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ほんだ歯科における治療
◆ ほんだ歯科では未成年者は、なぜ、親の同意や同伴が必要か?
◆ マウスコンディショナー
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口臭治療の実際--ほんだ歯科における治療手順
◆ほんだ歯科における口臭治療の最新情報
◆最近の新しい指導項目について
◆ ほんだ歯科口臭外来で行っている尿検査の意義
◆家族や医療機関にも理解されない口臭の問題-ほんだ歯科の取り組み
◆ほんだ歯科の口臭測定方法について
◆ほんだ歯科の治療の流れについて(2001年10月の資料)
◆ほんだ歯科口臭外来治療体験談と官能検査
◆ほんだ歯科患者の経験談−自臭症が克服されていく過程
◆口臭を機械的に測定し診断することの難しさについて−ほんだ歯科口臭外来の機械的検査方法について
◆ほんだ歯科で口臭が治った体験−開さんの場合:口臭外来初診−
◆ほんだ歯科口臭外来治療体験談と官能検査:続編(開さんの卒業時)
◆ほんだ歯科治療体験記:開さんの場合(卒業後)
◆ (歯科医師向け)・・・精神科的幻覚による自臭症はほとんど存在しない。新しいリエゾン治療の方向性
◆ほんだ歯科(及び提携クリニック)の治療終了はどのようにして決められるのか??? |
ほんだ歯科(及び提携クリニック)の治療の終了は、
どのようにして決めるのか???
名前:ゆうこ 9/10(水)22:45
先生は口臭治療終了の時どうしたら終わりときめてるのですか 無臭になったら終わりとしているのですか、それとも患者さんが決めているのですか。先生の治療を受けた患者はみんな無臭になったのですか 提携クリニックでも治療を受けたら無臭になりますか
どうしてもお聞きしたかったのでよろしくお願いします
ほんだ歯科(及び提携クリニック)の治療の終了は、どのようにして決めるのか???−1 名前:HONDA 9/11(木)04:24
ひさびさにとてもよい質問です。
けど、都合悪い質問でもあります。
実は、この質問は、ほんだ歯科に治療方法を学びに来られる先生方が、ほんだ歯科の研修を卒業する時の最も重要な卒業試験問題の一つです。この質問に正確に答えられない場合は、落第です。
この掲示板は、現在ほんだ歯科で研修中の先生も見られている可能性があるので、この問題の答えを書きたくないのですが、書いておきましょう。
ほんだ歯科の口臭治療では、毎回、患者の治療評価を行い再評価の結果、再度指導や新たな治療項目が追加されていきます。
ほんだ歯科の口臭治療の最終目的は、口臭をゼロにすることではありません。患者が口臭で悩んできたために低下してしまった精神的生活の質の向上や、自信の回復、楽しい生活が送れるようしてあげることです。できる限り、たのしく後の生活を送れるようにすることにあります。
キスする位置の息を常に無臭の息(Excellent Breath)に、コントロールできることは、そのための手段にすぎません。
全ての患者は、色々な調査・検査を行なってみると、正常であった人は1人もいません。つまり、患者は明らかに問題を抱えてきています。(医学的に正常な人はほとんどいないし、他人に不快感を与える口臭が時々あっても不思議でない人ばかり)
治療が終わる最初の条件は、このような病的問題が解決できること。(たいてい3週間で完了)臭気についてはExcellent Breathが6週間維持できた時です。(これは、検査による再評価で、双方で確認します。) したがって、最短で3回の治療で終われることが多いです。長い人で5回くらいかかかることがあります。(定期的な通院ができた場合)
卒業できるには、もう一つの絶対的な条件が必要です。
患者の不安がなくなり、1人でやっていける自信がついた時です。これが優先されます。これは患者に聞かないとわかりません。 したがって毎回「大丈夫か?心配はないか?やっていけるか?」と何回も聞きます。 毎回患者が書いてくる生活調査表を見て、生活レベルが向上しているか、不安がなくなっているか?は大変重要な評価情報です。 たとえ、Excellent Breathになったとしても、不安がある限りは、治療は続きます。もしくは、管理を強化します。Excellent Breathになったとしても、患者自身は確認できないからです。
多くの患者の悩む口臭は実際には初診の時から、会話等では、我々は全くわかりません。 だから、HONDA流の口臭官能検査は、患者の口の中にまで鼻を突っ込むようにして、臭いを嗅ぎ続けます。患者と同じように感じるのです。(従来の官能検査とまったくちがうHONDA歯科独自の方法です。)
患者は自分が不安になって来ていますが、残念なことにそれを体感することは難しく、したがって、評価は色々な口臭検査機器を複数台使用して、まるで、見えない景色の中で計器飛行しているように治療を再評価していくのです。
患者の悩みがいつ消えたかは、患者に聞かない限りわかりません。したがって、卒業して管理に移行する決断を下すのは、ドクターではなく患者自身なのです。 これが、一般的な歯科治療やほんだ歯科以外の口臭外来とはまったく違うことなのです。 患者が評価するシステムです。
ほんだ歯科(及び提携クリニック)の治療の終了は、どのようにして決めるのか???−2 名前:HONDA 9/11(木)04:46
したがって、時々 Excelelnt Breath(究極の無臭)になっていないけど Fresh Breath(普通の人たちのさわやかな息=さわやかな臭いがする=生理的口臭はある)で、不安が消え満足する人がいます。 このようなケースも卒業対象になります。ほんだ歯科の臭気コントロールレベルには到達していないけど、患者の不安が消えたからです。 したがって、治療の目的と手段は違うことと、主観的(患者自身の)悩みでやってきたから、卒業は主観(患者の思い)で決めるのが、HONDA流です。
この理念は、提携クリニックに引き継がれています。
しかし、私はとても疑い深いので、患者が本当に不安がなくなったかも信用できないし、ほんだ歯科を卒業してから、どうして過ごしているか、気になって仕方ないので、全国から、いつでも不安な時はサポートを受けられる体制(患者専用掲示板)や優先的管理システムがあり、不安になった時はいつでもすぐに、優先的に管理してもらったり、再診を受けられる治療体制があります。
しばしば、口臭は克服できても、長年悩みすぎてすぐには消えることのない心の傷が癒えない場合は、ほんだ歯科の口臭治療や治療システムに精通している、一緒に口臭治療をサポートしている精神科医による心のケアーも受ける体制もあります。 さらに、国際的に有名なアメリカの口臭クリニックとも連携があり、いつでも連絡を取り情報交換できる体制と、歯科ではなく医科の大学との研究連携や口臭に関する専門企業との連携もあり、もしもの時は総力を上げてサポートできます。
提携クリニックでも、規模は違ってもこのようなシステムを持っており、もしも、提携クリニックで対応ができなくなった場合は、ほんだ歯科が最終的に全面的に治療を引き継ぎ、永遠のサポートを行なう体制になっています。 提携クリニックは、私がもっている全ての情報とコネクションを利用できます。
患者の悩みが消え、楽しい生活が送れるように万全の体制をしいています。
このような、治療体制の規模は、私の知る限り世界でも最大の規模であると確信しています。
もしも、それ以上の治療体制と専門スタッフをもつ口臭クリニックがあれば教えて欲しいくらいです。
提携クリニックはこれから先、どんどん出来てくるので、安心してください。
現在は、中国、韓国からも要望があるので、やがては、中国や韓国にも提携クリニックが誕生するでしょう。
-2003年-
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