まず準備としてSony Mobile Electronics Informationでうちのサーフの資料を探しました。残念ながら1KZ-TEを積んだKD-KZN185Wしか見つからなかったのでとりあえずそれを入手しておいて、今度はFaxでアクセスする"ソニー カー フィッティング Fax インフォメーション"へアクセス。しかしこちらにも残念ながらうちのサーフ用のものは見つかりませんでした。
次にうちのサーフにはマルチAVステーションが付いているのでこれの装着時にサーフライブサウンドシステムの装着の有無をトヨタに確認したところ付いていないとのこと。ということはオーディオ用のコネクタは10P/6Pかな?とりあえず現物を確認してみようとSony Mobile Electronics Informationから手に入れた資料をみながら作業開始。
資料には
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カーオーディオを取り付ける場合の取り外しは
の順に行ってください
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と書かれているんですが、SSR-Gはウッドパネルが標準のためか前面パネルの一番下がシフトカバーで押さえられていてシフトカバーを外さないと前面パネルが外れそうにありませんでした。なので、センターコンソールボックス->シフトカバーと外してようやく前面パネルが外れました。
マルチAVステーションを外して裏を見るとたくさんコネクタが付いてました^^;その中にありました、ありました。10Pと6Pのコネクタ。Sony Mobile Electronics Informationから入手した資料と見比べてみると配線の色も位置も同じなのでこれで各社から出ている配線キットが使える望みが出てきました。たくさんあるコネクタは、たぶんTVアンテナ用の4P、車速パルスを取る用の2P、オプションのナビやVTRアダプタやCDチェンジャーが付くであろう空きコネクタです。
コネクタの確認ができたのでオートバックスに出かけました。kenwoodのカタログの電源配線コネクターを指しながら
僕:H8年式のサーフでマルチAVステーションが付いているんですけどこれ使えます?
店員:マルチAVは使えたかなあ?
僕:さっき見たら10P/6Pのコネクタが付いてましたよ。
店員:じゃあ大丈夫です。
僕:コネクタが同じで信号の配線が違うって事はないですよね?
店員:それはないですね。
ということで電源配線コネクターCA-611Tを購入。ついでに車速パルスを取る場所のコピーももらいました。
自宅に帰って作業開始。電源配線コネクターを取り付けてカーナビの電源コードを接続。同じ色をつなげばいいのかな?と思ったんですが一応確認してみると電源配線コネクターがkenwood製でカーナビがPionner製の為かイルミ電源とバッテリー電源のコードの色が反対でした。あぶない、あぶない。
電源はこれで取れたので後は車速パルス。オートバックスでもらった資料だとグローブボックス奥のコンピューターユニットから取るって書いてあったので、それはちょっと面倒だなあ、Sony Mobile Electronics Informationの資料だとオーディオ裏の2Pのコネクタで取れるって書いてあるからだめもと出ここから取ってみよ。ということでナビの付属していた(ちゃんと取ってあったんですねぇ)Uエレメントコネクターで結線。ちなみに取り付ける前から薄々感づいてはいたんだけどやはり車速パルスとリバースの結線に細工がしてありました。なぜならTVが走行中でも映ってたから。
これで一応動くはずなのでGPSアンテナをつないで、モニターをつないで電源を入れると、無事起動。それではと接続チェックを表示させるときちんとつながっている模様。車速パルスはクルマを動かさないとほんとに来ているのかわからない。ちょっと動かすだけじゃパルス来ないかな?と思いつつも駐車場で少し前進するとピッ!と音がしてちゃんと来ていることが判明。
とりあえず動作したのでまた配線を外して、配線が見えないように前面パネルの内側を通るように引き直してシフトカバーの下を通して助手席下へ。モニターをつないでセンサーのリセットもしたいしとテストがてら出かけようと思い、前面パネルなんかを元どうりに戻して出発。が、全然自車位置が動かない。???と思っていたら車速パルスが来てないよぉ!と。あれぇ?さっきはちゃんと来てたのにぃ。もう時間も遅いから明日にしよっ。
ということで翌日、また前面パネルを外して車速センサーを取っているUエレメントコネクターをチェック。何となく接触してるのかな?ってしんぱいだったのでペンチで改めて締め直す。配線をしてクルマを前後に動かしてみるとちゃんと車速パルスが来ていた。おっけい。
さてナビゲーション本体は付いたが問題はモニターの取り付け位置。デュアルエアバックなので助手席前に付けるわけにはいかない。左前が見えなくなるのは嫌なのでセンターパネルの上にも付けられない。エアコンのルーバーに付ける基台を買ってきて試してみたけど、モニターがかなり手前に迫ってくる。し、何よりカップホルダーが使えない。小物入れからステーを出す基台も買ってきてみたけど、そもそもサーフ純正の小物入れには付かなかった^^;
結局付属していた基台にL字型の金具を買ってきて右の写真のような位置に付けました。
これでも
と言った問題が残っています。最終的には(若干位置が低いですが)マルチAVステーションを置き換えるのが一番スマートなんでしょうね。
しばらく使っていたらFM VICSが入ったり入らなかったり。変だなあと思っていたところひょんなことからその原因を発見しました。その原因はサーフのラジオ用のアンテナって、CDを聞いている時はアンテナが引っ込んでいるですよね。だから当然のようにCDを聞いている時はFM VICSのデータも受信できないって事になります。
アンテナを出しっぱなしにするように細工するか、FM VICS専用のアンテナを付けないといけないかなぁと思ってナビの取り説を見ていたらオートアンテナコントロールという信号線を見つけました。そう、元々うちのナビはそういった機能を持っていたのですがスカイラインの時にはFMアンテナもフロントガラス埋め込みで必要がなかったので全然気が付きませんでした。 ^^;
早速この配線をしてみたのですが残念ながらアンテナがあがりませんでした(;_;)。僕が使っているアンテナ分配機はND-F1に付属していた奴なんですが、どうもAVIC-D717の取り説にあるRD-FD20とオートアンテナコントロール端子の信号が違うようです。
分配機をRD-FD20に交換してもよかったんですが、試しに分配機へのアンテナコントロールをACCに繋いでみることにしました。動けばラッキー、動かないならRD-FD20に替えなきゃいけないから壊れてるなら壊れたっていいやって事で。ACCにアンテナコントロール線を繋ぐとアンテナがあがり見事成功!。ナビが必要無い時にはマルチAVステーションのコントロールでアンテナが上下するようにACCとアンテナコントロール線の間にスイッチを付けました。(2001.9.13)
どうせなら常時上げる/常時下げるもできるようにしようかと思ってずっとスイッチをパネルに取り付けずにいたんですが、[上げる/Auto/下げる]をさせるためにはちょっとした回路を作らないといけなそうだったのでそれはしないことにしました。
スイッチもめくらパネルに穴を開けると元に戻せなくなるのでめくらパネルに合うパネルの付いたスイッチを買ってこようかとも思ったのですが結構なお値段がするので、元に戻さなければならなくなった時にめくらパネルを買った方が安いかな?ということで、めくらパネルに穴を開けてハンドル左下に取り付けました。 (2002.5.26)
コルクボードとかレジンでとかいろいろ考えたのですが、最終的には0.4mmのアルミ板を買ってきてダッシュボードに台を作って取付ました。アルミ版を3つに折って一面をダッシュボードに合わせて曲げてその面を両面テープで貼り付けました。ナビに付属の基台は平らな面に両面テープで取付ました。
そのまま基台にモニターを付けると位置がちょっと高かったので一番最初に付けた時に使ったL字金具を使って位置を下げました。できあがって夜走ったらアルミの板に街路灯が反射してフロントガラスに映ってしまいました。ほんとならアルミ板を塗るのが一番いいのですが既に両面テープで固定してしまったので紙を張って反射しないようにしました。^^;(2002.10.16)