3月18日(金) 雑踏音楽劇『ネオンキッズ』 JR伊丹駅前に建つアイホールへ、雑踏音楽劇『ネオンキッズ』を観に行きました。 劇団鹿殺しから派生した「オフィス鹿」の作品です。 トーキョーの繁華街にある小さな広場に集う、行き場のない少年少女たちが織りなす群像劇。 「雑踏音楽劇」の名が示すとおりのミュージカルで、ドキドキしながら出かけました。 今回のチケットは、私の誕生日プレゼントということで、友人の陣内さんからの贈り物。パンフレットと脚本もついてくるということで、もっのすごーく楽しみでした(^^) 事前に目にした情報で、上記のストーリー概要は頭に入っていました。ですがそれ以外は、オリジナル作品というのもあって、物語がどう展開するかはわかりません。 舞台の上には、雑多な繁華街の街並みと、広場の中央に建つ街灯があるだけです。 全体的にトーンは暗いのですが、周囲のビルに貼りついたネオンサインのけばけばしさが、どことなくサイケで淫靡な雰囲気を醸し出しています。 舞台が始まると、とにかく圧倒的にパワフルな歌とダンスに目を見張りました。 しかもお席は前から2列目の中央寄り。舞台自体もそれほど広くはないので、より間近に観られました。 ただ、ストーリーは重かった。シリアスかつ欝展開もガンガンあって、話の中盤に入った頃にはすっかり没頭して見入ってました。 この舞台、実はラストが2パターンあって、私が観たのはその一つでした。 もう1パターンはどうだったのかと気になりましたが、ついてた脚本にはしっかり両方書かれてまして、文字だけでも堪能しました。 でも、こちらも重かったなぁ……。 基本、ハッピーエンドの明るい作品が好きですが、たまにはこういう重めなのもいい。 初めて観る劇団さんの作品でしたが、ガッツリのめり込んで楽しめました。 陣内さ~ん。誕生日のプレゼント、ありがとうございました~!! |