしていたじいちゃん’sに救われて、再会した幼馴染みの海賊と冒険の旅に出る物語。
 ヒロイン、フェナが元気でいい! その幼馴染みで海賊の雪丸も、ぶっきらぼうだけどやさしくていい。
 仲間の海賊たちも、皆優しかったり心配性だったりはするけれど、前向きでどんな困難にも真っ直ぐ立ち向かっていく姿がすごくよかったです。
 フェナちゃんと雪丸は、もうTHE 少女漫画って感じで、じりじりしたりときめいたりと、観ていてかなり掻き乱されました(*^^*)
 毎週楽しみにしていましたが、ひとつだけ残念なこと。冒頭にヒロインを救い出したじいちゃん’sにも、もっと出番がほしかった。レギュラーとして毎週出てほしいくらいに魅力的なおじいちゃんたちだったので、そこはホント、残念でした。

 『さんかく窓の外側は夜』は、昨年映画で実写化もされた漫画作品のアニメ化です。
 除霊師冷川と、その助手になった霊が見える体質の三角の物語。
 これがけっこう恐かった。
 なんと言いますか、霊の描写がすっごくゾクゾクする感じで……。
 冷川の過去話とかも「こういうカルトな事件って、たまにあるよな」って感じのリアルさがあって、特に後半からは緊張しながら観てました。
 でも冷川氏の三角君に対する執着心はよかったな。なんと言いますか、執着の仕方がBL的であるのと同時に、唯一信じられる大人にしがみつこうとする子供みたいにも見えて……。
 これはきっと、彼の幼少期を私が知ってしまったからなんだろうな。
 あと、冷川三角コンビと対峙し、中盤からは共闘する非浦英莉可と彼女の用心棒逆木のコンビも、お互いがまっとうに相手を頼っている姿が好きでした。

 『吸血鬼すぐ死ぬ』
 今期1番ハマッたのがコレッ! とにかく楽しかったですっ!!
 超虚弱吸血鬼ドラルクと、吸血鬼ハンターロナルドのドタバタな日常を描いたギャグアニメ。
 出てくる声優さんがとにかく豪華! しかもその配役が素晴らしいっ!!
 大塚明夫氏の『ゼンラニウム』。井上和彦氏の『Y談おじさん』。千葉繁氏の『野球拳大好き』、安元洋貴氏の『マイクロビキニ』って……。あ。『』内は、全てキャラ名です。どんなキャラかというと、全てキャラ名そのままです!!
 もう、楽しかったのなんのって。
 ドラルクの使い魔、アルマジロのジョンくんも強烈に可愛かったです。「ぬ~」しか台詞がないけど可愛い。ドラルクに献身的に仕え、周りへの気遣いも完璧。そりゃあ、作中でファンクラブもできるってもんです。
 2期が決定してるので、ワクワクしながら待ってます。2期、早く来い来い(^^)

 スマホゲームの前日譚として描かれた『takt op.Destiny』は、音楽を奏でる者を襲う怪物の出現により、音楽が失われてしまった世界で戦う少女、ムジカートたちとそれを指揮するコンダクターの物語。
 ヒロインのムジカート、運命ちゃんが可愛かった。お人形みたいに無表情、無感情だけど甘い者が大好き。主人公のコンダクター・タクトとの掛け合いが楽しい。
 最初はぶっきらぼうだったタクトとの距離が、だんだん近づいていく様がよくて……(*^^*)
 でも、ラストは悲しかったんですよね。
 上にも書きましたが、このアニメ作品は、ゲームの前日譚として作られた物です。ということは、ゲームの方では、タクトや運命ちゃんが幸せになる世界が描かれるのかもしれません。そうだといいなと思います。

 巨大ロボットものもチェックしとこと観た『境界戦機』
 さすがはサンライズ。キャラもストーリーもしっかり作られていて、毎週ほどよい緊張感とワクワクの中観てました。
 個人的には、主人公たちのパートナー。AIユニットのガイたちがお気に入り。2頭身のマスコット的な風貌ながら、人型巨大ロボ、アメインのメインシステムになったり、ハッキングやデータ改ざんもお手の物。丁々発止のやり取りまでこなす優れもの。
 最終回では、主人公アモウとガイは爆発の中行方不明となってしまったのですが、4月からは2期の放送が決定してます。
 ガイもアモウも、復活するよね。信じて待ってます。

 『サクガン』も、巨大ロボットものアニメ。岩盤の中に点在するコロニーで暮らすガガンバーとメメンプー親娘。メメンプーが幾度も夢に出てきた景色の場所にたどり着きたいと、旅をする物語です。
 正直、最初はメメンプーちゃんが苦手でした。幼くして大学を卒業した天才少女ではありますが、中身はやはりお子様で、賢いはずなのに短慮なところにイラッとすることも。
 とは言え、父であるガガンパーも、なかなかどうしてダメ親父。そんなふたりの道中が、見ていてだんだん楽しくなってきました。
 ザクレッティとユーリが仲間に加わってからは、さらに楽しく(^^)
 ただ、最終回はちょっと呆気にとられてました。なんか、いろいろと謎や伏線が残ったような……。そこがもったいなかったなというか。
 それとも2期、あるのかなぁ。ちょっと気になるところです。

 異世界ものも、どれか……で選んだのが、『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』
 これはもう、第1話でやられました!!
 主人公ルーグの前世にあたる地球人。「世界最高の暗殺者」が、とにかくもう素敵で素敵で(*^^*)
 高齢を理由に、最後の仕事を終えて引退するはずだったのに、組織の裏切りにあって殺された暗殺者。
 世界最高と称されただけあって、引退するのがもったいないほどの冷静さと腕を持つシルバーグレー。
 転生後は、銀髪の美少年として活躍していくわけですが、正直「前世の姿のままでもいいのよ!!」と言いたくなるくらい素敵でした。もうホント、前世の姿での出番が、もっともっともっともっと欲しかった!!
 主人公の周りを取り巻く女の子たちもよかったな。口減らしで家を追い出されたけど、実は強い魔力を持っててルーグに拾われたタルトちゃん。ルーグに魔術の指導に呼ばれて、後に彼の恋人となるディア。
 ルーグの義妹になって、彼が経営する紹介の代表代理を務めるマーハちゃんと、才にあふれた美少女たちがそろい踏み。
 でも女性キャラの中では、殺された「世界最高の暗殺者」をルーグ・トゥアハーデとして転生させた女神様が1番好きでした。
 ルーグを転生させただけでなく、他にも勇者暗殺の任につかせるために有望そうな人間を何人も転生させてたのですが、そのエピソードがときどき入ってました。毎回対象に合わせて花魁やDJに扮してるおちゃめでちょっとポンコツ臭が漂ってたのがなんとも愉快で。
 最終回では、ルーグの最終暗殺対象である勇者が登場したところで終わりましたが、続きはあるのかな?
 現時点では、2期の話は出てませんが、また続きがあればいいなと思ってます。

 『かぎなど』は、美少女ゲームメーカーkeyさんが、これまで生み出してきたゲーム作品キャラクターが一堂に会したお話です。
 全員がミニキャラで、かぎなど学園を舞台に楽しい日常を繰り広げるコメディ作品。
 懐かしいキャラたちに再会できて、毎回楽しかったです。
 4月からの2期も楽しみ~♪

 2021年秋アニメの最後は、『終末のワルキューレ』
 今期が始まる前から、1番楽しみにしていました。
 原作漫画が今も連載中なので、アニメ化されたのは13戦中第3戦まででしたが、1クールガッツリ楽しませていただきました。
 ヒロインのワルキューレ、ブリュンヒルデお姉様が、とにかくいいんですよね~。神々を煽りまくってラグナロクの開催を認めさせたあたり、冷静沈着な策謀家かと思いきや、けっこう激情家な一面を覗かせたり。表情も豊かで、見ていて楽しいお方。
 神々と人類のバトルも、とにかく熱かった!!
 第1戦、トールVS呂布奉先に始まって、神々の王ゼウスVS人類の始祖アダム。海神ポセイドンVS最強の敗者、佐々木小次郎と、毎回拳を握り締めて観てました。
 トール、呂布戦は正直辛かったです。というか、見ていて痛い。呂布に最後まで付き従った赤兎馬よ……。
 ゼウス、アダム戦では最後泣きそうになったけど、佐々木小次郎がかっこよかった!!
 アニメは第4戦の、ヘラクレスVSジャック・ザ・リッパーが始まるかというところで最終回を迎えましたが、こちらも2期制作が決定してます。楽しみに待ってます(^^)


 今期は他に、『鬼滅の刃―遊郭編―』 『半妖の夜叉姫 弐の章』 『王様ランキング』 『ルパン三世 PART6』 も観ています。
 ただこれらは2クール作品。今も放送中なので、最終回を迎えてから、感想を書く予定です。


1月8日(土)  梅棒『風桶』を観に行きました

 ダンスメインのエンターテインメント集団、梅棒さんの舞台を観に、大阪城公園内にあるCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールに行きました。
 ちょっと早めに家を出ましたが、土曜日の割りには阪急電車は空いてました。
 お正月明けだからか。はたまた、今年に入ってまた新型コロナの感染者数が増えてきた影響か。多分後者だろうなぁ……(-_-;)

 ですが、大阪城公園駅は、かなりのにぎわいでした。ピクミンブルームがてら歩いてみると、大阪城ホールで福山雅治のコンサートがあったから。そちらも無事開催で、よかったよかった(^^)
 とにかく広い公園内をてくてく歩いているうちに、ごいっしょする友人からの連絡を受けて合流。
 園内にあったベーカリーカフェで、腹ごしらえにドーナツとお茶をいただいて、いざ舞台を観に会場へ。

 梅棒さんの公演は2度目でしたが、今回も最高でした!!
 タイムマシンを発明した科学者が、逃亡した兄を追って江戸時代にタイムトラベルし、そこですったもんだするお話。
 梅棒さんの舞台は、J-POPの曲にのせ、ダンスとパントマイムがメインで進んでいきます。
 とにかくそのダンスがすごいっ!!
 今回は、特にバレエパートが素敵だったのなんのって。もう、息をのんで見とれてました。

 本当は、梅棒さんの舞台を観に行くのは、今回が3回目のはずだったんですよね。
 でも、昨年夏に行くはずだった『おどんろ』が、新型コロナの感染拡大のせいで、中止になっちゃって……。
 既存のJ-POPを使ってるので、版権の問題から円盤化もされないし……。
 それだけに、今回の舞台は待ちに待ってたのですが、ホント待った甲斐がありました!!
 約2時間のパワフルな舞台。時間を忘れてのみ込まれてました。

 舞台の後は、興奮冷めぬまま京橋の居酒屋、旬菜酒房くにこしへ。
 こちらのお店では必ず頼む野菜いろいろのサラダやトンテキ。白子のお鍋なんかも頼んで、美味に舌鼓を打ちます。(って、前回梅棒さんの舞台を観に行ったときも、ここで飲んでましたね(^^ゞ)
 のんでしゃべってまだ足りず、深夜営業のマクドナルドでお茶飲みながら、終電ギリギリまでしゃべってました。
 楽しかった~(^0^)


 とはいえ、ちょっと不気味な雰囲気ですよね。
 昨秋、緊急事態宣言が明けてから、ずーっといい感じだったけど、今年の三ヶ日明けから、感染者数が増えてきてます。
 頼む~っ!! ここで収まって~っ!!
 他にも行きたい場所や観たい映画や舞台がたくさんあるんだから~っ!!


1月1日(土)  明けました(^^)

 新年明けましておめでとうございます
 今年もよろしくお願いします

 年も明け、2022年になりましたが、あいかわらずのマスク生活が続いています。
 昨年9月末に緊急事態宣言が全面解除されてから、世間様もずいぶん落ちついてきた気がします。
 このまま無事、コロナ終息になればいいなと、期待を込めて祈っています(^^)

 いや、ホント。お願いしますよ。


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