朝、昨日と同じ時間に起きて祈るような気持ちでカーテンを開けると........雨だった。(泣)
今日のお昼はお弁当でなくて近くの無人島 Manamana島*1へ行って食べて夕方まで遊ぶことになっていたので少しでも小ぶりになってくれることを祈りながら朝食を食べて出発。港に着いて出発を待っていたら昨日鉄板焼き屋で向いのテーブルに座っていたグループがいた。どうやら昨日の海の荒れでグロッキーだったようで、同じ海に出ても元気に騒いでいた僕らが羨ましかったらしい。彼らは初日僕らがBeachcomberIslandで遊んでいる時にも潜ったらしいのだが、鏡のようなべたなぎの海と晴れ渡った空とは対象的に、海の中は雨が降った昨日のほうがまだよかったそうだ。
ボートに乗って出発する頃には雨がだいぶ小ぶりになっていたのでこのまま止んでくれることを祈りながら出発。波は昨日ほどではなさそうだったけど一昨日に比べれば波があった。途中、港であったチームのボートと平走したりしてた。僕らのボートのほうがパワーがあるようで先に出て走ってたら、後ろで彼らのボートが僕らのボードの波をよけるように旋回をはじめた..と思ったらそのまま急旋回した。どうやらエンジンが止まってしまった模様。ちょっと様子を見に戻って大丈夫なことを確認して再出発。
途中からまた雨が強く降り出して、ついには前も後ろも島影が見えなくなってしまうと、ダラスはガイドからコンパスを借りて方向を確かめながら船を走らせていた。
- 3本目
- ポイントにつく頃になると昨日より海面が荒れていておまけに雨も強くて、いくつかのポイントで条件のよさそうなところを探して入った。雨にぬれてた時間が結構長かったので海の中のほうがあったかい^^;エントリーが砂地の上でそこにちょうどニザダイ系の魚とオヤビッチャが群れていた。その砂地のちょっと離れた場所にはガーデンイールがいたらしいのだが確認できなかった。しばらく移動しているとうちのスタッフの呼ぶ声がしたので振り向くと透明度の悪い海の向こうからバラクーだの20匹くらいの群れが現れた。今回初の大物。一度通り過ぎたかと思うとまた戻ってきて、と10分くらいずっとバラクーダを撮って遊んでいた。
その後ガイドが彼方を指差したり、うちのスタッフに呼ばれたりもしたんだけど、結局それは何かわからなかった。
あがってきて何指してたか聞いたら亀だったそうだ。2本目までの休憩はなるべく波の穏やかなところへ移動はしたもののかなり荒れていたので穏やかとはそれは昨日と比べたら十分荒れていた。
- 4本目
- フィジーでのラストダイブ。昨日と同じく今度はMX-5を持って入る。でもそれほど、これは!って言うものもいなかったので、また小物たちと遊んでいた。クマノミがダイバーめがけてよってくるのはここの海でも一緒だった。
上がってきても雨はおさまっていなかった。今日のお昼は先にも書いたように島に行って食べることになっていたのでその島へ向かって出発。しかし、朝より、昨日より、波が高い。ボートの舳を重くするために空のタンクを先端のほうへ積んではいるものボートはなかなか進まない。かなり時間かかってManamana島へ到着。到着する頃には雨はなんとか止んでいたのは幸いだった。
島へ上陸した時にはすでに食事の準備ができていたので早速食事。成田発のエア・パシフィックの機内でもそうだったけどここもパンがおいしい。食後はちょっとだけスキンダイビング。さすがに雨の後なのでにごっていたけど、コバンアジ、ギンガハゼ、アカエイなんかが見れた。
帰りの船はダイビングで乗ってきた船より大きくて初日にBeachcomber Islandへ行った船くらいの大きさだった。二階建てで全員乗るには上のデッキも使わないとだめ。雨が止んだからよかったけどあのまま降っていたら...。船体が大きいので波の影響をあまり受けずに済んだのは良いのだがやたら遅い^^;気がついたら島が遠くなっていて出発したことがわかったくらいの、波に流されているんじゃない?ってくらいのスピードだった。港へ着くちょっと前に、クルー3人がギターを持ってあがってきて歌を歌ってくれた。
ホテルに一度帰って荷物を置いて夕食に出かけた。今日はサービスの人がお勧めだよって言っていた中華料理屋へ行こうと言う事になったんだけど、お店の名前をみんなして失念^^;しかたないので連絡先として聞いていたSPADのテルさんの家に電話。御本人はおられなかったけど奥さんにお店の名前を教えてもらった。
お店に行くのに乗ったタクシーでの出来事
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行き先を告げて「いくら?」って聞いたら「$5」というので、「昨日はレストランまで$4だった」というと、何やら表を見せながら「街の中心を越えると$5になるんだ、昨日行ったお店は町の入り口だから$4だ」と説明してくれた。夜だし$1のことで危ない目に会うかもしれないことを考えて納得した。
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タクシーのドライバーはインド系の*6)のようで、「日本人はよく中華へ行くけどインド料理もおいしい。良い店知ってるから行かないか?」という。「また今度ね。」と言った後に「いつたつの?」と聞かれて「明日」と答えたのは意地悪だっただろうか^^;
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毎回そうなのだがタクシーの運転手も仕事確保のためにたいてい「帰りは何時だ?迎えに行くから」って言われる。そのたびに「わかんない。」っていうと名詞をくれて「ここに電話して呼んでくれ」という。今回も同様だったのだが降りる時に小銭がなくて$10を出すと「帰り迎えに来るからいいよね?」と言うので「だめ。ちゃんと呼ぶからおつりくれ」って言うとうだうだ言っているので「おつり!」って強く言ったらなぜか$6くれた。「いいの?」って言うと何も言わないのでそのまま降りちゃった。
さて、お店に入ってメニューをもらうと1部だけ日本語が書いてあるのがあったので、それを見ながらいろいろと注文。まずはスープを頼んでと言うのがあちらの順番なのか、スープはいらないって言ってもしきりに薦められた。あと「しょうこう酒」を頼みたかったのだがどう言っても通じない。漢字を書いても中華系の人ではないのか通じない。メニューに「Chainise yellow wine」というのがあったのでとりあえずそれを頼むと栓を抜く前に「これでいいか?」って確認の為に持って来てくれた。持ってきたものはしょうこう酒だった。
焼き餃子がおいしかった。お肉は鶏肉を使ったやつ。にんにくは入ってない。チキンのカレーソースを頼んだら一緒にご飯が出てきた。前にも書いたようにご飯は長粒種なのでカレーをかけて食べるとおいしくて、隣の人と二人でラーメンどんぶりくらいのご飯を平らげてしまった^^;
食事を終えて帰るだんになって、さっきの運転手を呼ぶのにお店の人に電話してもらうと「誰もでないよ」っていう。みんなに「いじめるからもう寝ちゃったんだよ(笑)」って言われた^^;。しかたないので通りにいたタクシーを捕まえて帰ってきた。捕まえたのがちょうど$4と$5の境だったからか帰りは$4だった。
ホテルに戻ってログ付けした後は翌朝早いので荷物をまとめて寝た。
*1:アイランドホッピングのツアーが出ているので島に食堂とトイレがある。
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