東海道新幹線の利用について

東海道新幹線で移動するなら・・

「500系のぞみ」「次世代700系」など,マニアならずも宣伝効果もあり誰でも知っている新車両ですが、意外に知られていないところも多い東海道新幹線。以下にそんなモノを並べて見ました。近々乗る人なんかは,ぜひ参考にして!

1、無くなる前に乗れ「グランドひかり」

博多−東京を直通運転している「ひかり号」の愛称(例外もあり)。100系車両を使用し2階建4両付きで運用されている。グリーン車や食堂車も連結され、1階が厨房,2階が食堂になっています。調理人にとってかなりきつい労働環境ということもあってか、食堂車は確実に減少しています。値段は和風定食が1300円くらい,カレーライスが950円,コーヒーが約350円です。ワインを飲みながら2階席で移動のひとときを楽しむのもまた格別です。(もちろん座席料金は不要)

*追記:ついに3/10をもって、食堂車は廃止されました。

ニュース等でかなり話題になっていましたので,御存知でしょうが1度でも食堂車を利用された方なら、あの空間がなくなったことは残念だとお思いでしょう。スピード、座席での食事が優先されるなか、これから新造される新幹線車両には食堂車が設置される可能性がゼロとは限りませんが,新幹線が、ほとんどの人にとって「非日常的空間」である以上は、それを演出する設備としてなんとか復活して欲しいと思う1人です。

2、快適・そこそこ速い・安い「こだま号」の存在

陰の存在としてとらえがちな「こだま号」。3年ほど前は車両自体もオール0系+非営業食堂車の連結と、いたしかたない点も有った(それはそれでいいかも)のですが,現在ひかりのほとんどが300系のぞみ型車両の運用となり、従来の100系ひかり用車両に余剰がでたことで、こだま号に充当されています。今では,東海道区間のすべてのこだま号が2階建てグリーン個室連結の編成です。もう,お古なんて感じません。100系には普通座席にもフットレスト(足置き台)が付いているものもあり、装備は300系より「上」です。ただ、100系こだまはビュッフェが営業されないところが残念です。

 で、所要時間ですが、だいたいこんな感じです。

左側がこだま号14:00発(100系)で、右側がひかり号の14:04発(300系)です。

東京まで,こだまの方が約1時間余分にかかるのですが、これって意外でしょ。

こだまだけで大阪から東京に行くと言ったら,普通はものすごく時間がかかる印象ですが,装備面で勝っている100系,(JR東海ツアーズのぷらっとこだまプランを使えばこだまグリーン席料金=ひかり普通指定席料金)の2階建てグリーン席に1時間長くくつろげる方が得した気分になりませんか?ドリンクサービスも有りますし。なにせ2階席は「静か」です。最近はこのプランもかなりメジャーになってきた&こだま号自体の運転本数が少ないので,切符は早めに取りましょう。(旅行券扱いなので、半年前から予約できる!)

  

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