トレーニング
精神不安からくる口腔生理機能訓練法・・・<BR>東洋医学・太極拳「八段錦」第三段錦・「赤竜撹水」の術

「Excellent Breath Training Gum」(クリニック用)および「Excellent Breath コロコロガム」


舌の筋肉を鍛える

自分で口臭を治す手順について

HONDA流スマイル法(息の無臭化のために)
   

HONDA流スマイル法(息の無臭化のために)
口臭予防トレーニング 名前:Kei 1/18(金)12:09    

こんにちは。最近はかなり口臭に対して自信が出てきました。好きな子に素直に自分が口臭で悩んでいることを始めて打ち明ける事もできました。彼女と話をするときはかなり彼女との距離が狭いため、自分に口臭があれば絶対にバレルだろうし、最初はとても不安でしたが思い切って話していました。彼女に自分の口臭の有無を聞いても見ましたが、自分が思っているほどひどくはないようで安心しました。人はあるがままの状態を他人から受け入れてもらったとき、これほど嬉しいことはありません。
  私も長い間、自臭症患者で苦しみました。今でも不安はあります。けど不安は不安としてあるがままに受け入れ、やるべきトレーニングを目的、行動本位でやっていこうと思っています。そこで質問です。本田先生のホームページを見ると実にさまざまなトレーニングを発見しました。例えば、自律的唾液分泌機能促進訓練、舌機能促進訓練法、HONDA流忍法口臭消去術、口臭治療におけるパラパラ、舌の筋肉を鍛える−自己臭(鼻臭)を防ぐために−などなどです。私は、今のところ、上記の4つのトレーニングをしていますが、他になにか私ができるトレーニング、もっと効率的、効果的な口臭予防、自臭症克服のトレーニングはありませんか?本田先生が編み出した最新のトレーニング方法などがありましたら、ホームページのどこを参照にすればよいか教えていただけませんか?
  また、私は、たまに喉に不快感、または異物を感じるのですが、この喉の不快感を取り除く効果的なトレーニングはなんですか?いいかえれば、喉を清潔に、快適に保つためのトレーニングはありますか?
  本当にお忙しいと思いますが、アドバイスの方をよろしくお願いいたします。一番口臭で悩んでいて苦しかった時期に、偶然にDr.Katz先生のホームページをアメリカで発見し、そこから本田先生のホームページを発見したからこそ、今の私があると思います。本当に言葉では言い尽くせないくらいに、本田先生、リエ先生にはいつも感謝しています。


RE:口臭予防トレーニング 名前:HONDA 1/19(土)04:11

ほんだ歯科のホームページやこの掲示板の情報だけから、長年の自臭症の苦しみから立ち直られつつあることをうれしく思います。
自臭症の問題は、日本人に非常に多い問題で、日本人の臭いに対する独特の社会背景が関与していると思います。
口臭専門治療の病院でも適当にあしらわれ、ほとんどが精神的問題と扱われ、その人の人格をおとしめるばかりでなく、精神的問題まで引き起こしてしまう、一種の「医源病」ではないかと思います。

口臭で悩む人なら誰でもが知っている古くから行われてきた、効果のない情報に振り回され、色々なグッズに無駄な金と労力を払い、意味のない歯磨き指導や、固定観念にまどわされずに、本来誰でもが持っている口腔生理機能を取り戻すことを常に考えていく必要があります。


>人はあるがままの状態を他人から受け入れてもらったとき、これほど嬉しいことはありません。

非常に大切なことに気がつかれたとおもいます。自臭症治療の最も大切な原点です。「自然のままを認めること」これは現在非常に難しくなってきています。
当たり前のことが当たり前にできなくなることがストレスだからです。「HONDA流」というトレーニングの基本的な考え方は人としての当たり前の能力を取り戻すことに終始しています。取り繕ったり、いいかっこしようとするから無理が生じるのですが、その「背伸び」する姿勢が、自臭症の人が「口臭地獄」に陥る原因なんです。


>本田先生が編み出した最新のトレーニング方法などがありましたら、

HONDA流と称している色々なほんだ歯科独自のトレーニングは、この、誰でもが持っている哺乳類としての当たり前の機能(犬でもネコでも、赤ちゃんや子供でも持っている)を再び取り戻す方法なのです。これをリハビリテーションと呼びます。リハビリはごく普通の当たり前の習慣をもう一度身につけることです。したがって、金も要らず、手間も要らず、どこでも誰でも人前でも人にばれずに密かにできる方法です。(人にばれると、ちょっとかっこ悪いので・・・)。その理屈や、意味や目的を考えることが大切だし、また、口臭とは何か?ということを考えることが非常に重要なのです。そうすれば、いざと言う時に何をなすべきかが分かるし、日頃から訓練しておけば能力も高くなるのです。

色々な目的に応じた方法を考案していますが、最近は、もっとも簡単で色々な効果のある方法として、次のような訓練を推奨しています。

とても簡単です。「HONDA流スマイル法」です。ただし、口臭に対して効果を得るためには一般歯科的問題や内科的問題がないことが前提です。

この目的は、安静時の快適な口腔内環境を人為的に維持して、息の無臭化を図り、虫歯や歯周病を予防し、容易に口呼吸から鼻呼吸に転換させようとするものです。


HONDA流スマイル法(息の無臭化のために)・・・・・その理論と方法・・・・・裏話 名前:HONDA 1/19(土)04:19
自臭症の問題は、自分の不安や緊張などの精神コントロールができにくいことが問題です。これは、口臭とは切り離して考える必要があります。

どうにもならなくなった時は、心の人為的コントロールは精神科医の領域です。個人の性格や、過去の体験、等が関係しています。「気にするな」と言っても「気にしてしまう」性格を認めることです。この性格は他人にやさしく、自分には厳しい性格で、悪い性格ではありません。口臭にとっては不利な性格ですが・・その上で、不安に思ったり緊張している時は口も緊張してしまって、その安静時の口腔生理機能が抑制されてしまい、口臭や鼻臭、あげくの果てには喉の奥まで変になってしまうことを理解しておくことです。

だから、精神的問題はあきらめて(性格だから)認めてしまい、その代わりに、口をひたすら休めなくすればいいのです。口が消化器として働く時は、口臭はなくなるし(飯を食うときは口臭のある人もなくなります。)、口で息をすることもできない(口呼吸はできない)。

方法は、無理やり常に口をリラックスさせ常に機能させるだけ。口の機能は通常無意識にコントロールされる自律神経支配ですが、自分の意思でもどうにでもできる2重の神経支配をうまく利用するのです。

これは、スマイルの口を作ったら簡単にできます。スマイルの口を作って唇のツッパリを自然に解く。この時奥歯は上下であたらず、唇は閉じているようで開いている、開いているようで閉まっている状態です。(アルカイックスマイル)=この状態を作ると、顔の表情は暗い表情からやさしい表情に変化します。

舌の表面と口の天井には必ず隙間がある。(口腔内の嫌気的状況が起こりにくい。)

舌先は重力にしたがって自然に舌前歯の付近に位置しており、舌は固定されず自然にわずかに動く状態になっています。この状態になると舌は、不安定なのでわずかながら常に動くので、安静時唾液は確保できます。(唾液が出ない時は水不足=水を口に少し含む)茶は常飲しないこと。(唾液分泌は抑制される)

さらに、意識的にわずかでいいから舌を動かし続けるのです。そうすれば、消臭力と殺菌性に富む安静時唾液流は必ず確保できます。

舌を意識的に動かしているために、口は消化状態と同じになり口で息をすることは不可能になり、当然、呼吸は鼻呼吸になってしまう。(口呼吸は防止できます。)

この状態を少し口臭のある患者にさせてみて、実験的に口腔内ガス測定を行うと、人間の鼻では感知出来ないレベルに口臭ガス濃度は激減してしまいます。この状態ではほとんどその人の口臭を認識できないでしょう。(息の無臭化

この方法と、他の訓練方法とつなぎ合わせます。そうすると舌は起きている限り動き続けます。しゃべる時は当然動くし、食事の時は最低でも30回かむことを心がける(舌の運動がとても重要)、それ以外のときもスマイルの口のなかで舌を動かし続けたとしたら、舌の血行は非常に促進すると同時に舌表面粘膜の代謝は促進します。勝手にきれいなピンク色になるし、唾液は嫌気的になる暇がないので、常に新鮮な酸素が唾液に供給され舌苔はつく暇がない。豊かな、安静時唾液流は口腔内の免疫をあげ、常に殺菌されるために、虫歯や歯周病にもなりにくい。これが、「HONDA流スマイル法」の理論と方法です。

騙されたと思って、1週間ほどやってみれば良いです。口呼吸の人は、ほとんど鼻呼吸になるでしょう。常に無臭の息をキープできます。

実はこの方法は、人類に祖先である北京原人やクロマニヨン人が行っていた方法です。彼らは、常に小さな石ころを口の中に入れておくことで、常に口を消化器として機能させつつ口腔内の自浄性を高め免疫を高めていたのです。したがって、多くの彼らの発掘される化石では、ほとんど歯を失っていないのです。(小石を常に口に入れていたので、奥歯の一部は削れていますが・・・)彼らにとっては、歯を失うことはすなわち死を意味したはずですから、自然の本来の能力を経験則から身につけていたと考えられます。

その当時は、今のように歯磨き剤や歯医者もいなかったのに、すばらしい口腔内環境を保持したまま人生を終えたのです。

彼らの英知を、その後50万年の時を経て「HONDA流だし昆布法」「HONDA流ガム法」「HONDA流スマイル法」として蘇らせたです。

さらに、忍者の知恵は「HONDA流忍法口臭消去術」として蘇らせたのです。彼らは臭いを消すプロ集団だったからです。

現在人より、はるかに歯を喪失しなかった現在の歯医者のいなかった昔の人たちや野生動物の口腔衛生風習を歯科医学的に考察すると、本当にすばらしい発見につながるものです。新しい最新の研究と同時に古い時代にも考えるヒントはたくさんります。太古の昔の人たちは命がけで口腔衛生を保持する必要があったからです。

HONDA流スマイル法(息の無臭化のために)・・・・・おまけ 名前:HONDA 1/19(土)04:23

(HONDA流スマイル法のおまけ)

HONDA流には全て、おまけがついています。

耳鼻科的問題がないのに、鼻臭が気になる人は、スマイル法を少しアレンジします。ついでに、つばが飲み込めない人にも有効です。

口の中で、わずかに舌を動かし続ける(緊張時口臭や自臭はなくなる)のですが、鼻臭を感じそうになる時に、口の中で舌でのどちんこを触るように、舌先を口の天井に沿ってのどちんこの方にできる限り近づけてみてください。

舌の奥が沈下して、舌の奥の緊張が取り除けます。口腔内の前後の遮断がなくなり、鼻腔に流れ込んでいた口腔内や喉の奥からのガスが口腔の方に開放されて鼻臭を感じなくなります。

これは、制御できない喉の奥の緊張を、意識的に緩和する方法です。こうして緊張に伴うのどの奥の不快や鼻臭を回避することができます。

もう一つのおまけです。

HONDA流スマイル法をやっていると、毎年インフルエンザにかかていた人も、サルと同じように、今年はインフルエンザや風邪をひいて発症する確率は非常に少なくなるでしょう。
口呼吸するチャンスが会話以外ではなくなるからです。

人間と同じ霊長類のサルは、口呼吸ができないので、インフルエンザや風邪を引き起こす菌に感染しても発症しないのです。

RE: 名前:HONDA 1/19(土)12:06

>朝の歌とか歌う時に、友達の口臭がどうしても気になってしまいます。

朝は唾液が出にくいので、朝食をしっかりと食べてよく噛むようにしておく事と、歌の時間の前に、おしっこをしておいてからコップいっぱいほどの水を飲んでおくといいでしょう。
歌を歌うと、舌を使いすぎて唾液が不足して乾燥してしまうからです。口が乾燥すると口臭が出やすくなります。(誰でもです。)事前に水を飲んでおくと水不足(唾液不足)にならないので予防できるでしょう。(カラオケの時も同じ)

>友達は気がついているか、いないかわかりません。それで、もしかしたら、自分も気がついていないだけで、口臭があったりするんじゃないか!?っと思って

この不安が、口臭を引き起こす原因になります。強い不安を感じる時、口の中はカラカラになったり、舌の動きが完全にとまってしまい口の中にガスを溜め込み緊張時口臭を引き起こすからです。
不安が持続すると、やがて人にも分かる口臭に発展してしまうので注意が必要です。不安に思うことで、本当はなかったはずの口臭を作ってしまうことがあります。したがって、本当のことを知って安心する必要があります。

仲の良い友達に口臭があるかどうかを直接聞くのは恥ずかしいので、「きのう、焼肉食べたけど臭いが残ってないかな?」という感じで聞くといいでしょう。

このような会話は、特に恥ずかしいことではなく、お互いのことなのでよくやります。

恥ずかしくなく聞くことができるし、友達も、そのような質問には気軽に本当のことを言ってくれます。「全然、残ってないよ」と言われたら、無臭の息だということになります。また、家族を味方にして、口臭があるかどうか教えてもらうようにするといいでしょう。

>何か、ちょっとしたことで、息がさわやかに気にしなくてもいいようになれる方法はないでしょうか。

14歳の頃は、大人への成長途中で、子供の口から大人の口に変わる時だから、子供時代とは違った生理的な口臭に変化します。
歯垢もつきやすくなるので、定期的に歯医者に行って歯垢を取ってもらうようにすることと、以下の記事を参考に日常生活に気をつけているといいでしょう。

中学生から高校生の頃の口臭問題

歯磨きについて考える

食事後の口臭の悩みに対する対応策と、口腔生理学的な考え方

また、口臭が気になるからといって、ぼそぼそしゃべる習慣や、無口になってしまうと、より口臭を増強させます。日常でしっかりと口を使った方が、口臭は起こりにくいです。

息をさらにさわやかにするためには、上記の点に気をつけつつHONDA流スマイル法を実行するのもいいかもしれません。




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