金曜日の3時ごろ「あした潜りに行きません?」と電話がかかってきた。スキーに行こうと 思ってたのだが一緒に行く奴が見つからず、また天気も悪そうだったのでどうしようか迷ってた矢先だった。

 で、結局スキーはキャンセルし潜りに行くことにした。最初は富戸に行く予定だったのだが 途中で現地に電話するとうねりが激しいとのこと。で予定変更で八幡野へ。天候は「雪」。 朝ショップを出るときには降ってなかったのだが、途中から降りだし現地に着く頃には 帰りまでにもしかしたら積っちゃうんじゃないだろうかと思うくらい深々と降ってきた。 回りの雰囲気はまんまドラマに出てくる冬の雪降る日の港そのもの。こんな日に潜る物好きは 他にいるんだろうかと思いながら現地に着くと思ったより沢山いました。当然こんな天気なので 陸上より海のなかのがあったかい。海から湯気が出ていた。

 一本目は、こんな天気なのもあって魚影は薄くもうあがっちゃうのかなっと思っていると スタッフがポッケをごそごそし始めた。何かなって思っていると取り出したものをこっちに見せてくれた。 そこには「Happy Birthday」の文字が。そう明日は僕の誕生日。まさかこんなところで誕生日を 祝ってくれるとは思わなかった。感動してるとその文字の書いてあるのを渡され、一緒に潜ってた二人と記念撮影

 二本目は砂地で「トビエイ」「ダルマガレイ」そして体長30cmくらいの「オニオコゼ」がいた。 オニオコゼのところではカメラを持っていた二人が一生懸命写真を撮っていた。しばらくすると スタッフが僕に向かって写真撮ってみる?って聞くので思いきってチャレンジ。オニオコゼを写真に撮る。

 そして本日最大の獲物?を見ることになる帰路に着くのだった。昼ご飯のまだだった我々は 海女の小屋で昼ご飯を食べようと決めていたので海女の小屋まで行った。心配していた雪もそんなに 影響せず(ちょっと渋滞したけど)海女の小屋に着きお昼を注文し食べているとなんと「石田ひかり」が 我々の斜め後ろの席にやってきて食事をしていた「らしい」。なぜ「らしい」なのかというと 僕が、かにをうまいうまいと黙々と食べているうちに彼女たちは食事をし立ち去ってしまったのである。 僕は後ろ向いていたのでぜんぜん見えなかったのだが、反対側に座っていたスタッフは後ろ姿は確認 したらしい。実は彼女が書いた色紙を見るまで彼も誰だかわからなかったそうである。 しかしわかっていれば持っていたF50で大撮影会になったであろう。

 横浜に帰ってみるとかなり雪が積もってた。止めておいた僕の車も例外ではなく10cm位の雪に 覆われていた。スキーヤーの僕の車には雪かきセットは詰んではある。しかしダイビングの帰りに 雪かきをすることになるとは。とほほ。

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