ほんだ歯科における治療
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家族や医療機関にも理解されない口臭の問題-ほんだ歯科の取り組み

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ほんだ歯科で口臭が治った体験−開さんの場合:口臭外来初診−

ほんだ歯科口臭外来治療体験談と官能検査:続編(開さんの卒業時)

ほんだ歯科治療体験記:開さんの場合(卒業後)

(歯科医師向け)・・・精神科的幻覚による自臭症はほとんど存在しない。新しいリエゾン治療の方向性

ほんだ歯科(及び提携クリニック)の治療終了はどのようにして決められるのか???
   

家族や医療機関にも理解されない口臭の問題-ほんだ歯科の取り組み

気にしすぎでもないような・・・ 名前:あきこ 9/16(日)10:50 

こんにちは。お久しぶりです先生。
あきこです。

昨日母親に口臭のことを話してみると、
「あなたがそんなことで悩んでいたなんて知らなかった」
と言われました。
私は、小学校の時に母親に「口におうよ。」と言われて、
それからなんとなく気にしていました。

母曰く、「今はにおわないから、問題ない」そうです。
でも、確かに学校ではにおっているようで、友達の態度で分かります。

母も私も頑固なので、私「臭いんだって」。母「臭くないって」。
の繰り返しでした。
話をうち明けることで開放感は得られたのですが、
母には私の話にもう少し、うんうん、と聞いてくれる体制で
いて欲しかったです。

母は、このホームページのことは全く知りません。
自分の知っている事しか信じないというか、
私のことを、自臭症っぽくとらえているようです。

これから、友達にもうち明けようと思うのですが・・・。
友達の方が、より近距離で話したりするので、
正確な判断をしてくれると思います。

ほんだ歯科のキャンセル待ちも予約していますが、
早く治療をしたいのでまずは近くの大きな病院に行って来ます。


家族や医療機関にも理解されない口臭の問題-ほんだ歯科の取り組み−1 名前:HONDA  9/17(月)03:37

>母も私も頑固なので、私「臭いんだって」。母「臭くないって」。の繰り返しでした。話をうち明けることで開放感は得られたのですが、母には私の話にもう少し、うんうん、と聞いてくれる体制でいて欲しかったです。

この問題は、家庭においてのみならず、ほとんど口臭治療を専門とする大学病院クラスの口臭外来や歯医者でも、担当医との間で繰り返される事です。
家族は何回もこの議論を行うと疲れてしまい・・・「またか!」という気持ちと、少し「頭がおかしくなったのでは?」と思ってしまうことです。

口臭治療を専門とする先生方は、ほぼ同じような現在の日本のスタンダードな口臭治療概念で治療するので、このように 現場で確認できない口臭で患者が訴えてくる場合は、まず、色々な理屈をや口臭測定器(実際には口臭を測定できていない代物です。)のデータ−などを示して、「異常が無いこと、問題がある口臭がない事」を患者に説得します。
これに納得すれば治療は終了です。そのような人は、このホームページや掲示板にはたどり着きません。時には、誰にでもある「生理的口臭」だと言われたりします。
これは、現在の学術レベルでの「口臭」の概念が極端に一般的歯科治療範囲に限定されていることと、どうしても狭い歯科的範囲で口臭を捉えようととするからではないかと思います。
歯科医が中心になって口臭を研究したり専門としようとしているからです。このような説明やカウンセリングで救われる一部の人たちは問題はないです。
しかし現実には、同じような、精神生活を非常に落としている「自臭症」およびその予備軍の人は急増しています。あきらめてしまった人も多くいるのです。
このように家庭や医療機関にも口臭の悩みが、実在しない口臭だと決め付けられて認められない事が、精神的問題を引き起こしていくように考えています。

でも、いわゆる歯医者や精神科医や口臭専門医が認めている生理的口臭も、実際には診療室で官能的には認知される事もないし、現在の口腔内ガス測定器(口臭測定器と言われる機械です)でも検知されることはないですが、これらの生理的口臭を、実験によって簡単に作ることもできます。また、自臭症の人の口臭も条件次第で発生していると考えられます。生理的口臭を認めて、しかし、自臭症の訴える口臭は認めないという口臭専門医の姿勢に問題があると思います。

また、ある程度の口臭(社会的容認の範囲の口臭)は治療の必要性がないと提案されている事も問題で、社会は口臭を容認していないから、口臭が問題になっていると思うのですが、どうも口臭に対する考え方や定義が、治療する側の都合によって決められ、患者の気持ちや悩みを配慮していないような気がします。患者側の治療の必要性は無視されている気がします。

自臭症の患者さんは、どんな口臭治療の専門機関でも「気にしすぎ・・」あるいは「精神科紹介」で終わっていきます。また、歯医者は精神科に紹介するだけで、その後の口臭という見地からのサポートは全く行わない事も問題です。
地動説を唱えたガリレオは宗教裁判で死刑判決を受けても「それでも、地球は回る・・」といったのと同じで、自臭症の人は「それでも、口臭はある・・」と言うのと似ています。
したがって、現在の日本の口臭治療事情はこの当時の、宗教的なあやまった概念が支配しているのではないでしょうか?

思い切って、少し歯科のことを勉強された内科の先生が口臭治療を担っていくようにしたほうがいいような気もします。(歯科的・口腔生理的専門知識以上に、内科や耳鼻科など他の医学的領域の知識が同じほど必要だしカウンセリング能力も必要だからです。)
領域を超えた場合は歯科の先生は治療すべきでないという口臭専門医もいるのですが、その場合は、口臭専門医とはいえないし、口臭外来ではなくなるような気がします。一般歯科治療だけで治るような口臭は、一般的歯医者で十分対応が可能だからです。例え、よその科の先生が治療にあたっても、口腔生理や一般歯科的専門知識はは不可欠になります。
また、口臭治療は別に歯科医が行わなくてもできます。元々、日本では内科の先生がはじめられた経緯があります。
歯科的問題が考えられる時は、歯科医師に問題点を治療させればいいわけです。(ほんだ歯科でも、歯科治療が必要なケースは、できるかぎりかかりつけの歯科医に紹介しています。)口臭治療と歯科治療は明確に分離しています。現在の歯科治療の中に口臭治療を含めようとするから色々な矛盾が起こっているように思います。

しかし、どうしても納得できない時は口臭外来では、精神科的問題の口臭として、心療内科や精神科に紹介されます。少し進んだところでは精神科医と一緒になってカウンセリング治療を行うリエゾン治療(精神科の治療の取り組みで、他の科の先生と一緒に精神科医が主導で行われる治療です。)が行われます。それでも、口臭に対する具体的なケアーが無いのが普通です。
ほんだ歯科の場合は、必用に応じて精神面のケアーについて心療内科に協力を要請しますが、その場合も必ず並行して口臭に対する抑制やケアーやカウンセリングは続けます。
心的問題と口臭の問題は関係あるが、別の取り組みが必要と考えるからです。

家族や医療機関にも理解されない口臭の問題-ほんだ歯科の取り組み−2  名前:HONDA  9/17(月)03:38

私は、口臭外来を設立した1999年6月以前の一年前から、これまでの理論では解決できなかった「自臭症」の患者(ほんだ歯科の歯周管理の患者で、精神的問題とは考えられなかったからです。)に対する研究的治療を無償で実験的に開始し、「自臭症」の人の問題となる口臭は必ず実在するが家庭や診療室では確認できない(いずれのシチュエーションも、口臭起こしてもよい環境だからです)口臭であると言う仮説を立てて、いつ、なぜ、どのような仕組みで問題となる口臭が発生しているかについて、患者と一緒に調査を行い自分なりの理論や取り組みを確立してきました。(しかし、近い距離で悩んでいる臭気の特定は可能です。)
仮説が正しく、そのメカニズムの解析さへ間違わなければ必ず治せる確信を得て、独自の手法(治療体系)を確立してから、最初からすべてのタイプの口臭に悩む人を受け入れる口臭外来を作りました。もっとも、その後も、どんどん治療法の開発や、考え方の整理、日本以外の口臭治療の最先端であるアメリカの先生方やアメリカの口臭産業界の民間企業開発者とも連携を深めながら、まったく独自の理論と開発を行ってきています。現在も休むことなく続けています。現在は息を完全無臭化する取り組みがテーマになっています。

最近は天然素材の研究と口臭ガス発生メカニズム(生体科学的メカニズム)の解析から、ほぼ実験室レベルで揮発性硫黄ガスを瞬時に無臭化する物質の精製と調合に成功して現在世界特許申請の準備をしています。
新しい治療製品やエステ製品として期待できます。すでに近いうちに、全く新しい治療法としてほんだ歯科に試験的導入を行います。(特許の関係から学術発表は、遅れますが・・詳しくは書けません。)また、生理的口臭もコントロールする、息の完全無臭化エステ治療への可能性を模索しています。そうすれば生理的口臭で悩む事も怯える事もなくなるでしょう。
これらの成果は、口臭外来を設置した時から多くの民間会社の研究者や医科の大学や薬学部の先生たち、アメリカや中国の臨床医とも連携を深めブレーン集団を形成し、「Exccellent Breath Project」という Project チームを作って、専門家集団とブレーン集団、及び独自の研究開発集団からなる組織的な取り組みを行ってきたからできている事です。
また、国際的な独自のネットワーク網や情報収集部門も充実しています。現在では、ほぼ全世界の口臭抑制に関する製品や治療薬が集められ分析されています。
その人材の能力とスタッフの数やスケールは世界一ではないかと思います。また、学術的な裏づけを取る事は重要な事で、そのための専門スタッフも抱えており、今後は学術面でも活動を準備しています。

このように、私が1人で取り組んでいるのではなく、非常に多くの、本気で取り組む人たちがほんだ歯科の口臭治療を支えています。初めての取り組みと言うのは、莫大な費用と労力とスタッフが必要です。

もしも、誰にでもある生理的口臭で悩みその結果、精神的社会生活が脅かされるとすれば、生理的口臭も無臭にするか、あるいは、コントロールできるようにしていかねばいけないし、ましてや生理的口臭と同じく確認が難しい自臭症の人も口臭も解決するのが口臭専門治療だと考えています。この様な取り組みには、どうしても歯科の専門知識が必要なので、やはり歯医者が口臭治療をこれからも担っていかねばいけないように思いますが・・・今後の課題です。

それと大切な事は、自臭症の人たちはもっと色々と発言していくべきで、自臭症は取り組み方次第で、必ず治る事を訴えていかねばいけないし、患者側からの問題点をアピールしていく必要があります。そのような場を、ここでは提供しているのです。そのことが 全国で誰にも相談できない孤独な人たちの救いになり勇気を与えると思います。

RE:気にしすぎでもないような・・・ 名前:HONDA  9/17(月)03:39

>これから、友達にもうち明けようと思うのですが・・・。友達の方が、より近距離で話したりするので、正確な判断をしてくれると思います。

それはとてもよいことです。本当の友達なら必ずあなたの味方になってくれます。誰でも、人に言えない悩みの一つや二つはあります。


>早く治療をしたいのでまずは近くの大きな病院に行って来ます。

一般歯科的な問題だけが原因による口臭であれば、容易に治るはずです。



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