特集/こだわる人へのベータマックス

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更新日2002.09.19        

現在,家庭用VTRフォーマットとしてVHS系,8mm系,さらにDV,DVDもあらわれ,ベータ,EDベータは,「デッキが元気なので捨てきれず現在も稼働」,「いっそ、マニアとして使い通したい」派にわかれるんじゃないでしょうか。ベータフォーマットの素性の良さは、御存知ですが,ついにソニーも年内に生産中止の決定を下し、これから1台目のデッキとして買う人はまずいないですが、丈夫なベータ機は,まだまだ世界中で稼働しています。

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このページを開いた方にとって「VHSとの違い」とかいう次元の話は不要かと・・・。分からない人は映画「陽はまた昇る」を見てください。

 さて、そんな私も今でも現役で稼働しているのが、今から15年前に買た,SL-HF500である。(Hiband Beta Hi-fiで1987年発売,当時はやりのデジタルピクチャーは搭載していないが,スチル画・スローがむちゃきれいだった。)

 それまで、CDやFMの録音はラジカセでやっていたものだから、ベータハイファイで録音したときの高音質には,カタログの宣伝文句どうりで、ぞっこん惚れ込みました。それと映像入力端子に,兼PCM録音入力と書いてあるところなんか,今思えば,日常使ってた人いたのかな。

最近のVTRは,HI-FIメーターの省略,オーディオレベルの調整もできないのがほとんどで、MPXフィルタースイッチなど時代を感じさせます。

 

この録音機としては翌年ヤマハのカセットデッキKX−R700を買うまで続きました。

当時は高校生だったこともあり、2ヶ月分のバイト代で買ったものだが、最近は再生ボタンを押すと,たまに早送りになったり、またあるときはなんと録画になってしまうという,誤動作こそ起こるが、メカ駆動系は元気そのものです。

そういえば以前、日本橋で放送局払い下げというベータカム用のBCT20というソニーのテープが保存用の蓋つきハードケースに入れられていて700円でうっていました。それをこのデッキで録画したら、とてもシャープな画像で、色のりが普通のテープよりもわずかにうすいものの、値打ちのあるモノだと確信していたのですが。今でも売っているところがあるのか?

モニターには5年ほど前,事務所改装処分品としてタダに譲ってもらった1981年製のプロフィールというやつが22年目の今も,故障の1回なく動いています。マニア向けの製品はそれなりに丈夫につくられているのでしょうかねえ。

*2000/09/24追記:1981年製プロフィールはすでに補修部品が無いそうです

 

 1998年4月にMDデッキ(MDS−JA3ES)の録音不良でソニーのサービスマンを呼んだのだが、10年前にベータのヘッド交換に来てくれた人と同じ人で、むこうも、わたしのこと(HF500のベータユーザーなんて担当エリアに皆無でしょう)を覚えておられて大変うれしく思い、ついでにベータの補修部品について色々尋ねたら,ヘッドは在庫有とのことで工賃ともに2万円以内で収まるらしいです。

*2000/09/24追記:2000年9月22日、またもや同じ症状がこのMDで再発、ついでにベータ機も接触不良をなおしてもらいました。今回も同じかたが修理にこられ、私が引っ越したことも覚えておられて大変うれしかったです。ちなみにベータの方は込みで9450円,MDはOHも兼ねて、預かり修理となりました。

 誤動作についても、前面パネル交換で直るらしく、これまた在庫有ということでした。驚いたのは、即答で在庫がわかるということで、ベータユーザーは結構問い合わせする人が多いのかなと、感じました。

 でもお金があったらベータプロHF-900やHF3000がほしかった!

一応現在もBetamaxは2機種が現役で発売してるようですが。おなさけですね・・

 89年頃までラインナップされていたモデルはどれも個性的で,一度は手にしたかった,とお感じの人はいるのかなあ?

   HF-3 ・・・日本語表示のHiband Betahi-fi

   HF95D ・・・SHBモード録画・モザイク掛け機能付き。

   HF85D ・・・95Dの廉価版。SHBが非搭載

   HF-EX7 ・・アンプ搭載サラウンドビデオらしいが現物を見たことがない。

   HF507  ・・HF-500の兄弟機。見た目も機能もそっくりだが、こちらの方が1年発売が早く,定価が6万も高かった。一去年の夏,日本橋で中古展示で18000円位で売ってました。

 

 ベータを買い換えるか,今のをとことん使うかと言う選択肢といっても、もう、新品なんて皆無だし、どっか中古品やネットオークションでgetするしかないのだろう。

 ということで,2001年5月初めに、HF1000Dが49800円(そこから交渉値引き可能)で日本橋で売られていました。私も現在は社会人で、49800円ならなんとか頑張れる金額なのですが、とうとう1昨年11月にパナソニックの民生機S−VHSビデオ(NHK払い下げらしい?)「NV−FS900」1990年製を中古で28000円で購入したばかりで,置き場の関係から当面HF500を稼働させることにしました。

 で、VHS機の購入にあたり

 ・HI−FIメータ付きでオーディオレベルのマニュアル設定可

 ・画質の色合い,シャープネス調整可

 ・ツインFEヘッド

 ・最低でもリモコンでジョグシャトル対応

 ・VISS,サイマルキャスト,アフレコ機能付き

 ・BSは不要

 ・安い

という条件を考えていたのですが、現行機種でこれらを満たすものは残念ながら皆無で、「中古のSVHS=バブル時代のデッキ=物量がつぎ込まれている」という勝手な法則を考え,購入を決めました。最近の機種にありがちな便利機能はあまりついてませんが画質はなかなかなものです。^^)

クスソニープ

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