ほんだ歯科の治療では、初診の時に色々と調査を行い、問題点を整理して、各種の検査データ―や事前調査によって得られた情報を元に、なぜ問題となる口臭が起こってくるのかについて分析して、原因の究明を行い患者さんに説明します。これによって治療計画は自動的にできてしまいます。
カウンセリングは私以外にも専門スタッフが対応しています。管理は専門の秘書がつきます。
他の科の問題が考えられる場合は、かかりつけの歯科医や内科医など関連する科の先生に紹介して、地元で治療を受けてもらいます。
ほんだ歯科では口臭治療だけを行います。そのために必要な一般歯科的治療も、常識的に通院可能な患者さんと、どうしてもという希望の強い患者さんを除き、原則としてかかりつけの歯医者でやってもらいます。
(口臭治療に必要な一般歯科治療は原則的にはほんだ歯科では行いません。誰がやってもできるからです。地元歯科医院に紹介します。したがって、そのための通院はありません。)
状況によっては、一般歯科的問題が克服するまでは口臭を中断することもあります。その場合は対症療法的に口臭抑制処置を行ないます。
歯周的問題のみ、通院できる範囲内で対応しています。
口臭治療は計画的に行なわれて、患者と私は最終的なゴール(治療目標)と期間を決めます。それに向けて患者さんは治療に励みます。あくまでも短期決戦です。(長期にやると、お互いしんどいです。)
通常3週間が治療期間で、2回目からは再度評価を行い、結果がよくないときは再度治療計画の見直しや原因調査を繰り返します。双方でうまくいかなかった理由について検討を行ないます。
したがって、時々遠方の患者さんが1週間泊まりこむので何回も治療してほしいというケースがありますが、それは意味がないです。
一つの治療プログラムを消化して成果をあげるのに3週間が必要だからです。
平均的には、数回の通院で、無臭の息(生理的口臭もゼロにできて、たとえ緊張して口臭のレベルが2倍になったとしても他人には認知できないレベル)に到達できるレベルになります。この時点で仮卒業となり、もう3週間安定して完全に無臭の息を保持できれば卒業になります。
ここまでで、確実に3週間おきを守った場合は、2〜3ヶ月(3回〜4回)位で終了することが多いです。
精神不安が強い人や引きこもりや登校不能になっている人については、社会復帰ができるまで、口臭については支援していきます。
又、口臭の見地からのカウンセリングは継続されます。
治療終了後は定期的管理をすることを推奨しています。(再び孤独になり不安を抱く人が多いからです。)
この定期的な管理は、その人の不安度や要望によって1〜3ヶ月の間隔でで行い、口臭治療からは離れて保険による一般的な治療範囲内で歯周管理を行っています。したがって、口臭治療に関する費用は、機械的検査を行わない限り要りません。
又、24時間オンラインによるインターネットを利用したサポートは、卒業した人も現在治療中の人もいつでも利用できます。これは無償で行なわれ、永遠に個別にサポートを受けることが可能です。